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巻頭大特集 マイベストブック09→10ーひとめぼれBOOK、追跡!人気シリーズの09年、期待のニューフェイス、09TOPICS/特集 人気作家大アンケートー【09年 印象に残った本&出来事】【10年 執筆予定】を聞きました!/大特集 高田崇史ー『QED』『カンナ』・・・大人気シリーズ他全作品を徹底ガイド!、スペシャル対談:高田崇史×辻村深月活字倶楽部、2010年冬号が出ましたよ~はぁ、、、これが出た月は一気に読みたい本が増えるから困ります(笑)今回面白かったのは、2009年の読者アンケートですねぇ。 2009年の1ヶ月の本代を平均するといくら? 2009年に読んだ本の冊数を教えてください。10代…3,298円・163冊20代…6,603円・114冊30代…8,704円・85冊40代以上…6,866円・101冊不明…9,277円・140冊むむっ、30代は読むよりも積読本を増やしているのか!(笑)…と一瞬思ったけど、もしかしたらハードカバーの購入が多いのかしら。。。それと個人的に嬉しかったのは光原百合さんのインタビューですね~「イオニアの風」と「扉守」について、詳しく話されていました。 今年は「虹の街のものがたり」(仮)という作品が出るみたいですねぇ。鯰江光二さんの美しい絵とピアノ演奏を合わせたCDブックになるだとか…他にも色々と構想中のお話もあるらしく、本になるのが待ち遠しいです「銀の犬」も三部作になる予定らしい…うぅ、早く続きが読みたい。辻村深月さん関連で、嬉しいニュースもあり。「スロウハイツの神様」に登場した人気作家チヨダ・コーキ。彼のデビュー作「V.T.R」を、辻村さんがチヨダ・コーキに代わって書き下ろすとか。これは2月4日、講談社ノベルスから発売みたいです!今回も気になる本がありまくりだったので、覚書のために残しておきます↓
2010.01.30
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)ヤガ脱出をはかったヨナは、“ミロクの聖姫”に捕らえられ、スカールの助けを得たフロリーも、化け物にさらわれてしまう。一方、“アルド・ナリス聖廟”への参詣をすませたイシュトヴァーンは、ようやくパロを出立しようとしていた─1979年に誕生、空前の規模で展開し、多くの読者を魅了してきた世界最大最高のファンタジイ・ロマンは、数多くの人物を宿命の螺旋に巻き込んだまま、ここに最終巻を迎える。【グイン・サーガ130巻 見知らぬ明日】栗本薫 とうとう、、、最後の巻になってしまいましたnanacoが生まれるよりも前に誕生した「グイン・サーガ」。それでも中学生の頃から、かれこれ10年以上は読み続けてきたシリーズ。自分の読書人生は「グイン・サーガ」から始まったといっても過言ではありません。最初は100巻完結…の予定でしたが、あまりにも壮大な物語が終わるはずもなく。完結を心待ちにしながらも、一生読み続けていたい…そんな複雑な思いがありました。毎回グインが出る月は、2週間も前からカウントダウンを始め、新刊が出る度に、ブログのグイン仲間さん達とワイワイ盛り上がるのが大好きでした。けれど、2009年5月26日、栗本さんの突然の訃報。享年56歳。そのニュースを耳にしたのは、確か次の日のお昼頃だったでしょうか…あまりにも衝撃を受け、泣きまくって数日間放心状態だったのを覚えています(泣)今は少し、グインを振り返る余裕も出てきましたが、まだズキリと心が痛みます無意識のうちに、「あ、そろそろグインの新刊が出る頃かな~」なんて思っていて。最後の130巻。とてもとても面白かったです!!いつもに比べると半分以下のページ数。あまりの本の薄さに愕然としました。。。栗本さん、亡くなる直前まで力を振り絞って書いて下さったんですね……イシュトは一体何をしようとしていたのか??フロリーは無事なのか??(そしてスーティと再会できるの??)リンダは未亡人のまま一生を終えるのか…それともイシュトと再度結ばれるの??サイロンの怪異はどうなっている??グインは無事??(無事に決まってるけど。笑)ヨナは、スカールは、ヴァレリウスは…そして生存不明のレムスは……とにかく気になる事ばかりで、全くと言って良いほど消化できていません。続きを読む事ができないのが、残念で、残念で……本当に心残りです。でも、グインに出会えてよかった。栗本さん、最高の物語をありがとうございました。5月に、記念合本の3巻目が発売になりますね~今回ので、グイン・サーガ外伝を含めて全て網羅されることになるみたいです。特典はグインの全ての挿絵を収録した、モノクロイラスト画集だそうです!!高価なものですが、これは絶対買いですね。。。 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.01.29
