Laub🍃

Laub🍃

2017.01.11
XML
カテゴリ:
先日目から鱗が15枚くらい落ちた記事で、
「ブログ主は人生観だろうと、何かの感想だろうと「そんなの誰でも知ってるよ」って言われそうなことについてでも「知る機会がなかった人・これまで知ろうとしてこなかった人」のために十分にドヤって語ればいいんじゃない?」っていうのを見掛けました。
なので今回は最近思ったこととか、課題のために色々な人に聞いたこととかを書いてドヤろうかなと思います。


さて。情報・インフラの通いまくっている時代ですね。
昔読んだ小説で、スラム街に住むヒロインが情報社会を利用して人のIDで金を引き出したり、テロによって交通麻痺・情報麻痺になってヒロインと主人公がケンカしながらも協力して生き抜くっていう話がありますが、それだけインフラ頼り技術頼りになってもおかしくない時代です。
某7種ですら夏Aが「未来ではパソコンとか技術とか滅びてるから勉強しなくていいって言われたのに嘘だった」っていう目に遭うような、技術があるからこそ色々なものの代用ができる世界です。
日本で一般家庭に育っていてある程度のお金があれば、家の中でほとんど全てのことができる時代です。
顔を見たいならテレビ電話を使えばいい。情報を得たいならネットでもSNSでも覗けばいい。服も食べ物も通販や出前で取ればいい。
極端なことを言ってしまえば、在宅の仕事だってあるし大きめの災害が起きてもあまり避難する必要のない場所(平地・内陸)もあります。引きこもりには嬉しい時代です。


これで済ませられない場合とは何でしょうか。
・体験するための装置が大掛かりである・人件費が必要(プロジェクションマッピング、ナイトパレードなど)
・お金がないから/保護管理下にあるからテレビ電話やパソコンとか買えない、自由に使えない
 ↑老人ホームなどに居るため外出許可時以外は通信制限がある場合・小学生が主人公の場合含む
・やっぱり実際会いたい
・会いたい相手が情報技術に疎いため会いに行くしかない(子供・動物・植物の場合含む)
・行きたい場所が研究所・博物館などのためネットでは情報を見られない
・生の熱狂を体験したい(オリンピック、ゲーム・地元でなく遠出して対戦・観戦する楽しさ)
・生の世界を体験したい(コンサート、ライブ、観劇、絶景)
・温泉(触覚・嗅覚)や苺狩り・バーでの飲酒・作り立ての食べ物(味覚・嗅覚)や人・動物へのふれあい(触覚・嗅覚)など、目や耳以外のなんらかの要素があり実際に行かないと体験することが難しい
・刻一刻と変わるため、発見する楽しさがある(紅葉狩りなど)

・●●の名所、縁結びの神社などジンクス、自身が訪れねば意味がないところ
・職場・イベント・ホームステイ・お茶会など、お呼ばれしたり、自分が出向かねばならない状況
・ホラースポット、ジャングル体験など自分が危険な目に遭ってスリルを体験するからこそ楽しいもの
・新生活での住まい探しなど、これから日常を過ごす場所を実際に軽く体験する
・閉じ込められてるから外の空気を味わいたい(閉鎖学園生活)(田舎の都市幻想・都市の田舎幻想)


自分で思いついたのといえばこれくらいで、お金がないかイベント頼りか名産品ぐらいしかネタが出てこない状態でした。大体youtubeに誰かが上げてるし通販で買えるし

けれどある先生(タレ目なので以降タレパンダ先生)とお話をしていて、
「そういえばポケモンGOも色々な所に訪れる人を増やすのに一役買ってますよね」
「あれって昆虫採集イメージしているらしいね。研究所とか公園とか港とかヘビーユーザーは遠出するとかして、そこで画面の外を見て、何かほかのことに繋げられたらいいよね。対戦もカブトムシずもうとかをイメージしてるみたい」
「人と接するからこそある楽しみもありますよね」
「家の中でとか、一人で居たらできないことが外出の意義かもね。あと、誰かのために何かをすることかな。出向くとか、届けるとか、誰かのために尽くす行動や、それによってどういう結果が出ているのかを現場で見ることは、出かけないとできないことだよね。色々な人の立場に寄り添うことで、多角的に見ることもできるかもしれないし」
という言葉を聴きまして、

