七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

矛盾だらけの思春期 その2



彼が、クラスで友達ができないと悩みながらも、

二つの矛盾する行動をしているということでした。


一つめは、

自分で友達を選り好みをして、その結果、

自分から、クラスの誰にも近づこうとしていなかったこと。


二つめは、

クラスの中で、できるだけ目立たないようにと意識して

行動していたことです。


どちらも、友達をほしがっている思いとは、矛盾することだと思います。


新しいクラスで、友達ができるには、人は大抵二つのタイプに

分かれると思います。


一つは、クラスの中で、目立つ存在で、

自分に人が集まってくるタイプ。


もう一つは、友達になりたいと思う、もしくは、なれそうな人か、

グループを見つけて、自分からさりげなく近づいていくタイプ。


要するに、友達になりたいと思われるタイプになるか、

それがだめなら、自分から友達に近づいて行くタイプになるしか

ないのです。


そのどちらでもない人は、好むと好まざるとにかかわらず、

なかなか友達ができないと思います。


太吉は、自分から友達に近づこうともせず、また、目立とうとも

しなかったのですから、いくら友達がほしいと思ったところで、

できるわけがなかったのです。


でも、太吉は、自分がそんな矛盾した行動をしていることに、

全く気づかず、悶々とした日々を送っていたのでした。


<つづく>

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