Laub🍃

Laub🍃

2017.08.31
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テーマ: 7SEEDS(9)
カテゴリ: 🌾7種
一言で言うと最高でした。戦場キャラの日常的側面が見られたようで嬉しい。
ここまでやってくれるとは……!

flowers2017年10月号、7SEEDS番外編前編の感想です。概ね箇条書きネタバレ、安居話多めです。
今回安居と涼の新生活がツボで何度読むのを中断したか分かりません。

少し離れたところで見守ってるってそういう……!


え…大丈夫…?ここまで安居・涼推しに優しい展開で大丈夫…?と逆に心配になる。

安居はごんぎつねし過ぎだし涼はそんな安居を見たやきもきとうきうきを隠さなすぎだ。

相変わらず周囲の目は厳しめだけど、好きな時に自由にしがらみなく助けられる方がいい安居にとっては今の立ち位置がある意味動きやすいのかも、という点ではいい続き方なんじゃないかな。




源五郎主導の、水・植物・動物…といったチーム分けでの新生活と、

その離れたところでの安居・涼達の新生活ネタバレ、以下感想。





・しょっぱなから安居と涼の言い争いでスタート

・言い争うだけなら15歳の時の喧嘩の如く微笑ましいが内容のスケールが大きすぎる

・牡丹「どうして必要なの」
 牡丹「借りっぱなしになるのなら貸せないわ」
・調査したことがない場所を調査する為と言って数日間借りる等理由によっては貸せるということか

・あやしげな薪
・どう考えてもあの人(達)しか居ないであろうフラグぷんぷんの薪
 ・名前を告げずに善行
 ・早起き
 ・多分体力仕事

・そして予想通り

・涼との言い争い内容を牡丹さんに相談しにいく安定の安居(そして素直に従う安居)
・だから勝手にやればよかったと言う安定の涼
・そんな涼に「涼くん」という頑張ってるまつり
・まつりちゃんに対して特に心配そうな牡丹さん


・ナツ「いいんだと思う」
 →一緒に会いに行く夏B女子高生組が可愛い

・<<突然のToらぶる>>

・まつり(ヒィィ・・・)
 安居「?」
 涼「?」
 まつり(ホッ)
 ナツ(なにがヒィでなにがホッなんだろう…)

・多分分からない方が幸せ

・ナツに相談された時、嵐の様な返しは出来ないが非常に実用的な世話を焼く安居
・口ベタというか愛想が使えないだけなのでは安居

・あゆとナツはいじめられっ子同士だけど方向性が全然違う
・そのことを相談されてふむ…となる安居

・あゆ:きびしい(特にできない奴には)けど真っ直ぐなのでうまく味方につければ強力
・バラキャベツが繋ぐ縁で情報共有の大事さが分かる

涼「俺たちの飯はどうなんだよ」

・これが食べられることをこの二人がどう発見していたのか考えると面白い

・ナツ(安居くんにできないから面倒見てやらなくちゃって思われないようにしないと)
 対等なナツ+安居も見てみたい

・謝らない理由について一人ごちる安居
・なんのために未来に来たのか一人考え続ける安居
・誰にも相談せずやれることをただやっていく安居
・悔やんでも詫びてもなかったことにはできないし赦されもしない
・償いのように、祈るように今日も頑張る安居
・芸術的な趣味が特にないが安居の場合の趣味=他の人の世話を焼くこと
・それに付き合わされるたび「あ?」と返す(でも付き合う)涼

・ごん、お前だったのか
 を素でやる安居


(正直今のやり方の方が世話焼きが押しつけがましくならなくていいような…)