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【黒と茶の幻想(上)(下)】恩田陸 【内容情報】(「BOOK」データベースより)太古の森をいだく島へ―学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。恩田作品の中でもとりわけ大好きな本の一冊。久々に再読しました~前に読んだのは、まだちょうど20歳ぐらいの時だったでしょうか。。。恩田さんならではの巧みな表現と、膨大な知識量にただただ圧倒された記憶があります。で、今回数年ぶりの再読。初読時よりも、格段に登場人物達に共感できる部分が多くなった気がして、自分の成長にちょっぴり安堵しつつも、何故だか微妙に切なさを覚えます(笑)そろそろ中年にさしかかろうとしている昔馴染みの男女4人。彼らは「非日常」と「美しい謎」を求めて、Y島(おそらく屋久島)を旅することに。ただひたすら他愛もない会話をするだけなのに、どうしてこんなに面白いんだろう恩田ファンの中ではお馴染みの作品「麦の海に沈む果実」に登場した梶原憂理。彼女が、ひとつの謎としてこの作品でも登場することになります。 レビューはこちら* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *◆人物紹介◆利枝子…しっとりおしとやかな大和撫子風。失踪した憂理とは親友だったが…彰彦…黙っていれば誰もが認める美男子だが実際は超毒舌家。美貌の姉がいるが…蒔生…いつもニコニコ人当たりは良いけれど、コイツが一番毒があります。恐ろしや…節子…サバサバした性格の美人で皆に頼られる姉御肌。でも過去にはあるトラウマが…(憂理…完璧な美貌を持つ少女。時折精神のアンバランスさを見せる。現在失踪。)* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *皆クセのあるキャラばかり(特に男性陣)で、腹に一物抱えているのが面白い(笑)4人が抱える過去と、誰にも言えない秘密。登場人物である利枝子・彰彦・蒔生・節子それぞれの視点から、物語は進んでいきます。じわりじわりと、薄いヴェールをはいでいくように明らかになる真実……上下巻と厚みがありますが、とにかく会話が面白くてあっという間に読めちゃいます。「麦の海~」が未読でも全然問題ないですが、既読だとニヤリとできます。是非ともオススメしたい一冊です~~人はつきあい始めた頃は似ているところばかりを見つけて数え上げるが、別れの気配を感じると、相手と自分の違うところを探し始めるのだ。(-上巻P171)「優しい」という言葉ほど曖昧で傲慢な言葉はない。べたべたした主観的な価値を、一方的に対象に押しつける言葉だ。(-下巻P84) ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.01.27
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。【のぼうの城】和田竜 やっとこさ読めました~読書メーターをはじめとするあちこちのサイトで、大絶賛されていた「のぼうの城」。でも…きっとあまりの評価の高さに、期待しすぎてしまったのでしょう。歴史小説というよりは、歴史を下敷きにしたエンターテイメントといった趣かなぁ。スピード感があり、軽くサクサク読めるものの…正直一週間もしたら記憶の彼方(笑)それでも、のぼう様と呼ばれ民に慕われる成田長親や、彼を支える丹波や酒巻…そして敵方の石田三成さえも、とにかく愛すべき魅力的なキャラが勢ぞろいです~豊臣秀吉の小田原城攻め。それに対し最後まで激しく抵抗した北条氏。この物語は、北条側で戦った成田家当主の嫡男・成田長親を主人公としています。日本史の教科書では、ほんの1ページで終わってしまう忍城の攻防戦。でも、もしも歴史の裏にこんなドラマがあったなら…と思うと何だかとても嬉しい。本の中の遠い存在でしかなかった登場人物達が、俄然生き生きと見えてきますねぇいつもボーッとしていて何を考えているのか分からない長親。何をやらせても人並み以下。唯一好きな畑仕事さえもロクにできないダメ男(笑)百姓達からは「のぼう様」(でくのぼうの意味)と呼ばれて慕われています。能ある鷹は爪を隠すというけれど、のぼう様の場合は本当にアホに見えるから面白いわ。けれど、彼が采配を振り始めてからはもう別人!でも敵にはアホを貫き通す。名将というのは彼みたいのを言うんでしょうな…………と、のぼう様の事ばかり誉めちぎってしまいましたが。nanacoが一番好きだったのは(言うまでもなく)石田三成なんですけどね(笑)秀吉側の総大将である三成は、この本の主人公であるのぼう様とは敵に当たります。でも、たとえ敵であっても「これはっ!」と思った相手は、手放しで称賛する。そんな懐の深さが天晴れだ~~!!! 惚れちゃいましたよ、三成様 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.01.25
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!?三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて─。兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。くすくす笑ってほろりと泣ける「しゃばけ」シリーズ第六弾。【ちんぷんかん】畠中恵 待ちに待った<しゃばけシリーズ>文庫化、第6弾~~やっぱり良いですなぁ、このシリーズ。心がほっこり温かくなりますねぇ。。。人間の暗部を容赦無く描くけれども、最後には必ず人情の篤さに涙せずにはいられない。複雑に絡み合った心をさっぱりと解きほぐしてくれる、一服の清涼剤のような本です久しぶりに会えた若だんなは、相変わらず心優しくて、死にかけていて…(笑)そして兄や達も、相変わらず若だんなにこれでもかというぐらい甘々で安心しました。