2005年02月28日
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カテゴリ: 映画
 受賞作品を一本も観てないのですが、大好きなクリント・イーストウッドが作品・監督ダブル受賞とのこと。とっても嬉しくにっこりしました。
 残念ながら、WOWWOWに加入していないので、さっきネットでチェックしたとこです。生で観た方、羨ましいです。
 そうそう、シドニー・ルメットが名誉賞を受賞したのも嬉しい!「12人の怒れる男」「狼たちの午後」の監督ですが、無冠だったんですね。知らなかった!
 無冠といえば「アビエイター」のマーティン・スコセッシもオスカーとったことないんですよね。ノミネートはされてもオスカーとってない人って、多いよね。

 今日の映画は「暗黒街の二人」
アラン・ドロンとジャン・ギャバンが共演しています。
タイトルから、ギャング映画か犯罪映画だとおもっていたのですが、ちょっと違いました。

 ジーノ(アラン・ドロン)は銀行強盗の罪で12年服役することになっていた。保護司シェルマン(ジャン・ギャバン)はジーノの服役中の態度を見、2年早い10年で出所できるよう取り計らった。ジーノは出所し、就職し、妻ソフィと静かな生活を送る努力をする。昔の仲間が訪ねてきて、強盗団に戻れと誘うが、きっぱり断る。ある日、シェルマンの家族と一緒にピクニックに出かけた帰り道、無謀な運転をする車と接触事故を起こし、ジーノは重症をおい、ソフィは亡くなってしまう。

新しい職場を見つけ、シェルマンの家族の見守りもあって彼は元気を取り戻す。そして銀行に勤めるルーシーという恋人も出来た。再び、幸せな日々を取り戻した彼を、銀行強盗のときに逮捕した刑事が見つける。刑事はジーノを執拗に付回し、昔の仲間と偶然出会い、話をするところを目撃する。
そんな時、昔の仲間が強盗事件を起こしてしまう。

 前科がある人が出所後、静かに暮らすのは日本であれ、フランスであれ、難しいのでしょうか。
 ジーノを付回す刑事の卑劣さ、本当に腹立たしかった。救いはジーノの就職先の主人が、刑事に対し毅然とした態度でジーノをかばったところ。
 そこから先は、なんて運の悪い男なんだろう、かわいそうで気の毒で、後味の悪いラストです。あまりの救いのなさに、しばらく呆然としてしまったほどです。
 犯罪者の更正、犯罪者への偏見といった重たいテーマの映画です。
後味の悪さは相当なものですが、見て後悔することはないと思います。








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最終更新日  2005年02月28日 16時34分12秒
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