・多角性
・届ける・尽くす「側」になること
・相手に寄り添うこと

が外に出ないとできないことのひとつにあるかなと思いました。

そして、確か12月半ばくらいに見たチャパネット高田さんの引退記念番組・おうち訪問ってあったよなあと思い出しました。

彼は、画面の外に向かって、画面の中から「使うとこれだけのいいことがありますよ」というリアルな体験談を出すことで売り上げを2~5倍くらいに伸ばしていました。
観光先で何故おみやげをたくさん買うのか。観光先の思い出、そこでの普通を追体験する為でもあります。何故通販で何かを買うのか。自分の生活の中に、他で生み出された何かを取り込むためです。
高田さんはそこらへんの気持ちをテレビの前の方々に疑似体験させていたんだろうと思います。
けれど、彼は何十年もこの仕事をしてきたけれど、実際に買ってくれたお宅に訪問したのは初めてだったということを悔いていました。もっと早く訪問すべきだったからと。
そこにはフィードバック、買った人の生の声がなかったのです。

自分の欲求を満たすためならば、好きにやればいいのです。まどまぎでいうなら魔女の世界がそんな感じでしょう。好きなことだけをやって過ごせる予定調和の世界。いらないものはシャットアウトできる世界。

けれど、誰かの生の声を聞いたり、自分のやったことの結果・他人や世間への波紋を見届けたり、予想外のことを楽しむことは実際に出かけないとなかなか難しいことです。
自由設計課題について考えるとき、何を作るか考えるとき、誰に楽しんでもらいたいか。自分は、誰の「楽しんでもらいたい」(SNS・ブログの一方的な情報発信も含む)「一緒に楽しみたい」を受けて育ったか。発信する側としては、どういう方法、マナーがあるのか。
覗かれる側のSNS・ブログではどんなことを書いているか。特にその中の「実際に行きたい」「実際に(外で)やりたい」と思わせるものは、何なのか。
自己満足で終わらないために、そこらへんをちゃんと考えて見直していきたいと思います。
誰かを幸せにするためといっても、その対象は今返事をできる人に限らず、動物、植物、画面の向こう(間接的に声は伝わってくるかもしれないけど)、未来の誰かかもしれませんから、そうしたさまざまな視点を手に入れる為にも、画面の向こうに行く行為、訪問、外出は必要なんじゃないかなと思います。



画面の中なら影響受けないから好きに色々できたけど今のこれはリアルだどうしようっていうやつほんと好き。

もちろん、画面の中で、顔を合わせていないからこそ言える・できることもありますが。
ライトなブラックジョークだろうと、下ネタだろうと、リアルで修復不可能なトラウマがある人にとってのリハビリに近い追体験だろうと。


***ここからオタク***

冒険ものということでFQと7種が思い浮かびましたが、7種の場合ナツは元引きこもり、安居は温室育ち、花は彼氏は居れどほぼソロ充(自分との戦い系スポーツ・一人冒険)、新巻さんは一人で冒険していた歴が長いうえ元の世界の記憶は野球だらけ。
自立しているとは言えます。むしろ人と合流したからこそ起きるトラブルのほうが多いくらい。
だけど、交流しあったからこそ自分を変えられるということはあるでしょう。
今まで見ていたけど気づかなかったことが分かるということもあるでしょう。
自分をとりまく環境の再認識にも繋がるかもしれません。新たな幸せの発見にも繋がるかもしれません。
鷹あゆは東男と京女並み(男女逆な気もするけど)に食い違い、だからこそ面白い世界を繰り広げています。そうした出会いも、二人がホームグラウンドを出たからこそ起こったことです。
またFQの場合も、それぞれ別のホームグラウンド(クレイとトラップも同郷・家同士の付き合い深いとはいえ騎士の家系・盗賊の家系)から出てきて、互いを補いながら冒険している所も、お互いのホームグラウンド(訪れる側としてはアウェー)で故郷紹介している所もとても面白かったです。

おうちでできる●●(特に子供向け・デイサービス・ニコニコ動画とかにあがってる職人芸系)がはやっている今だからこそ、ホームグラウンドから出る楽しさと、それに加えて安全性(家の一番の長所は太古の昔から安全性だと思います)を実現したいものです。誰かの故郷に訪れる楽しさとかも。

一歩出たらふっと夢が覚めてしまうような「これは王国のかぎ」のような異世界性、ファンタジー性、テーマパーク性も儚くていいものですが、もともとある場所の長所を引き出したり……
交通事故を0にすることはじめ街中を敵としないような世界が作れたらいいなと思います。

(特に交通事故の場合、普通の人が普通の人にとっての敵になっちゃうから…。)
(特に住宅街で車・バイク・最近では自転車とかスケボとかも…を異常に飛ばしている人とかね)
(飛ばせないような空間整備・もしくは住み分けがもっと必要なのかも)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.01.11 18:18:40
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: