ロッタちゃんはじめてのおつかい | myteeのつれづれ道草日記

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2006年05月20日

風邪で幼稚園を休んでいたムスメと鑑賞。
ロッタちゃんと同じ５歳児なので、心から共感して観ていた様子でした。

舞台はスウェーデン。ニイマン家の末っ子ロッタちゃんは、ちょっと生意気で理屈屋の女の子。
ある朝、ママがちくちくするセーターを着せようとしたり、ココアを飲まなくてもいいのよ、と言ったことが気に入らない。セーターをはさみで切ってゴミ箱へ捨て、お隣のベルイさんの納屋に引っ越してしまうが…

「私も子供の頃、こんなだったなぁ…」と言うのが第一印象。
５歳の時ではなかったけど、家出したこともあるし(笑)
子供って、子ども扱いされるのが大嫌いで、でも一人で何にも出来ないからキーキー喚いて周りを振り回すんだよね。
そして、叱られてベソかいて…その繰り返しだったような気がします。

映画の中ではロッタちゃんをとりまく大人たちが、とても大らか。

自分が子供の頃、こんなふうに接してくれる大人がいたら良かったのになぁ…
ムスメに対して、子供の目線に下がって接してやれるといいんだけどとか考えてしまいました。

何度も観ていて内容も分かっているのに繰り返し観てしまうのは、我がままで生意気で、とってもキュートなロッタちゃんに癒されてるからなのか、自己投影して観てしまうからなのか…
こんな子が自分の娘だったら大変だけど、でも、可愛いんだよなぁ。

美しい町並みやインテリアも素敵で、動く絵本の世界に迷い込んだ気分になる、キュートでほのぼのした作品です。
同じ年頃のお嬢さんがいる方、特にお勧め。
原作は「長靴下のピッピ」のリンドグレーンです。

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