ねこてのわにくきゅう

ナゴムのこと

　今から１５年以上も前のこと。ＢＯØＷＹやレベッカなんかが活躍していた時代にINDIESシーンにはナゴムがあった。有頂天・筋肉少女帯・たま　などのバンドがいて、ナゴムギャルと呼ばれる追っかけの女の子たちがいたことはあまりにも有名？！
　田舎もんなので、ナゴムギャルなんてみたこともなかったけど雑誌でみたそのスタイルにあこがれていたのだ。髪の毛はオダンゴ、ヒラヒラのついた洋服とオーバーニーソックス。アイテムを手に入れるため３時間かけて札幌まで買い物に行ったことを覚えている。
　近くのレコード屋には当然有頂天のレコードなんて売っているわけもなく、友達がラヂヲで録音したテープをダビングしてものすごいノイズのなかで有頂天の「カイカイデー」なんかを夢中になって聞いたもんです。
　中古屋などであの頃のCDを探しては買いあさっている今日この頃。でも、もう廃盤になってたりしてなかなか手にはいんないんだよねー。

※「ケラの遺言」小林一三　というもう廃盤になってしまった本があります。
有頂天のケラが書いた本なんだけど、それがとっても面白い！！面白かった！！ あまり記憶は確かじゃないんだけど、その本の中にお芝居の台本みたいなとこがとってもシュールな笑いでよい。記憶にあるところだけ・・・。 　
「わたしの名前はアリス。アリスオンべりゲ。逆さに読むとゲリベンヲスリャー１４歳。」云々。
　ほかに、おとーさん　おねーちゃんなんかがいて登場人物すべてが逆さに読むと「ゲリベン～」になるという暗黒舞踏家の一家のお話。

　どうしても欲しくて、FUKKAN（復刊）サイトにリクエストしました。１００人集まると復刊できるとのこと。ケラ大好きという方、わたしと一緒にリクエストして～～。