【目次】(「BOOK」データベースより)鬼と小鬼/ちんぷんかん/男ぶり/今昔/はるがいくよ↑以上5つの短編が収められていますが、通町の火事を発端とし、物語が全て繋がっているのが何となく嬉しいですねぇ個人的に、最も涙腺が緩みっぱなしだったのが「はるがいくよ」でしょうか。花の精である小紅の淡い恋心と、人間の命の儚さ、そして一人取り残される心細さ…若だんなの成長に安堵しながらも、チクリと小さな痛みを伴うラストに胸を打たれます。頻繁に死にかけている若だんなが、とうとう三途の川に迷い込む「鬼と小鬼」も好き鳴家達は、結局「おやつ」と「遊ぶ事」しか考えてないんだよね!(笑)早くも続きが待ち遠しいです。。。 「しゃばけ」 「ぬしさまへ」 「ねこのばば」 「おまけのこ」 「うそうそ」 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.01.23
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戦国の頃、三千両の黄金を携えた若武者が、七人の近習を従えてこの村に落ちのびた。だが、欲に目の眩んだ村人たちは八人を惨殺。その後、不詳の怪異が相次ぎ、以来この村は"八つ墓村"と呼ばれるようになったという―。大正×年、落人襲撃の首謀者田治見庄座衛門の子孫、要蔵が突然発狂、三十二人の村人を虐殺し、行方不明に。そして二十数年後、陰惨な事件が再びこの村を襲った。現代ホラー小説の原点ともいうべき、シリーズ最高傑作!!【八つ墓村】横溝正史 実は…恥ずかしながら、初めての金田一耕介シリーズです~nanacoは大抵シリーズ物は順番に読むタイプですが、これはどれが一作目なんだ…??著作が多すぎてさっぱり分からなかったので、タイトルが好きなこの作品から。何度も映画化ドラマ化されているので、何となく内容も分かった気でいたのですが、今回実際に読んでみて、自分が今まで何一つ理解できていなかった事に気付きました現在は改訂版も出ていますが、もともとは1949年頃連載されていた作品なんですねぇ。多少古めかしい言い回しもありますが、ほぼ違和感なく読破することができました。でもでも……決してあらすじに書かれているような"ホラー"ではないですよね!(笑)閉塞的な村、余所者を嫌う村人達、旧家の因習、不気味な言い伝え…どれも自分のツボを刺激しまくりの設定で、いやが上にも期待は高まってきます戦国の世、8人の落武者が村人達に惨殺された事件から、<八つ墓村>と呼ばれる村。大正時代にはこの村で、ある男が発狂し32人の村人達を虐殺したという。そして現代。この男に浅からぬ因縁のある、ひとりの青年が<八つ墓村>を訪れるが…ミステリーとしては、若干弱い部分がなきにしもあらずですが、、、そんな些細な欠点もどうでも良くなるほど、この作品の纏う独特な雰囲気が良い 鍾乳洞が好き。 秘密の抜け道と聞くとワクワクする。 隠された財宝にロマンを感じる。 「お兄様」という響きに何故だかときめく(笑)↑どれかひとつでも当てはまる方は、絶対に楽しめると思いますよ!!☆ 余談ですが……「金田一耕介シリーズ」と言いつつも、肝心の金田一があまり活躍していませんでした。本来の探偵はこういうものなのかなぁ(笑)それとも徐々に力を発揮するの…?? ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.01.21
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)“人ならぬもの”の諍いを収める調停人の卵・ケン。見学先の東北の農村では狢と座敷わらしが一触即発。さらに富士の樹海でものっぴきならない騒動が!沈着冷静料理好きエージェント佐々木に超絶美少年系吸血鬼イサ、日本担当調停人でアニメオタクのロシア人・アレク…アクの強い「組織」の連中に囲まれて始まった新生活の行方は。【鬼の哭く森-マルゴの調停人-】木下祥 先日読んだ「マルゴの調停人」の続編です。前回のは美青年ノエルがイチオシだったけど、今回のも表紙&口絵ページが可愛いわぁ 前作「マルゴの調停人」レビューはこちらアルゼンチンから日本へと舞台を移した二作目です。今回はイギリス編?!と思っていたんだけどなぁ、どうやら次回へ持ち越しのようです人と妖怪との調停人となった高校生ケン。(目下修行中……)座敷わらしと狢(むじな)の調停やら、樹海の鬼達の調停やらに奔走します。人の命が絡んでくることではないので、前作よりもほのぼのとした雰囲気ですねぇ。相変わらず丁寧すぎるほどに、細かく登場人物の心情を描いています。主人公ケンだけでなく、本当は孤独な吸血鬼イサとか、アニメオタクのロシア人とか(笑)だからこそ、このシリーズはキャラが立っているんですねぇ樹海の鬼の調停、ケンのやり方があまりにもケンらしくてニンマリしてしまった。続きが楽しみなシリーズです! ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.01.19
