Laub🍃

Laub🍃

2011.11.04
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カテゴリ: ◎2次裏書
白、透明、水色。

これらのものは皆目に見えないけれど、それでも存在感を放っている。

空気の色ってそんな感じだと思う。

白いペンキみたいに重苦しく沈殿していたり、
透明なガラスみたいに見えないけれど堅い壁として存在していたり、
水のように静かに毒が溜まっていくぴりぴりとした感覚を与えてきているのに逃げることができなかったり。

見えないんだけど0じゃない。
見えないのにいつまでも心に印象として残る。

私の見る携帯は見えないあの子に繋がっている。

幽霊じゃないからこそ、あの子に対して期待をいつまでも持ってしまう。

あの子にとっては私の存在は重くて無意味なものかもしれないのに。

あの子が夢に出て私を罵倒したりしたことなんて一度もないけど、
いっそそうなったほうが「夢ではああだったけど、流石にあの子はそこまではしないよね」と逆に安心できるかもしれない。

でも、あの子はエア友達とは違う。
あの子の応援とエア友達の応援では説得力が違う、現実感が違う。

だからこそ目に見えるものが多いからこそ頼ってしまうし、
家族ほどは目に見えないから頼ってしまう。





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最終更新日  2015.02.16 22:08:32
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