Laub🍃

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2014.08.17
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カテゴリ: ●遊
今日は、この一週間ぐだぐだしていた空気を払拭するかのように
動きまくった1日でした。

数日前から、父方の祖父の家に行って囲碁を打つという話だったのですが、
朝、母方の祖母が怪我をしたという連絡が入り、そちらのお見舞いに先に行くことにしました。

会ったところ、祖母は、入院する必要はないらしいとのこと。
思ったよりも元気そうで良かったです。
というか怪我以外モリモリ元気でした。

祖母と話したり、肩もみしたり、猫をなでたりした後、

残る母・妹と別れて


















祖父「遅い!!」


父「朝連絡したやん…」


祖父「されてない(`皿´)
   朝からずっと待っとったのに・・・」

父「覚えてないんかい…(´・ω・`)」



ぷんぷんしている祖父とレッツ囲碁!(私(黒石)が3目置く/19路盤)▼



後半戦にさしかかったところで、左翼の白陣地に少し綻びを発見。

うろ覚えですが


端ト++○●
端ト○○●●
端ト●●


みたいな形。

これがもう一段下がっていたらまだしも、


と思いつつ



少し長考。

そして

1手目を打つ。↓

端ト++○●
端ト+●○●
端ト○○●●
端ト●●


(なんでそんなとこ打つねん(´・ω・`))という顔で粛清一手目▼

    ・・
    ・・
端ト++○●
端ト++○●
端ト○●○●
端ト○○●●
端ト●●


また長考。そして

2手目で伸ばす。当然それにつけて伸びる祖父。
けれど、ここらへんでおぼろげながら
どう祖父がこの後打ったとしても
それぞれの手に応じて押さえ込める道があること
うまく打てば確実に仕留められることを見出しはじめる。

3手目。

4手目。

長考。
祖父「考えるの長すぎや」


5手目。
黙考。
6手目。
黙考。
7手目。
長考。

「どんだけ待たせんねん」
「ごめんあとちょっと」

8手目。

「…」
(いける)


9手目、
10手目、

「…ちょっと陣地取られたな」

1手目の投入地と端っこの経路を繋ぐことに成功

11手目

「頂きます」

祖「…」

祖「……!?」


そう、目的は経路を繋ぐことと祖父の陣地を潰すことだけではありません

祖父がその陣地で築いていた膨大な壁を丸ごと食い尽くすことです。


「…あー、こここうやっとけばよかったか」

「いや、5手くらい前から色んな対抗策考えてた」

「む…」


「許さん・・・」

「」

「許さんぞぉ・・・・・・!」


め・・・めっちゃ怒ってるーー!!!

いや、半分笑ってたのでマジギレではないのでしょうが、
ある意味マジギレより怖いwww

本気出されるwwww


と思っていましたが、なんとかその盤はしのいで・・・・・・



59-49!!



最後の取った石が10個くらいだったので、丁度これで逆転した形でした。
それ以外は基本的に硬く守っていたのですが、大人しすぎて圧倒されていたので
今回の潜入がなければ負けていました。


祖父「待たせるからや!!!」
私「ごめんて」
祖父「来る時も待たせよってー…」
私「それは本当ごめんって」
父「だから連絡したやん…」


祖母「しげり勝ったんwww」
私「うん」
祖母「やったなwwww」

・祖父の悔しげな顔と対照的な祖母の嬉しげな顔


祖父「許さん・・・」

祖父「許さんぞぉ・・・・・・」

私「2戦目やろう」

祖父「うむ」






2戦目!▼



今度は少し大きく、大らかに大まかに陣地を作ってみたものの

やたら

祖父「許さん・・・許さんぞぉ・・・」
私「怖いwww」

そして1戦目と同じく、確保できていたと思っていた土地を囲まれて
石ごと取られるという・・・


しかも、やたら発生する劫(コウ)。


その上どれも死活をめぐるコウ・・・!


なんと一局で5つ以上発生したのですが、


3つは私がなんとか勝ちをとりました。
その後2つ祖父にやられましたが。

・・・しかも、その祖父がとった1つというのが曲者で


機嫌よく祖父の敗走兵を追っていたら
突如劫。


しかも、私のゆるめな陣地に踏み込まれるという・・・!