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鑑賞メーター、去年の12月に観たDVDのまとめで~す12月の鑑賞メーター観た本数:4本観た時間:486分ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記 2-Disc・コレクターズ・エディション [DVD]何気に前作よりも好きだったりして・・・(笑)謎解きがツッコミ所満載だったり、大統領にそんな簡単に近づけるわけないよ!と思いつつも、結構楽しめちゃいました。それにしてもダイアン・クルーガーはいつみても美人だなぁ。鑑賞日:12月30日 監督:ジョン・タートルトーブハリー・ポッターと謎のプリンス 特別版(2枚組) [DVD]原作は不死鳥の上巻で挫折しました・・・どうもハリー達の早すぎる成長っぷりが気になってあまりのめり込む事ができませんでした^^;原作シリーズ読破してからもう一度観てみようと思います!鑑賞日:12月27日 監督:デヴィッド・イェーツナイト ミュージアム2 (特別編) [DVD]前作に比べるとちっちゃくまとまった感は否めませんが、フフフと笑えるシーン満載で楽しめました!やっぱりラリーはCEOより夜警のほうが断然お似合いだよ!!「ガムガム」のモアイ像の出番が少なかったのがちょっぴり残念・・・伝説の女性パイロット・アメリア役のエイミーアダムスが超綺麗でした♪鑑賞日:12月20日 監督:ショーン・レヴィセブンティーン・アゲイン 特別版 [DVD]くたびれたオジサンが17歳の頃に戻り人生をやり直すお話。ザック・エフロン爽やかすぎる~~アハハと笑って楽しめる映画だけど、ところどころでホロリとくる場面もあり。忘れていた大切な事を思い出せてくれます。でも娘に迫られる場面はギョッとしましたわ(笑)まぁ娘は父親の若い頃の顔なんて知らないもんねぇ。見た目は爽やか好青年でも中身は変わらないから、生徒相手に説教始めるのが笑える~!!鑑賞日:12月05日 監督:バー・スティアーズ今回のオススメは何と言っても「セブンティーン・アゲイン」でしょう~20年前、バスケ部のスターとして活躍していたマイクは、今ではすっかり人生の負け組。しかしある日突然、不思議な現象に巻き込まれ20年前にタイムスリップ!マイクは再び二度目の高校生活を送るようになるが…というお話。プッと吹きだす場面多々あり、ホロリと泣かされる場面もあり…とにかく観た後に深~~い満足感でいっぱいになる作品でした。もう超オススメ。でね、でね……この映画に出てる主演のザック・エフロン君に、nanacoはベタ惚れです~~基本黒髪のサラリとした人が好みなんだけど、ザック君だけは別ね。眼力がスゴイ。絶世の美青年という訳じゃないのに、妙に惹きつけられちゃいます。まつ毛が長い…笑顔が超可愛い!(←おばちゃんか。笑)あ、この子「ハイスクール・ミュージカル」に出てたのね。しばらくザック君の作品を追っかけることにします!!
2010.01.17
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毎月恒例、2月の購入予定本です~【文庫】上旬 「虐殺器官」(伊藤計劃)上旬 「500年の恋人」(スーザン・プライス)上旬 「グインサーガ グイン・サーガ・ハンドブック Final」上旬 「ミストスピリット―霧のうつし身―(1)遺されし力」(ブランドン・サンダースン)25日 「怪盗探偵 山猫」(神永学)26日 「桃色トワイライト」(三浦しをん)27日 「FLESH&BLOOD」14巻(松岡なつき)【漫画】4日 「屍鬼」7巻(藤崎竜)4日 「AKABOSHI-異聞水滸伝-」3巻(天野洋一)9日 「人間失格」2巻(古屋兎丸)22日 「ばらかもん」2巻(ヨシノサツキ)22日 「葬儀屋リドル」1巻(赤井ヒガサ)25日 「緋の纏」2巻(乾みく)【どうしようかな…な本】10日 「武士道シックスティーン」(誉田哲也)来月は欲しい本がたっぷり出ますよ~~~!!!伊藤計劃さんの「虐殺器官」。ハードカバーの購入を迷っていたので、文庫で出てくれるのは嬉しい限りデス 文庫はどんな装丁になるんだろうね?「500年の恋人」は数年前に読んだSF「500年のトンネル」の続編。いや、SFというよりタイムトラベル・ファンタジーと言ったほうが良いのかな…ものすごく好きな作品だったので、続編が出るのは嬉しい驚きです。 未読の方は是非♪それと、「FLESH&BLOOD」も続きが超気になっていたので、、、何気に毎回表紙絵&扉絵が楽しみでもあります。何しろ美青年オンパレード…!(笑) ビセンテ…キミの恋は報われるの?来月の出費はなかなか痛い事になりそうです……(笑)
2010.01.16
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた四人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった。周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第三作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作。【迷路館の殺人】綾辻行人 現在ハマり中の館シリーズ3作目です~今回タイミング良く新装改訂版が出てくれたので、装丁の綺麗なこちらをGET。いやぁ、もうなんだろうねこの面白さは!!!素晴らしいです。素晴らしすぎます。完璧にミスリードされていた事に気付き、些か呆気にとられたまま読了しました…実は、中盤あたりで「あ、トリックが読めたかも~」と思ったんです。でもラストのどんでん返しでハッとなり、さらにそれに次ぐどんでん返しのどんでん返し。