海のアトリエ  別館(海のアルバム)

海のアトリエ  別館(海のアルバム)

232日~241日




9月25日

生後232日、我が家に来て191日目

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いつも夜寝る前にほんの少しだけ外で遊びます。

カティはそれを楽しみにしていて、「わん」と催促します。

短い時間なのですが、ゆっくりお散歩するのとは違って、飛び跳ねてはしゃぎます。

ついつい遊んでいて勢いに負けて鎖が手から離れてしまいました。

カティは一目散に駆け出します。

こうなると大変な追いかけっこになるのですが、以前主人が追わないで逃げるとカティの方で追って来たと言っていたのを思い出し、咄嗟にカティと正反対の方向に走ってみました。

自分を追って来ないと気付いたカティが大慌てで方向転換して私を追って来ました。

カティの方が私より走るのが早いので、すぐ私を追い越して先に走って行ってしまいました。

カティのスピードがかなりあるので引きずって走っている鎖をすれ違い様に捕まえるのもけっこう大変です。

私はまた向きを変えてカティを置き去りに走り出しました。

こんな追いかけっこを数回繰りかえし、やっとカティの鎖を足で踏んで押さえ、捕まえる事が出来ました。

でも、その事をあんまりカティに意識させないように暫く鎖を持って走りました。

カティは相変わらずじゃれながら追ってきます。

この分だとこの次同じ事があっても捕まえられてしまうと意識せず、また追い掛けてくれるでしょうか?

鬼ごっこは自分が鬼になって捕まえるより、カティに鬼になってもらって追い掛けられる方がはるかに楽です。



9月26日

生後233日、我が家に来て192日目

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すっかり秋らしく涼しくなった為か、水煮の鶏胸肉や、ささ身肉のほぐしたものをドッグフードに混ぜた手作りプラスが気に言った為か、このところだいぶ食欲が出てきたカティです。

身体も少しがっちりしてきたように思うので体重を量ってみました。

と、言っても体重計の上で大人しくしてくれないので私が抱いて量って、その後私の体重を引くというやり方です。
何せ私が重いので誤差が大きくなるのが欠点。

でも、ちょっと増えているみたいでした。

10kg弱くらいでしょうか?一応9・8kgとしておこうかな?

まだもう少し体重は増えそうです。

今日は私が展覧会の会場当番を3時間程する日だったので御留守番が少し長かったのですが、誰もいない家で悪さもせず、良い子に出来ました。

実は明日も搬出と反省会があるので、またカティだけで御留守番です。

ちょっと可哀想なので、家にいる間はいつもより沢山お散歩をしたりかまったりしていますが、明日も良い子に出来るかな・・・・


9月27日

生後234日、我が家に来て193日目

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今日はお姉ちゃんが授業を取っていない日だったので、カティはお留守番をしないですみました。

お姉ちゃんの事は大好きですが、あんまり言う事を聞きません。

調子に乗るとお散歩の時、後ろからお姉ちゃんのジーパンにガブガブ噛みついてふざけます。

「だめ、だめ」なんて言われても、お姉ちゃんは恐くないので知らんぷり。

きっとお姉ちゃんの事は遊び仲間か、兄弟くらいに思っているのでしょう。

ちょっと思い違いなんだけど、可愛いからまあ、いいか。

朝方、夢を見ました。

良く見る迷路のように入り組んだ階段や廊下やドアのある、さびれた建物の中で外に出られないで迷っている夢です。

だいたい精神的に行き詰まっている時に見ます。

ドアを開いても、開いてもまたドアがあったり、窓の外が壁だったり、終わりの無い螺旋階段が続いていたり、困り果てていると、行き止まりの部屋の破れた窓の陰からミニチュアダックスがひょっこり現れました。

もしかしたらあの窓の向こうは外かもしれないと希望が湧き、殺風景な荒れた工場のような部屋に居る不安感が急に薄れました。

何時の間にか私の足元にもう1匹、同じようなダックスが居ます。可愛いさに、心が和みました。

なんとなく、もうここから出られるという確信が湧いてきて、可愛い犬に手を伸ばしたいと思った時、ふと気がつくと左手で胸に小さなカティを抱いているのに気がつきました。

貰って来たばかりの頃の小さな小さなカティです。

なんて、可愛いのだろう、・・・とても嬉しくて、カティをしっかり抱き締めて、目が覚めました。


9月28日

生後235日、我が家に来て193日目

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まだ夕方の光が明るい時間に散歩に行くと良く会う小学生の男の子達がいます。

