Laub🍃

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2012.02.20
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カテゴリ: .1次メモ
俺はお前が好きだ。

と言っても、一生伝えるつもりはないけどな。

だから、ま、なんつーか、念みたいなので届いてたらごめんな。
お前結構鋭いから。

お前って何か、すごいよな。すごい奴だよな。

俺みたいな奴に、呆れないで付き合ってくれてる。
それだけでももう十分凄いのに、周りに何人も居る俺みたいな奴に、絶対に見下したような態度を取らない。

まあ、もしかしたらそれを買いかぶりだとお前は言うかもしれない。
こういうのが重かったら、ごめん。


とにかく、それでもお前がそういう長所があるってのは客観的にも十分断言できると思う。
俺はお前と出会えたことが嬉しい。ある本の中に、人生に起きる事が経糸で、自分でやる事が横糸だっていう比喩があったんだけど、お前に出会えたからこそ紡げた模様が、生かせた横糸が沢山あるんだ。

でもそんなお前だから、友達は沢山居る。
俺はお前と同じクラスになってはじめは嬉しかったけど、段々とそれが苦しくなってきちまった。

お前はスポットライトが当たってて、俺は舞台の袖でじーっとしてる。
お前が人を嫌わないのを知っているから、お前に友達の乗りで抱きつけた時もあった。
実はあれ、ほぼ初めてだったんだぜ。まあ言うつもりはねえけど。

だけど、まあやっぱ、舞台の上で沢山の人が協調してるのに、俺だけ台本がないみたいな気分になることもあってさ。そういう時は舞台に立つことも、お前を見てるのも申し訳なくて、観客席の脇を通って帰ったことが幾度もあった。

俺は今では少しは演技がうまくなったと思うんだ。
思わせてくれ。

お前の横に居ていいんだと、お前の「誰でも好き」から少しでも抜け出せる存在なんだと思わせてくれ。


俺は人扱いされていない気がすることがよくあったから。
それだけのことを俺がやってるってのは分かってるんだ。俺は頭がおかしいから、やる前に止めることが出来ない。
そんな俺でも見捨てないでくれるお前は、俺が失敗したって思って謝りながら舞台そでに駆け込もうとした時に俺の手を無理に引っ張るでなく、居ていいと言ってくれたように感じたんだ。

そして、お前が「他人の距離」とは違う態度をとってくれていることも分かってるんだ。お前が俺の駄目な所を茶化した時、俺はひでえと笑いながらも嬉しいんだ。

けど、俺はあの時から変わった。それに、お前も変わっただろう。


それでも新しいお前が居ないと、古いお前だけだと足りない。

お前の話を聞いてみたい。
お前は聞き上手で、話し上手とは違うのかもしれない。それでも友達としての立場での越権行為でないと、俺を「普通の友達」と思ってくれているがゆえの反応をしてほしい。
焦がれ続けた反応が、結局「数年会っていない友達」だったら俺は駄目になってしまう。

俺とだけの話をしてほしいんだ。





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最終更新日  2015.02.22 01:03:46
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