も~~何度読者を驚かせてくれれば気が済むんでしょう、綾辻さん……(笑)まさにタイトルの如く<迷路>に迷い込んだような感覚を、たっぷりと味わいました。地下が迷路のように広がっている「迷路館」。その屋敷の主人、日本推理小説界の老大家・宮垣は、ある奇妙な遺言を残して自殺した。その日その屋敷に集まった4人の推理小説作家の内、1人に遺産を与えるという。その選抜方法は期限内に小説を書くというもの。最も優秀な作品を書いた者が遺産相続人。奇妙なのは、小説の舞台は「迷路館」、登場人物はその日集まった人間であるという事。4人の推理小説作家は、早速小説を書き始めるわけですが、、、一人、また一人、と自分の書いた小説通りに、次々と殺されていくのが恐ろしいわ迷路のように入り組んだ薄暗い廊下に、ポツリポツリと並ぶ不気味な仮面。ミノタウロスやアリアドネ等、ギリシャ神話をモチーフにした部屋も怪しさがありますねぇ。このシリーズの探偵・島田潔ののんびりした性格が救いかな。……この人がいなきゃ、すっごい殺伐とした暗い雰囲気の作品になってるだろうな(笑)うん、面白かったです。このシリーズ大好きだ~ 「十角館の殺人」 「水車館の殺人」 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.01.15
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王例の妻で十七歳の湯夫人の元に、妖艶な娘・阿露(あろ)が連れて来られた。主人が何者かに追われていたところをかくまったのだ。娘が家に来てから、家畜が無残に殺される事件が相次ぎ、ついには王家の家人が内臓を抜かれた死体で発見される。傍には血まみれの阿露。果たして阿露の正体は?「吸血鬼カーミラ」を髣髴とさせる表題作ほか、アジアン怪談全17作品。【十七歳の湯夫人(マダム・タン)】勝山海百合 これまたインパクトあるタイトル&表紙ですなぁ(笑)先日読んだ「竜岩石とただならぬ娘」の雰囲気がとても好きだったので レビューはこちら日本から中国やベトナム、そしてこの世界にはない何処か…アジア風の怪しいお話・不思議なお話をたっぷり満喫できる短編集です。あらすじには"怪談"と書かれていますが、志怪小説といったしっくりきますねぇ「竜岩石~」を読んだ時に、まるで幕の内弁当みたい…とレビューを書いたのですが、今回もまさにそんな感じ。ゾゾッと鳥肌が立つものもあれば、じわりと感動するものも。まぁ簡単に言っちゃうと お得感たっぷり の小説です!(笑)十七歳の湯夫人/四つ辻の男/白家の怪/燕燕伝 死美人の願い/葛の葉飴/麗娘のキノコ/かまどの神様/鵞鳥の怪/龍耳/四徳と百行/琥珀海岸/羅友、幽霊に会う/南洋の女/這子人形/春愁/ミナ/みぎわの面影以上17つの作品が収められています。 十七歳の湯夫人「姉上、あなたの肉を食べてみたい…」これね、実は帯にも書かれてるんだけど、変な小説だと勘違いされそうで怖いわ(笑)若く美しき湯夫人のすばらしく機敏な対応に、思わず舌を巻いた作品です!17歳の湯夫人の元に連れて来られた、一人の美しい少女。阿露(あろ)となのるその娘は、湯夫人の事を「姉上」を呼んで慕うようになる。……が、そのうちに屋敷内で不可解で凄惨な事件が起こり始める。少女の正体は…? 琥珀海岸過去なのか、未来なのか……日本なのか、中国なのか、異世界なのか……なんとも色々な要素が混じり合った不思議な読み心地の作品で、すごくすごく好き(「饅頭」やら「薬草茶」「青菜の炒め物」が出てくる当たり、中国が舞台かと思われますが・・・)浜辺で、ある異民族から貰ったひとつの不思議な琥珀のお話。決して派手な物語ではないのに、背景にあまりにも壮大な世界が広がっているようで。これは是非とも長編で書いて欲しいなぁ…じんわりと心に響いてきますね。 かまどの神様ほんの5ページにも満たない掌編なのに、何故だかとても好きな作品。何かを語れば即ネタバレになりそうなので、内容には詳しくは触れません(笑)立ち読みでも良いので是非読んでみて~~↑このあたりが、nanaco的に特に気に入った作品かな。。。どれもしみじみとした深い味わいがあるので、なかなか絞るのが難しいです~タイトルと、意味深な帯に怖気づかずに(笑)是非挑戦してみてください! ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.01.12
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)町会館の清掃中に本棚で見つけた『今昔奇怪録』という2冊の本。地域の怪異を集めた本のようだが、暇を持て余した私は何気なくそれを手に取り読んでしまう。その帰り、妙につるんとした、顔の殆どが黒目になっている奇怪な子供に遭遇する。そして気がつくと、記憶の一部が抜け落ちているのだった─。第16回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した表題作を含む5編を収録。新たな怪談の名手が紡ぎだす、珠玉の怪異短編集。【今昔奇怪録】朱雀門出 恒川光太郎さんのブログで紹介されていたこの作品。表題作が、日本ホラー小説大賞短編賞を受賞したとのことで読んでみました~うむ、面白い!面白いんだけど、、、この後味の悪さ、気持ちの悪さはなんだろう(笑)貴志作品なんかに比べると、ホラー度はそれほど高くないとは思うんだけど。でもこの作品は、この世の理が通じないような異常さ…どこか狂気じみた匂いがある。