・これを目撃しているのが
 ・要さんの遺物(?)を目撃した苅田
 ・一瞬にしてデレとツンと勝手な期待を受けた不憫桃太
 というのがなかなか面白い

・おそらく毎朝早く起きて見回り+
 ナツ・まつりちゃんの報告、パイプ役の牡丹さんの話で他チーム現状を把握している安居・涼

・家が出来る場所を知って小瑠璃が飛びやすそうと嬉しそうに言う安居

「涼」
「橋を架ける」
「手伝え」
「あ!?」
「ここと ここに
 どこへ出るにも動きやすくする」



・海、上への交通の便を良くし、川底も深くするといった大掛かりな開拓を始めようとする安居。





「こっそりな」




「木材が…かなりいる」
「蔓がいるな」「それと例のクモの糸…」
「涼」
「クモ一匹飼おう」「獲ってきてくれ」
「あ!?」



「当然食い物も探す」
「道も通す」
「やることは多いぞ」


・植物班と水と家班など、安居とそりの合わない人の多い所と特に裏で地味に繋がる活動
・安居がいつもの安居やってるのみてからかいだす涼

「なんだよ」
「優等生に戻るのかよ」


・と言いつつ嬉しそうな涼



「それはもう」「永久に」
「なれない」



・困ったような、懐かしむような、立ち位置に困っているような、それでも涼が居るからどうにかやっていけているような顔で笑う安居
・必死な顔でまた木材を作りはじめる安居(そしておそらく余ったものはまた薪にする)

・そんな安居に対しクールぶってる癖にとてもウキウキしてることが見て取れる涼



これ涼にとってはあらゆる意味で幸せの極みなんじゃないの……?



・しかし。最終頁で……




<<突然の涼>>



ターミネーターの如く現れる涼

アオリ:身の置き所に逡巡する安居を見ていた涼が…!?


これちょっとサービス過剰すぎないですか……?


 素 晴 ら し い。






 取り敢えず安居好きな人、涼好きな人、ナツ好きな人、テンション浮き沈みしてるまつりちゃん好きな人、安居が源五郎・あゆ・小瑠璃について言及している様子が気になる人には本当これ嬉しいのきわみだと思う。





 ……私が安居好きなので全員の生活の地味な活動の下に安居の支えがあるということでフィーバーしただけなので、他にも沢山推しどころあります。

サバイバル環境下では見られなかった、あるいは一瞬で終わっていたり縁の下の力持ち的な特徴だった部分が強調されてる。


特に面白かったのは、チーム分けと芸術組の関わり方。

ハル→好きだとか考えずにやってきた
ちまき→誰かのためとか考えずにやってきた

お互いここに来て、誰かの命や心の救いになったことで考え方を進化させていくのが感慨深い。

ここで他に芸術系といったら蝉丸…………
いや、確実に合わない(確信)
でも夏Bの隠し芸大会をもしこの大人数でやったらどうなるのかとても気になる。

あと音繋がりで行くとナツも音や三半規管が敏感っぽい(というか見落としにくい、色々なことが気になるタイプ)ので少し素質あるのではと勝手に期待している。

 最近ハルのために楽器っぽいものを作りつつある小瑠璃といい、芸術・文芸系の人たちの部分が専門学校ものみたいで微笑まし可愛い。
 ただ、専門学校もののように競い合ったりということはなく、代わりに「使命」として伝えていかないといけないという違いがあるんだろうけれど。

あとくりくり同盟小瑠璃・ちまきちゃんの縁も可愛かった。
雹くん・あかざ・草矢に少しちまきが似ているというのもあるかな。
ハルはジェラってたり「えっ」ってなってたり余裕がない方が面白いのでいいぞもっとやれ。


そして、夏A(特に源五郎・小瑠璃)が「もらいます」って言って他チームの人をスカウトするくだりが今回本当に面白かった。

途中まで百舌さんのいつもの緊張顔(`・ω・‘;)オォ・・・という表情をしていたのに中盤から「意外と気持ちいいね」になるちまき、さすがちまきである。

鷹さんと角っち両手に花(?)状態の強欲源五郎も良かった。
そういえばこの人こういう人だった。普段何気ないことでは人と絶対ぶつからないのにその分譲れない所では有無を言わせないタイプ。
ぶすくれるあゆ。良い。

