七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

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太吉、やっと矛盾に気づく その2




クラスで友達できないと言いながら、

自分から目立たないようにしていることが、

できない原因のひとつだということを。


「そうかぁ。

でも、目立たんようにせえへんかっても、

やっぱり、どうやって友達ってつくるんやろ?

小学校の時は、そんなん考えたこともなかったわ。」


「そうやなぁ。

太吉は、小学校の時、どうやって友達ができてたんやろなぁ?

思い出してみぃ。」


そして、私は、お父さんにも同じ質問をしてみました。


「お父さんは、子供の頃、新しいクラスになった時に、

どうやって友達つくってた?」


お父さんの返事は、とてもわかりやすかったです。


「俺は、人が寄ってきてくれるタイプやないから、じっとしてたら

誰も寄ってきてくれへんもん。

せやから、人が集まってくる子の輪の中に、さりげなく

スーッと混じっとくねん。

そしたら、そのうち、その仲間にいつの間にか、なってんねん。」


「へ~!お父さんは、そうして友達つくってたんや!」


「人には集まってくるタイプと、そうやないタイプとあるからな。

なんで、あいつには人が寄ってくるんやろとか、よく思ってたけど、

自分にはそんなこと考えてても、寄ってこないんやから、

友達ほしかったら、自分から行くしかないやろ。」


うちのお父さんは、普段から口数も少なく、人見知りもする

見るからにおとなしいタイプです。


そんなお父さんが、友達には、自分から寄って行ってたとは、

私も、太吉も驚きでした。


でも、言われてみれば、そういうタイプだからこそ、

自分から近づいて行く必要があったのでしょう。


「じゃあ、お母さんは、どうやって友達つくってたの?」


<つづく>

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