という訳で、終始ゾワゾワと言いようのない不安を感じながら読みました…【目次】(「BOOK」データベースより)今昔奇怪録/疱瘡婆/釋迦狂い/きも/狂覚(ポンドゥス・アニマエ)以上、5作品が収録されています。タイトルだけでも妙に怖いです。。。(笑)やっぱり一番好きだったのは表題作「今昔奇怪録」。ふと見つけた古い本に書かれていたのは、その地域の不思議な出来事を綴ったもの。その本を発見した日から、主人公の周りでは不気味な事が起こり始めるようになる。遠くからじっとこちらを見つめる奇怪な子供、人面リス… (あっ、表紙にも・・・)淡々とした抑えた文章だけに、余計にその場面を想像してしまって怖かったなぁそれと、ある殺された力士をモチーフにしたアトラクションに迷い込む「釋迦狂い」。この作品も現実と虚構の狭間に迷い込んでしまったようで面白いです!そしてラストの「狂覚(ポンドゥス・アニマエ)」。何なの?このお話、何なの?さっぱり意味が分からないのにゾゾーッと鳥肌が立つ二回読んだけどやっぱり分からない。こんな作品を書く作者が一番得体が知れない(笑) ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.01.10
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12月の読書メーターまとめ、つづきです~ONE PIECE 巻56 (ジャンプコミックス)ジンベエの呼び出したジンベエザメが可愛すぎるっ・・・。サディちゃんにビシビシこき使われるミノコアラが哀れだ(笑)最後の最後で明らかになるエースの秘密!!! うわぁ、ヤバイ、続きが気になる~~~読了日:12月07日 著者:尾田 栄一郎のぼうの城「爽快」という言葉がピッタリの作品でした!なにより、いつもぼんやりしている(ように見える)のぼう様をはじめ、彼をとりまく丹波や酒巻等のキャラが魅力的。例え相手が敵でも、これは!と思った武将には手放しで称賛する石田三成の度量の大きさも天晴れだ!読了日:12月07日 著者:和田 竜ちんぷんかん (新潮文庫)久しぶりに若だんなに会えて嬉しいです~♪やっぱりしゃばけの世界は、懐かしい家に帰ってきたような安心感がありますね。皆さんも書かれているとおり「はるがいくよ」を読んで、もう一気に涙腺が緩んでしまった。人間の限りある命の儚さ、小紅の淡い恋心、一人取り残される事の心細さ・・・何度も読み返したくなるぐらい良い作品。頻繁に死にかけている若だんなが三途の川に迷いこんでしまう「鬼と小鬼」も好み。短編集ですが、通町の火事から始まり話が繋がっているのが嬉しい。相変わらず甘々の兄や達にニンマリしました。読了日:12月04日 著者:畠中 恵八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)閉鎖的な村、迷信深く排他的な村人達、「八つ墓村」の名前の由来にもなっている恐ろしい伝承・・・あぁ、好きだなぁこういうお話。地下に鍾乳洞が広がっているという設定も雰囲気があって良いです。犯人の動機は切ないものだったけれど、目的遂行のためには手段を選ばない冷酷さが空恐ろしい。金田一耕助が、意外と影が薄かった事にビックリですが(笑)きっと他の作品で彼の活躍が期待できることでしょう。読了日:12月02日 著者:横溝 正史放課後のカリスマ 3 (IKKI COMIX)また良い所で終わっちゃうなぁ・・・クローン達に次々と襲いかかる暗殺者達。理事長、どんだけぶっとんだキャラなんだ!平然とあんなことをやってのけるのが恐ろしや・・・今更ですがマリ・キュリーがどうなったのかが気になります。読了日:12月02日 著者:スエカネ クミコ読書メーター12月に読んだ本の中でオススメは、「夜は短し歩けよ乙女」ですねぇいやぁ、森見さん完全に食わず嫌いだったんですが、読んでみてあらビックリ。これ超面白いじゃないの!!むむ、これが噂の森見ワールドなるものかしら…(笑)「きつねのはなし」も積読になっているので、これも挑戦してみます。 ところでお気付きの方もいるかもしれませんが、、、12月に読んだ本、1冊としてレビューUPしていません。それどころか11月分も……ヤバ、サボりすぎてました…二週間以上レビューUPしてないわ(笑)自分での覚書のためにも、これからUPする予定の本を書きだしておきます↓・今昔奇怪録(朱雀門出)・鬼の哭く森―マルゴの調停人(木下祥)・迷路館の殺人(綾辻行人)・十七歳の湯夫人(勝山海百合)・八つ墓村(横溝正史)・ちんぷんかん(畠中恵)・のぼうの城(和田竜)・黒と茶の幻想(恩田陸)・グイン・サーガ130巻(栗本薫)・夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)・ミストボーン(ブランドン・サンダースン)・MORSE(ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト)・風が強く吹いている(三浦しをん)・閉じた本(ギルバート・アデア)皆さん、先日はうちのダーリン君の事で温かいお言葉ありがとうございました今日から10日間程、検査&治療のために入院することになりました。注射か、薬か、様子を見ながら治療法を決めていくという事です。。。来週は付き合って6年記念だったんですが、お祝いはお預けになりそうですねぇ。うかつに食べ物は差し入れできないので、せめて本や漫画をたっぷり持っていきます。nanacoが落ち込んでいては、負のオーラがダーリン君の病状を悪化させそうだし、どんなに悩んだって治るわけではないので、どうせなら前向きにいきたいと思います!皆さんのコメントで元気を分けてもらいました。本当にありがとうございます。ちょっと遅くなってしまいましたが、これから皆さんのブログ遊びにいきま~す今日一日かかるかもですが、、、どうぞご了承くださいまし~~(笑)
