マイケルブレッカーの「Wide Angles/Michael Brecker Quindect」にも名を連ねて居るけど、今回はホランド閣下の「Pathways / Dave Holland Octet」の時に、リーダー作を検索したことからご購入。 けど、そん時は、クリックに及ばなかった。一枚、パットメセニーの曲を2曲演奏してるアルバムがあって、これを悩んだけど、サックスがシーマスだったから、、とりあえず、って、ところ(人はウィッシュリストとも言う)に投げておきました。そのおかげで?新譜の案内が入って、従って、リーダー作はお初じゃ。 ピアノレスでワンホーン、メンバーは豪華だけど、ジャケットは相変わらず地味が取り柄なクリスクロス盤! 全9曲は、リーダーのオリジナルが4曲、彼が敬愛するウディショウの4曲とラリーヤングの曲が1曲。 ウディショウに捧げてるとのことで、本当ならその辺がきちんとわかっていた方が面白いのでしょうが、ウディショウのアルバムのリーダ作は、たった、、三枚っす。えぇ~い、、ご容赦!!んじゃ、いけっ!
オープナーは彼のオリジナルGreenwood I 。ギターとベース、ドラムと重なって誘う冒頭、躍り出るはまるでヨーロッパのあの大御所のようなクールなフレーズ&音色でアレックス。変拍子でちょっと捻れながら、いとも簡単に拍子、テンポを操りながら、4ビートでいきなり走り抜ける姿は、さすがニューヨークで20年も伊達に生きてない。ロジャーズも切れ味ばっちりでスリリング。もう、2人でかっこいい。後半のサンチェスとロジャーズのだめ押しもダークでクールでええですわ。 ラリーヤングのObsequious。ウディショウの愛想曲なのかな。とっても現代的でクールな演奏。アレックスのソロがめちゃかっこいいと思ったら、ロジャーズもそれを追い越す勢いでかっこいい。 Cassandraniteはウディショウの曲。どうなんでしょう、ギターなので比較的空間使いも自由な分アレックスは、かなり奔放に吹きまくってるし、ロジャーズも裏も表もキレキレだ。ベースソロが入るんですが、これがまた高速パッセージ難なくこなして、アレックスとロジャーズのユニゾンなんかも現代的だよねぇ。