急遽

「祖父のピンチな石(死活コウ)」

をとるか、

「私の曖昧な陣地の守護」

をとるかという

二択を迫られる結果に・・・!

祖父の石をピンチに追いやりつつ、こっち攻め込まれたらやばいなあと思いつつ
打っていたら

案の定攻め込まれるという。

祖父が打ったのは、2間ビラキの最外郭、そこの片方へのヨセ。
言うなればセールスマンが鍵をかけていない玄関のドアノブを回した状態。
そこでチェーンをかければ凌げるけれど、そうしている間にキッチンが大惨事になりそうなので手を着け兼ねた状態。

後ろに味方も居るし、入り込んだ石は後方の黒石と2間ほど開きがある。
ここは1手で守れる。・・・・・・けれど、そこを守ると1手打ったということで
コウを打ち返されてしまう。しかも私は打ち返せないから、他の所に打つしかない。

そうしている間にピンチ石は生命線を繋いでしまう・・・・・・!



結局目の前のピンチ石を取るという選択をしました。

10目ほど石をとれました。


・・・自分の陣地瓦解しましたが。


多分確実にそっちのほうが得していた気がする・・・!o...rz




結局その後負けました。

30-42で。


祖父「これで引き分けやな」
私「うん…」




私「そういえば、さっきの最初の左翼の所なんだけど…」
祖父「ああ、アレか」
私「覚えてない?」
祖父「どうやったかなー」

写真撮っとけばよかった・・・orz

打ち直すも、大分煮詰まった所だったので

私「何か違う」
祖父「もうちょっと違ったな」

コレジャナイ感・・・orz

何か似たような展開になって思い出せばいいのだけど。
本当にかなり久しぶりに囲碁で考えまくりました、自分で言うのも難ですがかなり冴えていたと思います。
序盤で狙いを祖父に気付かれていても、どうあがいていても壁を奪うことが出来たくらいに。
あれは奇跡の時間だったといっても差し支えない。切実にアカシックレコードが欲しいです。


負けたけど、負けたけど前回闘った時よりも
物凄い高揚感。頭の中がふわふわしているというか、爽やかというか、
全力で走った後のような爽快感。体も心も熱くて、もしかしたら脳内麻薬出ていたかもしれません。


祖母「アンタ(私)勝ったん?2目くらい?」
私「いや、今のは30-42…さっきの59-49とトータルで2目負け」
祖母「あららー…」


祖父「え、お母さんとも囲碁やってるん?」
私「うん。13路盤」
祖父「13路盤は囲碁やない(´・Д・`)」
私「そんなー…」
祖父「公式戦では19路や(`・Д・´)」
私「でもあれはあれで楽しいよー?時間短縮できるし」
祖父「そやけどー…」


私「も、もう一戦…」
祖父「いや、1対1の引き分けで終わりにしとこうや。もう遅いし」
私「(´・ω・`)」
私(でもめっちゃ楽しかったからいいか。頭ふわふわしてるし、適度な疲れあるし)





上の私「何か違う」
祖父「もうちょっと違ったな」
の後

私「そうだ、これ、これの隅っこ使って13路やんない?」
祖父「いや、もうやめようや」
私「…これ、(星目印にして)ジャスト9路できるじゃん…」
祖父「あかん、それ大変そうやし」
私「(´・ω・`)」



その後晩御飯が今までのスタミナたっぷりそうなのではなく、
さっぱり系なことに感激したりダーウィンが来たで蟻すげえと思ったり
アイス貰ったり父が祖母に「また太ったな」と言われたり
何故か私が「アンタ横顔美人やな」と言われて「正面は」と訊いてみたらまあ案の定な答えだったり
梨と米と来る途中ちょっとだけ寄った本屋の本重いと父と二人で疲れたり
帰りの電車で昼間渋谷に居た真っ白な三人組を思い出したり
妹から電話がかかってきて父が「は?おいしいもの買ってきて?…分かった、野菜ジュースと納豆買ってくる」と言ったり
そろそろ妹納豆克服すればいいのにと思ったりして帰宅。楽しかったです。





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最終更新日  2014.10.01 10:38:52
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