子供たちの評価や動きも良かった。桃太の影は薄かったけど。螢ちゃんと洞窟で一緒に行動していたのにちょっと残念。ひばりちゃんとの衝突には口を出せないということかな。

でも仕事をやってる人とは馬が合わなかろうと協調し、仕事をやらない人には仕事をやらないからこそのツッコミをいれるお蘭さんはお蘭さんらしくてよかった。そして嵐に泣きつくひばりちゃんをぺいっとする花も。
短期的な、クエスト的なサバイバルをやっている時よりも色々な人の面が見えてきてとてもいいなあと思う。まるで夏Aでガス・水道が止められた時の生活や、RPGの野宿話のよう。

チームを越えたスカウトで「もらう」と表現してるのもいいなあ。借りるじゃなくて。

さて、チームをまとめると、

・海:海女茜ーもらう→安定の嵐 ←ついてくー流星(スポーツ万能)
 ※泳ぐとは言ってない
  ゲルが佐渡の研究員・施設の子供たちの遺物みたい。
・空:風の小瑠璃ーもらう→ちまき
・地上探索:突撃隊長花ーもらう→ナビ朔也
・動物:リーダー源五郎ーもらう→新巻さんと犬、角又
・植物:ご立腹あゆ←えっ…-ハル ←えっ…-ナツ ←じゃあオレも!ー蝉丸
 源五郎と嵐の普段は優しいけどたまに容赦ない部分が牙を剥く!!

 そういえば蝉丸もダーティだけど考えてることむき出しだし(あゆもだけど)
 笑えば勝ち的な所がある。自分の膿も他人の弱点も笑いに変えるのは評価分かれる所だけど。
 だからこその蝉ナツなのかなと思うとなんとなくこれまでの二人の話を読み返してみたくなった。最終回の蝉丸さんがハイテンションでないと、笑ってないと落ち着かないナツとも繋がっているんだろうな。

・水と家:お蘭と虹子 「どっちがリーダー?」「どっち どっちなの」
 この二人が安定過ぎて和む。

・畑:農家の子まつりちゃん、倉庫シェルターで色々見ていた牡丹さん
・医療:鷭ちゃん、藤子ちゃん
 治療を受けているくるみさんも治ったら医療寄りで活動しそうな気がする。
・生活全般、在庫管理、情報まとめ:秋ヲーつけてほしい→万能ちさ
 あんたしかいないでしょ社長とお蘭さんに言われてるのが秋ヲ・蘭の関係らしくて良い。
 秋のチームも初期はこんな感じだったのかな。
 秋ヲ・ちさの「よろしくおねがいいたします」「はいよろしく」も和やかでいい。
・全員(家畜含め)の危機管理→苅田

桃太「僕らは!」         ←塩の係
螢「わたしは」          ←一番しっかりしてそうなので水時計の管理・時報ー藤子
                  しっかり者繋がりでこの二人仲良くなれそう
ひばり「わたしは働かないわよ」  
 「あんたがいい子する分こっちがダメだと思われるんだから」
                  ←「うらやましいならそう言えば」ー蘭
                  この二人の今後がとても気になる。
         螢ちゃんにはある意味蟻から身を守った時の恩返しでもあるんだろうな。
桃太・ひばりで塩の係、浜で火の係やってる間に色々話してちゃっかり・ひねくれ者同士独特の会話して少しずつ変わっていくのを期待してる。



いくつかのチームで自分も行く!と手を挙げてるのが可愛い。
あと花と藤子ちゃんが女子高生らしく「好きー!」とやってるのも可愛い。

ほんと和む。良い。

元気のないまつりちゃんに、唯一そういった話を振れるナツも良い。
^皿^ ←ナツのこの表情が珍しくて可愛い…可愛い……

・二人の世界:涼と安居



そしてそんな土台を勝手にこっそり支える安居(と文句言いつつ付き合わされる涼)。
「こっそりな」

安定の安居。ずるい。ずるいぞお前。可愛すぎるぞお前。

「源五郎は
 真面目で優秀なヤツだ」
「安心だな」
「お前もそうだったんだけどな」「言うな」
まつりちゃんに仕切り役を頑張る源五郎のことを伝えられ、嬉しそうに言う安居。
……に、からかいなんだか皮肉なんだかフォローなんだか口惜しいんだかなことを言う涼。
でもぶっちゃけ何かあったら真っ先に自分を頼る安居が少しうれしいだろお前。
時々8巻当初の茂みたいな顔してるぞお前。
そして7巻といい13巻といいお前ちょっと源五郎に微妙にライバル心に近い歯がゆさみたいなの燃やしてるだろお前。

