七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

冷蔵庫に3時間


一昨日は奈良へ日帰りで走って、

実家の母の見舞いと、実家の冷蔵庫の掃除をしに

行って来ました。


母は、口から管を入れて手術をしたそうで、

それから思っていたより回復が早く、

もう起きあがって、自分で用を足しに行けるほどに

なっていました。


この調子だと、予定通りには無事退院できそうで、

ホッとしました。


でも、1日中点滴で、食事は摂れません。


その分、手持ちぶさたらしく、しゃべるわしゃべるわ。


結局、1時間以上話相手をして、ようやく実家の掃除に行くことになりました。


まぁ、頼まれたのは冷蔵庫の整理だけだから、

1時間もあれば済むだろうと思っていたのですが・・・

母が、無類の“捨てられないおばちゃん”だったのを

甘く見過ぎていました!


この年代の人は、大なり小なり「もったいない」という観念が強くおありだとは

思うのですが、うちの母の場合は筋金入り!


「捨てられない」に加えて、「収納・整理」もできないのです。


それは、重々わかっていたものの、去年買い換えたばかりの冷蔵庫だし、

まだそんなにため込んでいないだろうと思っていたのです。


ところが、開けてみると、出るわ出るわ、「賞味期限切れ」の食品の山!


最も古いのは、「96年」物!


これって、10年前のやんか~~


また、例えば全く同じ「ぜんまいの水煮」の袋が、2003年、2004年、2005年

と、出てきたりもしました。


これって、なんかの記録にでも挑戦してるのかいな?!


父曰く、「あの人は冷蔵庫に入れると、なんでも永久に腐らないと

思ってるみたいやで~」


本当にそうかもしれません・・・。


結局、一人で「賞味期限日」を見ながら、「え~!」「ひ~!」「はぁ~?!」と

叫びつつ、冷蔵庫及び台所周辺のかたずけに3時間もかかってしまいました。


ごみ袋は7袋にもなりました・・・。


もうおわかりでしょう。


私が「かたずけ魔」になったのは、こんな反面教師の母がいたからだったのです・・・。


元小学校の教師で、器用で多趣味の上、

今は民生委員やボランティアなど活発に行動している才媛系の母なのですが、

唯一最大の弱点が、「捨てられないし、整理できない」ところなのです。


まぁ、ほかではどう逆立ちしても勝てないので、

そこばっかり攻撃してる姑息な私だったりして(笑)


まぁ、元気に退院したら、また懲りもせずせっせとため込むのでしょうけどね。



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