自転車で上水に遊びに来ている二人組で、小学校3、4年生くらいでしょうか。

カティを見つけると寄って来て可愛がってくれます。

「可愛い」「柔らかくて気持ち良い」などと口々に言いながら撫でてくれます。

カティは子供が大好きなので大喜びしています。

サービスして「おすわリ」も「お手」も「おかわり」も「伏せ」も、出来る事は全て得意気にやって見せます。

子供達が「おおっ」「すげ~」と誉めてくれるのが嬉しいようです。
犬、飼いたいなあ」「おれも犬欲しい」

「うち、マンションだけど犬を飼ってもかまわないんだ。」

「お母さんに頼んでみようかなあ、」

二人はカティを触っているうちに犬を飼いたい気持ちが募ってくるようです。

お家に帰ったらお母さんにおねだりするのでしょうか?

「ぜったい毎日散歩もするし、きちんと世話するから飼って」なんて言うんですよね、子供って。

でも結局犬の世話はお母さんの役割になってしまうのは目に見えているから、忙しいお母さんはなかなか

「うん」と言ってくれない。

これから家に帰ってからの子供達とお母さんの攻防が目に見えるような気がします。

飼ってもらえると好いね、

「また、遊んでね」と子供達と別れました。



9月29日

生後236日、我が家に来て194日目

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毎日、目に見えて変化していくような成長はもう止まりました。

写真を撮っても、この先差程変わり無い成犬の姿になってきました。

思ったより小柄で華奢ですが、想像していたのに近い毛の長い(ハスキー犬×紀州犬)みたいな姿です。

こんなに大人っぽくなったのに、自分の尻尾を追っかけてぐるぐる回る子犬っぽい仕種は今だに毎日します。

思いっきり走り回りたいのに鎖に繋がれていて出来ないので、欲求不満解消でやっているみたいです。

リードを外し放してやりたいですが、都会ではなかなかそうもいきません。

公園や林で放す人もいるのですが、やはり他人の迷惑を考えてしまいます。

いくら大人しい犬でも、嫌いな人には恐ろしい存在ですし、万が一の事故も考えてしまいます。

犬嫌いの子供が逃げて車道に飛び出し、車に轢かれたら?

おばあちゃんがびっくりして転倒して骨折したら?

何かに驚いてパニックを起こして走り出し、迷子になって行方不明になってしまったら?

第一、リードを外すのは禁止されている行為なんですよね。

カティには可哀想ですが、我慢してもらうしかありません。

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しかし、この姿、・・・いつも狐の襟巻きを思い出しています。



9月30日

生後237日、我が家に来て195日目

このところ急に涼しくなって秋めいてきました。

カティも寝る時に寒いかもしれないと思い、夕べ毛布をあげました。

やはり、全然敷いて寝てくれません。

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でも、毛布はとても気に入ったらしく、大事そうに引っ張って、抱え込んで噛み噛みしながら寝ていました。

涎だらけ、・・・しかもすでに今日は破れてきています。

何せ一生懸命齧ります。

う~~ん、ブッチと同じだあ。

ブッチも毛布でもクッションでもひたすら齧ってすぐぼろぼろにしたっけ。

でも、まあいいかな。今日のカティは何となく満足気な顔に見えます。



10月1日

生後238日、我が家に来て196日目
秋らしい爽やかなお天気です。

日中は日差しも強く気温も上がってきました。

なりをひそめていた蝉がここぞと鳴いています。

諸行無常を感じます。

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実りの秋、色々な草に実が成ります。

すぐに薮に顔をつっこみたがるカティには、うっかりすると、イノコズチ、ミズヒキソウ、チカラシバ、センダンなどの俗に言う「くっつきむし」の草の実がびっしり付きます。

柔らかな長い毛に絡んだ草の実を取るのは結構骨が折れます。


子犬は元気いっぱいで、諸行無常に浸るには程遠い喧噪と活力に溢れています。

足元のどんぐり(クヌギの実)にじゃれつきながら、草の生命を明日に繋ぐべく、身体中に付けては振り撒いています。


10月2日

生後239日、我が家に来て197日目

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今日もお散歩の後は草の実だらけ。



ちくちくしないのかなあ?

