出産当日のお話（４）
早速 写真を 見せてもらうと
たった ３枚・・・
なんで もっといっぱい 撮ってこなかったのよ～！！！
って 言うと
途中で ハルのサチュレーションが２０まで下がって
部屋に戻るように言われたからって
Ｙ先生は
「まだ生まれたてで 呼吸が安定してないだけだから 大丈夫」
って 言ってたそうだけど
夫が離れるなり 先生や看護師さん達が
ドドッと ハルの保育器に駆け寄ったって
（夫は この時 ハルは もう長くない・・・って思ったそうです）
ハルの様子を 聞くと
Ｙ先生が 「触ってあげて」 と言うので
ハルのお腹を触ると
手足をバタバタ動かして 笑った って
新生児が 笑うか？ って思ったけど
その姿を 想像するだけで あったかい気持ちになった
また ハルの主治医のＳ先生が きた
ハルに輸血をしたいから 承諾書にサインしてくれって
輸血と血液製剤の承諾書に サインした
Ｓ先生に ハルの様子を聞くと
「生まれたてで 呼吸が安定してないだけだから 大丈夫
明日 お母さんに会えるまで 頑張ってくれるよ」
って 言ってくれて 安心した
明日・・・ 明日・・・
明日になれば ハルに会える
早く ハルに会いたい
夫が 帰っていった
今日の準夜は ｋ主任
ｋ主任も 波次がいた頃からの 看護師さん
波次と たくさんたくさん 遊んでくれた
波次も 大好きな看護師さん
Ｋ主任と 波次との思い出 なみぞう君のこと
久しぶりに 話した
消灯後も お友達に出産のメールをしたり
電話したりして 過ごしていた
ＰＭ１１：３０頃
急に ｋ主任と 看護師さんが
ストレッチャーを持って 入ってきた
「ハルちゃん 急変したそうです。ご主人にも 連絡しました」
何！？ どういうこと！？
急変って？
なんで ハルが？
先生 明日まで 大丈夫って 言ってたやん！
頭の中を 色んな思いが 駆け巡った
私は ストレッチャーに移してもらい
向かいのＮＩＣＵに 初めて入った
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