オレンジピール
薬効があるのはビターオレンジの方。
甘酸っぱくフルーティーだが、ほのかな苦味がミックスされていて飲みやすい。
停滞する脾臓や胃の気を強くするので、消化促進や胃腸を整える効果がある。
胃のもたれ、下痢、ストレスなどによる過敏性腸症候群の症状を抑えるのに効果的。
鎮静効果もあり、眠れない夜に飲むとぐっすり眠ることができる。
夜眠る前にお勧めのブレンド
（オレンジピール、ジャーマンカモミール、レモンバーム）
去痰作用もあるので、痰が絡んだ咳に効果あり。
お勧めのブレンド
（オレンジピール、エキナセア・ルート、エルダーフラワー、タイム）
中国の漢方では、熟したみかんの皮を「陳皮」と言い、オレンジピールと似た薬効を持つが、熟していないのを「青皮」と言い、こちらは肝臓や胆のうに効くので全く違う薬効になる。
「マンダリン」という名前でも知られている。
他に「オレンジフラワー」と言って、花の部分も飲用できるのだが、あまり大きな効果はもたらされないので、ほとんど皮だけが使用される。
他のどのハーブとの相性もいいので、ブレンドにする頻度が高いハーブ。
似たようなものでレモンピールもあるが、オレンジの方が断然お勧め！
オレンジから採ったアロマエッセンスも、３種類あって、
ネロリオイル : 花から
プチグレン ： 葉と茎から
ビターオレンジ： 果皮の圧搾法にて
と、部位によって香りや効能、値段も様々。
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