七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

中学生と向き合う時間


小5と小2の弟たちは、私と話したい時“夜のベッド”へ

誘ってくれるのですが、

中2の長男は、さすがにそれはいたしません(笑)


では、思春期の中学生とは向き合うことは難しいかと言うと、

うちの場合はそうでもありません。


長男の太吉は、自ら“夜の訪問者”になるのです。


我が家の子どもたちの就寝は、9時と決まっていますから

太吉も弟たちと一緒に、いったんリビングから退室してもらいます。

(それ以降、テレビは見るなってことです)


でも、中学生になってからは、9時に寝ていては、いくらなんでも

勉強時間が足りませんし、眠くもならないようですから、

就寝時間は自分で考えてやるように変更しました。


すると、太吉は、弟たちが寝しずまったころに、

“残業”している私の部屋に、時々す~っとやってきます。


自分の心がしんどい時は、毎晩のようにやってきました。


でも彼は、思春期プラス神経質ですから、小学生のように、

「お母さん、あんな・・・」と、無邪気には切り出しません。


先ずは、私が彼の話を聞く気持ちがあるかどうかを

私の様子を見ながら探ります。


少しでも、「あ~、仕事忙しいのに、来やがったな・・・」

なんて思うものなら、私が何も言わないうちに敏感に察知して

「もうええわ!」と立ち去ってしまいます。


そこで、仕事してるけど、向き合うで!という気持ちで

「なに~?」とにんまり。


そうすると、おもむろにしゃべり出すという次第です。


学校で面白くなかったこと、しんどかったこと、

憤りを感じたこと、不満に思ったこと、色々出てきます。


それに対して、私は親としてと言うよりも、

自分が中学生だった頃を思い出しながら、

話を聞き、同調し、自分の中学時代の話をしたりします。


彼が親にしゃべっているというよりも、

気持ちを受け止めてくれる相手と話している

という感覚になるようにと思って対応しています。


これで、ちょっとは溜飲が下がったら

明日はまた不思議と学校へ行けるのです。


最近は、「私って、カウンセラーできるかしら?」

って思うくらい、聞き上手になってきたかも?!


いや~、子どもって、親がいくつになっても

勉強させてくれますわ・・・。



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