それなのに。
頑張ってるけど認められることのない安居の状態に我慢ができなくなったのか、それとも橋建造の連絡をしに来たのか、ネコ集めならぬクモ集めをするためか、石油を活かしに来たのか、船を借りに来たのか唐突にみんなの前に姿を現す涼。

……安居が勝手にみんなの手助けしてるから自分も勝手に使者をするつもりの可能性が高そうだけど……。
なんにしても不穏過ぎる。花目線だからより一層そう見えるんだろうけど。

……安居が居ない時は安居の「涼」という突っ込みが入らない分自制しそうな気もするが…。






ナツに「安居くんたちが支えてくれていることを言おうと思います」と安居が言われたことで
箍が外れたのか。


ナツの意を決した発言に、安居なら「別にいい」とか「ダメだ」とか「嫌われてるから」とか返しそうだけど。
実際「安居の手は借りない」と言う人も居るかもしれない。
こっそり善行積んでる人のことを苅田は敵意持って伝えたりしなさそうだけど…

ナツは相談する、安居は相談をされる、この二人に限ってはwinwinの関係だけど、他はどう転ぶのか分からない。

ナツも、あゆや源五郎について懐かしむような、若干デレの入った言い方で語る様子を見て少し楽観的になっているというのもあるだろうし、蝉丸が十六夜さん殺しについて言及して「勘違いで殺したわけではない」ということを聴いた後になんとも言えない空しい表情をしていて、まだ把握しきれていないというものあるだろうけど。

……どうなるんだろうな。
決着がついてほしいような、このままでもいいかもしれない、ような。


なお7種ファン友Cには「安居がきれいになっててつまんない(‘・ω・`)」と言われる。
このヒール萌えめ。


……でも本当、どこかに向かって収束してない、自由、という状況の描写面白い。
次回も気になる…!



安居と涼はある意味自由過ぎるのでどこまでいけるか気になるところ。夏Aの社畜成分と天性(というか茂と一緒に居て育った部分?)の兄貴分気質がある以上、仲間に対する悪く言えば未練、良く言えば温情は海外に行ってもあるんだろうし。
海外に行って誰かと会っても相変わらず世話焼いてそう。可愛い。
……15(+2)年間、一緒に居た茂への世話焼き習性が発散されなくなったら逆にフラストレーションたまりそうでもある。
「茂と混同してるんじゃないぞ」と涼にむすっとした顔で涼からしたら言訳がましく言う安居。可愛い。


それと。海チームと協力するとかならまだしも、あの大きな船を借りて二人旅ってどっちが言い出したのかも気になる。

安居「……本当はもっと離れたところで行動した方がいいんだろうな」
涼「完全には無理だろ。この近辺で暮らしてる限りな。
  ……それこそ船を借りるでもしないと、そう遠くへは行けないだろうし」
安居「……生活が落ち着いたら訊いてみるのもいいかもな」
涼(!)「……別に今からでもいいが?問題はどうやって借りるかだが…まあ、なんとかなるだろう」
安居「ちょっと待て、急過ぎる」
涼「お前はモタモタしすぎなんだよ」サクサク
安居「ぐ…だから待てって」

みたいな感じで冒頭に繋がったと思われる。
安居絡みでテンション上がり過ぎる(そして安居に頼られると絆される)涼と
自分のことを想ってくれる仲間兼理解者に対して流されやすい安居。
危なっかしかわいいなオイ。

糸についても、蜘蛛から採ってくるんじゃなく蜘蛛を飼い始めるという発想なのが夏Aらしいというかなんというか。安居はタランチュラと源五郎のこと思い出してもいそう。
問題は餌をどうするかだな。虫か魚か…。

次回どんな展開になってても蜘蛛を飼う安居と涼は絶対見たい。
お願いします何でもしますから。





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最終更新日  2017.09.03 21:56:51
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