七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

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お年玉のこと


今年も子どもたちは、親戚や友人宅を訪れるたびに

しっかりお年玉をゲットしてごきげんです。


親から見れば、今どきは過分なお年玉をいただいた子も

多いかもしれませんね。


さて、このお年玉、一体どう扱っていらっしゃいますか。


そこで今日は、「あそびや」の「うぇいく」さんが初出版の本、

『人生に必要な知恵は遊びから 春夏秋冬たのしい遊び100』 の

コラムに書いた「お年玉」のはなしを紹介しま~す。


  ◇お年玉から考えるお金のはなし◇

子どもにとって、お正月にいただくお年玉は、冬のお楽しみの一大イベントです。

でも、親にとっては、中身がお金だけにいろいろと気を使うことも多く、
子どもの年齢によって、扱い方や使い道を考えていかなければいけないものでもあります。

元来、お年玉とは子どもにお金をあげることではありませんでした。

大昔は、お正月には年神様を迎えるお祭りがあり、門松を立て、鏡餅を供えました。
そうして、年神様に供えた鏡餅を目上の者が目下の者に分け与えたり、
餅をお下がりとして子供たちに食べさせたのが、お年玉の語源だと言われています。

その後、室町時代あたりから、正月に訪問する時の贈り物をお年始やお年賀と呼び、
子どもたちへのおみやげをお年玉と言い分けるようになったとか。
それが、現在のお金へと変わっていったのだそうです。

それでは、今時の子どもがもらうお年玉は、
一体いくらぐらいになるのでしょうか。

子どもが、一人の相手からもらうのは3~5千円が相場で、
小学生のお年玉の合計金額は、平均で約2万7千円。
中学生は、なんと約4万9千円だということです。

さあ、では子どもたちは、もらったお年玉をどうするのでしょうか。

まず、趣味や学用品、欲しかったものを考えて、「自分のために使う」子が約半数、
そして貯金するなど、「使わずに取っておく」子がもう半数だということでした。

みなさんのお宅では、お年玉をどのようにしているのでしょう。
まだ子どもが小さいお宅は、今後どうして行こうと考えておられますか?

子どもがお金の価値がわからない小さいうちは、お年玉をもらっても、
かわいい絵柄のぽち袋が嬉しかったり、とにかくモノをいただけるというだけで
無邪気に喜んでいると思います。袋の中身の方には、あまり感心がないでしょう。
でも、やがて子どもが大きくなってくると、兄弟や友達の間で、「お年玉いくらもらった?」「お年玉で何を買ったの?」などの話題が出るようになり、お年玉の中身に関心を持ち始めます。

そして、「ぼくの(わたしの)お年玉どうするの?」とか、「お年玉で何か買ってもいい?」などと言い出すはずです。

その時が、お年玉からお金のことを考えさせるチャンスです。

私は、子どもがお年玉をもらい始めた時から、子ども名義の通帳を作って、毎年全て貯金しておきました。きっとそうしておられるご家庭はたくさんあると思います。

それを子どもに見せて、「これは、君のお金なんだよ。お金は今欲しい物を買うこともできるけれども、こうして通帳に入れておけば、だんだんお金が貯まっていくんだよ。
そしたら、今は高くて買えない物でもいつか買うことができるでしょ。
また、君が将来大人になったら、自分で生活するのにいっぱいお金が要るようになるかもしれないよね。
そんなときが来ても、こうしてお年玉や大きなお金をすぐ使わないで貯金しておくと、きっとこの通帳が役に立つと思うよ。」と、こんな話をしたものです。

子どもは、まず自分のお年玉を通帳に貯金してくれていたことに感謝してくれました。
そして、せっかく貯めてくれていたのだから、これからもお年玉をちゃんと貯金していくと言ってくれました。
大きくなった今は、欲しい物を少し買うようにはなりましたが、やはり残りはきちんと
貯金しています。

幼稚園や学校では、お金を使った計算の仕方は教えられても、お年玉についてはもちろん、おこずかいの使い方を具体的に指導することはまずありませんから、やはりそれは家庭で意識して教えていくしかないと思います。

つまり、普段の生活の中で、親のお金に対する考え方や使い方をきちんと子どもに見せて伝えていくということが大切なのです。
さぁ、お年玉を機会に、大人もお金について考えてみてはいかがでしょう。


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