2010.01.09
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毎月恒例、去年12月に読んだ分の読書メーターまとめです~年末はバタバタしていたので、読書量は少なめ…… ということで2分割です。12月の読書メーター読んだ本の数:14冊(小説10冊・漫画4冊)読んだページ数:4170ページMORSE〈下〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)もし自分が、人間の命を奪わなければ生きていけなくなったらどういう選択を取るだろう?愛する人の傍にいても、血を吸う事しか考えられなくなったら・・・ヴィルギニアの選択はあまりにも切ない。スウェーデンのスティーヴン・キングとの異名を取っているらしいですが、恐ろしさよりもあまりの悲しさ、不条理さに胸が締め付けられました。既にスウェーデンでは映画化され、ハリウッドでのリメイクも決定したとのこと。こちらも楽しみに待ちたいと思います♪読了日:12月28日 著者:ヨン・アイヴィデ リンドクヴィストMORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)ヴァンパイア物としては、それほど目新しい設定ではないのかもしれない。けれど、北欧スウェーデンが舞台のせいか、凍てつくような空気と孤独で美しいヴァンパイアの少女のイメージがピタリと重なります。人の血を吸わなければ生きてはいけない、それは他の動物の命を貰っている人間達と何ら変わりはないはずなのに・・・ホラーという事ですが、恐怖よりも悲しさと切なさがこみ上げてくるような作品。ヴァンパイアに恋をした少年はどうなる?下巻に進みます!読了日:12月26日 著者:ヨン・アイヴィデ リンドクヴィストミストボーン 3―霧の落とし子 (ハヤカワ文庫 FT サ 1-5)1巻、2巻・・・と徐々に盛り上がってきて、3巻はもう面白くて夢中になって読みました!最初は若干冗長に思えた文章も、全てはラストに至るまでの布石だったのね。いつもおどおどしていた薄汚れた少女ヴィンが、表では貴族の作法を、裏では合金術を身につけ、強く美しく成長していく様は読んでいて小気味よい。貴族の子息との恋愛エピソードもニヤリとしてしまいます。あぁ、1巻目で挫折しなくて良かった~(笑)読了日:12月21日 著者:ブランドン・サンダースン夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)完全に食わず嫌いでした。今日までは!こちらのレビューを見ても皆さん大絶賛だし・・・という事で、天邪鬼な私はついつい斜に構えて読みはじめたのです。あわよくば粗探ししてやろうと(笑)・・・ところが初っ端からこの不思議な世界とユルい文体に魅せられてしまいました!巨大な緋鯉を背負い、りんご飴を片手にあちこちに出没する黒髪の乙女(本人はいたって大真面目)と、彼女の後姿を常に追いかけ空回りばかりしている先輩。もう読んでいる間中ニヤニヤが止まらない。なんだかとてつもなく清々しい気持になりました。読了日:12月15日 著者:森見 登美彦海賊と人魚 2 (花とゆめCOMICS)やっぱり軍服はいいですねぇ!緋水、イクタそっちのけでとにかく海軍大尉のリオばかりに目がいってしまう(笑)イクタとリオの確執も徐々に明らかになってきて、面白くなってきました。でも緋水さ・・・もうちょっと考えて行動しようよ(泣)何気に同時収録されている「黒猫の魔法使い」も面白い♪読了日:12月14日 著者:木内 たつや海賊と人魚 1 (花とゆめCOMICS)あぁ、人魚って男の子だったのね。海水に濡れると髪の色が真っ赤に変わる、、、という事だけどカラーで見られないのが残念。それにしてもこの漫画がバリバリ少女漫画でイイんだろうか(笑)女子率が極めて低いだけに、いろんな意味できわどいラインだ・・・とりあえず今は伏線だらけなので今後に期待です♪読了日:12月14日 著者:木内 たつや見知らぬ明日―グイン・サーガ〈130〉 (ハヤカワ文庫JA)とうとう終わってしまいました。異常なほどの薄さの本書を手にとって、思わず涙がこぼれそうになりました。栗本さん、最後の最後まで力を振り絞って書いてくれたんだ・・・と。イシュトは何をしようとしていたのか、フロリーはどうなったのか、サイロンの怪異は・・・と、きっと栗本さんの頭の中ではまだまだ世界が広がっていたのでしょうね。それを読む事ができないのが、本当に、本当に残念でなりません。グイン・サーガは一生の宝物です。本を読む事の面白さを教えて下さった栗本さんに、心からありがとうと伝えたいです。読了日:12月13日 著者:栗本 薫黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)再読。あぁ、やっぱり大好きな本だ!恩田さんの本を読んでいると、つくづく「文章」で読ませてくれる作家さんだな、と思います。