Laub🍃

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2014.08.10
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8月31日までで、学生は学生証を持っていけば割引になるみたいです。

以下、それぞれについての短い感想↓


後半にいくにつれ文が長くなる傾向にあります。





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建築には住むためのものと使うためのものと見るためのものがある。

今回は住む為というものを特に重視したものが展示されている。



・住居
 下がすっきりしていて、上は居やすそうな空間。住居以外の用途も感じる。

 コアが床・天井に溶け込んでいる感じ。人の移動路が少し気になる。
・私の家
  内外の連続、扉の排除。
・塔の家
  いかにも秘密基地っぽく、少年心が刺激される。平面図の展示方法がユニーク。それでも機能的。
・カプセルタワー
  グロい。蓮コラ思い出した。カラオケボックスを居住空間にした感じ。
  近未来間とレトロな感じが合わさる。小さいがそんなに息苦しくないのは白さと機能の埋め込みのお陰か。
  カーテンの形が面白い。大量生産とそれをまとめる技術。

人の大きさは建築における制約。

・スカイハウス

  壁柱のすっきりとした存在感。ムーブネットは未来と繋がっている。
  黒(茶)と灯りは日本っぽい。スライドすることで明かりを調整できる格子窓がかっこいい。

ワンルームというものへの考え方が多種多様。

・水無瀬の街家
  外は堅いが、内側は開放的。はしごとベランダがロマン。

・新宿ホワイトハウス
  レトロ可愛い。当時にしては珍しい白い外観。ついでに模型内部のモデルがアグレッシブすぎて笑った。
  3つの使われ方をしているが、どれにも馴染んでいる気がする。(会合・画家のアトリエ・カフェ)
・白の家
  自然←→キッチンなど、人工物とのかかわり方が面白い。
  窓から見える風景がまたいい。
・原邸
  丸い。整理されている。透明な屋根がある―――内部に。
 「街のある家」と言うのがいいだろうか。ショッピングモール、商店街のような印象。照明大きい。
  全体的なまとまりが面白いが、内部をもう少し見たかった。
・松川ボックス
  白と茶朱、木、石の床、神社を少し思い起こす。ころりと可愛い外観×2.
  こぢんまりとした感じ、清いような親しみやすいような空間にもどこか日本らしさを感じた。
・幻庵
  一見して和か洋か分からない。山中のそれは橋をそなえ、来るなら来いとでも言うような佇まいだ。
  千と千尋の屋台、欄干橋を思い出した。柱と相俟ってそれはどの時代のものでもないような雰囲気。
  内部も奇妙だ。網が、波が、曲線が気付けば隣にある。
  機械に太陽、月、空、雲をぶち込んだような面白さ。
  空間とはこのような場所を作るのにも使われるものなんだなと思う。
・住吉の長屋
  他の模型は殆どがスチレンなど、模型によく使われるものを使っている印象だったが
  これはセメントか石膏かもしやコンクリートか、本物に近いものを使っていた。しかも1/10である。
  鉄骨を渡るかのような、外(脇)と内(地面)の繋がり。奇妙で不便な空間。
  「そこに住んでいる人がまずすごい」 ですよね。
・反往器
  こちらも松川ボックスと似て白と赤だが、その奇妙な形、そして溢れ出る生活感と合わさり
  これが芸術品なのか空間なのか分からないような少々混沌とした中に色というパーツがありますという感じ。
  内に内に内。いかにもなカプセル。1階はともかく、2階をどのように使用しているのか気になる。
  芸術品、研究室のような硬さと近未来っぽさ、そして生活感。ちょっとした使いやすさが面白い。
・虚白庵
  洞窟は守られている。
  静かさとはこんなに大事なものだったのだろうかと思わせる。
  これがあるのは山奥ではなく住宅地。近くには道路。だが厚い壁が音を遮断し静かさを守る。
  まず庭の白と黒と灰、光と影に「静」を感じる。
  内部に入ると暗と色がある。そこに「黙」を感じる。
  再び庭に立ち返るとそこでは、内側とはまた違った「黙」を感じる。
・中野本町の家
  内の為に、閉じる為に、住む為に作られた家である。
  内部の人に分かりやすい優しさを与える家ではなく、人に解られるような曲線。
  内部の人の為に作られ、役目を果たした後は取り壊されたこの家はある意味究極に内的なもののための住宅だと思う。
  ライトの使い方がうまいと感じた。あの家だからこそ使える方法かもしれないが。


移動する家のコンペ
・スポンジハウス(スポンジでできた家・潰して移動すればどこへでも)
  スポンジハウスは色々使い道がありそう。応用が効くのがいい。
  「少し水をかけて砂漠に置いとく」とか
・ミノムシ(材料を置いて、くっつける為のものも置いて、ミノムシのように内部の人が形を作っていく)
  ミノムシは実際やってみたいと思う。骨が折れそうだけど。
・山椒魚(狭い、外への羨ましさ)
  改めて山椒魚の粗筋を見て切なくなった。
  短時間なら楽しめそうだが、それでは山椒魚的な体験になるのだろうか・・・





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個人的な感想ですがかなり面白かったです。
興味のある方は是非どうぞ!





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最終更新日  2014.08.10 06:32:26
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