Laub🍃

Laub🍃

2011.05.06
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カテゴリ: .1次メモ
彼女は街の人々を催眠することを生きがいとしていた。
己の為ではなく、単に面白いやりとり、行き違いを見る為に。
人為的に起こった諍いを他人事として物語のように眺め、苦しむ様子を見て、それを引き起こしたのが自分だと言うことを認識し悦に浸る為に。
死も生も全て彼女の想うがまま。
犯罪も殺人もいいところで誰かに止めに入らせる。
その度彼女は自分が支配していると言うことを実感した。
ところがある日、彼女は自分自身が誰にも必要とされていないことに気付いてしまった。
そうなるように仕組んできたから当然のことだった。
彼女は、自分を神として崇めるようにさせた。

彼女は、自分を謎の占い師として認識させた。
そうしたら、占い師を自分の支配下に置こうとする人間に監禁されかけた。
彼女は、自分を街の住人ではないと認識させた。
そうしたら、彼女は街から追い出された。


そうして、数か月。彼女の観測の元を離れ、未だ彼女の催眠で生きている彼らを、彼女は別の街から連れてきた狼達に食べさせた。

この物語は破綻している。また次の話を作らないと。





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最終更新日  2016.11.04 03:26:41
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