普段漠然と感じてはいても、語彙が乏しくて言葉にできない感情・・・それを驚くほど的確に文章にしてくれる。(たとえば「愛の証明」とか、「優しさ」の概念とか・・・)4人それぞれの視点から語られる一人の少女の死。じわりじわりと薄いヴェールを剥いでいくように明らかになる過去。本当に巧い作家さんだ。引き込まれます。読了日:12月11日 著者:恩田 陸黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)再読。昔なじみの4人の男女が、「非日常」と「美しい謎」を求めてY島(おそらく屋久島)を旅するお話。4人の他愛もない会話が何故こんなに面白いんだろう!数年前に読んだ時よりも格段に共感できる部分が多くなって、自分の成長に安堵しつつも、ちょっぴり焦りを感じてしまう(笑)「麦の海~」に登場した憂理がひとつの謎として登場するのも、ファンにとっては嬉しい所です♪読了日:12月08日 著者:恩田 陸12月☆読書メーターまとめ(2)につづく…
2010.01.09
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若干暗い話です~~うちのダーリン君(30歳)が糖尿病と診断されました。。。どうやら糖尿病には1型と2型があって、2型は、食事とか運動とかの生活習慣からくるものらしい。(日本人の95%はこっち)でも、ダーリン君はどうやら1型。すい臓のβ細胞を作る細胞が破壊されてるらしい。で、今全くからだの中にインスリンがない状態みたいなんですていうか数値が最悪でちょっと危ないよ、と恐ろしい事を言っていました(汗)インスリン注射を打たなきゃいけないことになりました。多分入院も……年末あたりから、やたら喉の渇きを訴えていて、一日4Lぐらいは水飲んでいたし、食欲旺盛なんだけど、いくら食べても全然太らないし。。。これはちょっとおかしいと思って、病院をすすめたら、案の定です。というより、聞いてビックリ。短期間に10kg近く痩せていたようです~いつも近くで見ていたハズなのに、全然気付かなかった自分にバカと言いたい!!何が原因なのか、治るものなのか、それとも一生治療を続けるのか、、、とにかく分からない事だらけで、明日大きな病院で再度調べてもらうことに。。。とりあえず詳しく判るまでは安心できません。お友達の皆さんの所にも訪問できませんが、落ち着いたら必ず遊びにいきますね~てか暗い話になってスミマセン、ホント……
2010.01.05
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既に1月に入ってしまいましたが…毎月恒例の購入予定本です~【文庫】7日 「レダ」全3巻(栗本薫)15日 「1/2の騎士~harujion~」(初野晴)25日 「ガーデン・ロスト」(紅玉いづき)【漫画】4日 「バクマン。」6巻(小畑健)9日 「イルゲネス~黒耀の軌跡~」4巻(石据カチル)下旬 「彩雲国物語」5巻(由羅カイリ)【どうしようかな…な本】8日 「夜がはじまる時」(スティーヴン・キング)23日 「塩の街」(有川浩)今月とにかく楽しみなのが、7日に出る「レダ」ですね~~~去年亡くなった栗本薫さんのSF長編が、全三巻で復刊するみたいです。理想社会と管理社会……も~~もろ好みの世界観だわ。楽しみに待ちましょ! 現在予約受付中ですね! そして何気に楽しみなのが、紅玉いづきさんの新刊。「ミミズクと夜の王」「MAMA」「雪蟷螂」…今までどれもハズレなしなので。 購入を迷っている有川さんの「塩の街」(笑)え、これって電撃文庫で出てたあの恐ろしい表紙のやつよね…??どうもあのイラストに不快感ばかり覚えて、全然楽しめた記憶がないんです~角川から出してくれるって、すごい嬉しい。イラストさえなければ、きっと文章自体を楽しめると思うんです…
2010.01.04
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新年明けましておめでとうございま~す昨年は沢山のお友達のコメントに支えられて、ブログを続けることができました。今年ものんびり続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。で、毎年達成できる確率20%以下の抱負……とりあえず考えました(笑) 「グイン・サーガ」を1巻から再読! 未完のまま終わったグイン。次はじっくり再読していきます… 地道に500円玉貯金(笑) 500円ってあるとついつい使っちゃうんだよねぇ。 TOEIC受験目指して英語の勉強 いつも3日坊主で終わってしまうので、今年こそは…!! 月の本代出費は1万円以下に抑える 果たして可能なのか…… 奇想コレクションを少しずつ集める お友達の日向さんの影響です。 余計な物は買いません。 何故買ってしまったのか不明なアイテムが多々あります。 でもたまにはゲームを買ってご褒美 まずは手始めにPSPが欲しいぞ!BASARA~~薄桜鬼~~♪ 余裕があれば、歴史能力検定の勉強もしたいなぁ… 歴史が分かっていれば本も楽しく読めたりするよね。以上。ほぼ達成できない事間違いナシだけど、まぁ目標は高く……今年も皆さまにとって素敵な一年になりますように~23:30追記。ニセコに行く途中、綺麗な羊蹄山の写真が撮れたのでUPします↓↓
2010.01.01
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