Laub🍃

Laub🍃

2011.02.17
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カテゴリ: .1次メモ
きっと、あの子たちは私の事を訳が分からない奴だと思ったままなのだろう。
それでいい。あの子たちなんかにこの私が理解できるなんて思わない。
こうして私がここから飛び降りたとしても、彼女たちは訳の分からない奴が訳の分からない理由で死んだだけの話だと、忘れていくのだろう。
それでも構わない。忘れられるものなら忘れてくれればいい。

 私は宇宙人だ。弱い宇宙人だ。母性からお迎えが来ないままの宇宙人だ。

かぐや姫はいつお迎えが来たのですか。
私は最期の瞬間になれば回収してもらえますか。
何の価値もなかった私の人生、最後の最後にお花を咲かせましょう。

 真昼間の校庭にその日、花火でも打ち上げたかのような轟音が鳴り響き、





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最終更新日  2016.09.20 19:38:45
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