全然気にしてる様子はありません。

これから先、暫く草の実には悩まされそうです。



10月3日

生後240日、我が家に来て198日目

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ちょっとつまらなそうな顔をしているのは欲求不満だから?

夕方の散歩の後の写真です。

散歩していて木の根っこにつまずいて右足の親指の靱帯を痛めました。

主人は何故か急にぎっくり腰。

二人して医者通いです。

散歩はびっこをひきながら私がしています。

でも、いつもよりずっとゆっくり歩いて、歩く距離も少ないので、つまらなそうです。

朝夕2回の散歩では足りないので、夜、娘が散歩に連れて行ってくれます。

私もカティに引っ張られながら歩くよりはずっと足に負担がかからず、楽なので、娘と一緒に散歩に行きます。

そうすると、カティはとても嬉しそうにはしゃぎます。

娘と私の間を行ったり来たり、跳ねたりじゃれたりしながら歩きます。

ブッチも一人で散歩に連れて来た時よりも誰か家族が一緒だととても喜んでいました。

家族全員が一緒だったりすると、それこそはしゃいでいましったっけ。

犬って自分が家族の一員だと思っていて、皆と一緒に過ごすのが嬉しいんですね。

それにしても、びっこをひいて歩いていても、私の様子を気にもとめないカティ。
まあ、子犬だから分別を求めるのも無理かなあ。

特に、向こうから犬なんか来たら嬉しくって私の事なんか完全に無視して、思いっきり引っ張ります。

そうじゃ無い時はちょっとは私に合わそうとしているような感じもするこの頃ですが....

ブッチは私が十二指腸潰瘍の痛みでそろそろとしか歩けない時にも全く気にしないでがんがん引っ張ったっけ。

そんな、おばかなブッチも可愛かったけれど、カティはもうちょっとお利口に育ってね。

女の子らしく繊細な所があるカティなので、ちょっぴり期待してます。



10月4日

生後241日、我が家に来て199日目

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朝から雨がぱらついていて、上水の木の下は真っ暗です。

でも、木が傘になってくれて、道路はもう濡れているのに、木の下の土は殆ど乾いています。

雨の日も風の日も強い日差しの日も散歩に行かなくてはいけないので、上水の木はありがたい存在です。
そういえば、カティは雨を全く気にしていないように見えます。

かなりの大降りでも外に出たがり、びしょ濡れでも気にせず、水たまりに突っ込んだりします。

子犬なので何でも面白いようです。

ブッチは雨が大嫌いだったので対照的です。

ブッチが生まれた家は夫婦共稼ぎの家でした。

中学生の娘さんが学校から帰って来るまで家は無人だったので、ブッチのお母さん犬のさっちゃんは良い番犬でした。

子犬が生まれて、よちよち歩き出すようになると門扉の隙間から外に出てしまう危険があったので、4匹の子犬達は親犬と一緒に鎖で繋がれていました。

家には誰も居なかったので、そうするしかなかったのでしょう。

動き回る子犬達、鎖はすぐ絡んでしまって、よく、動きがとれなくなってしまっていたようです。

生まれたのは12月、歩きだしたのもまだ寒い時期でした。

そんな時雨が降ると、子犬達は冷たい冬の雨に打たれて、娘さんが中学から帰って来るのを待つしかなかったようです。

だから雨の辛さが身に沁みたのでしょう。

ブッチは海や川での水遊びは大好きでしたが、生涯雨を嫌っていました。

散歩の途中夕立ちにあってびしょ濡れになった時には本当に情けない顔をしていましたっけ。

娘がまだ小さい頃、雨の中を学校から帰って来た事があります。

傘をさしていても濡れるほどの強い雨だったので娘の身体はびっしょり濡れていました。

玄関で出迎えたブッチがその時、いたわるように娘の濡れた身体を舐めてくれたそうです。

自分が雨が嫌いだったからなのでしょうね。

娘が小さい頃はブッチは自分が兄貴分と思っていたのか、時々娘の面倒を見るような仕種を見せたものです。

転んで泣いたりするとあやすように駆け寄っていました。

今、家ではどうしてもカティが一番ちびっこなので、末っ子の甘えっ子です。




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242日~251日

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