Laub🍃

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2017.12.12
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カテゴリ:
「早死にするかもしれないのでお嫁さんはお医者さんがいいと言われた」ー4×4
「住むことが格闘」ー住吉の長屋

これ、施主さんからの一言コメントなんだぜ……。



そしてリアルな模型には感服を通り越してその世界に没入しそうな気持になりました。
……そして恐らく恐ろしくかかったであろう手間に乾杯……。
異素材組み合わせとか周辺模型とか立体起動装置の軌道のようなボイドとかやり過ぎってレベルじゃねえ……もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。

特に、

・提灯鮟鱇みたいな大仏包囲+雪
・都市再生にありがちな

・木とアクリルなどの異種素材組み合わせ
・コンクリート×ピアノ線など細く作るのが大変そうなもの
・上海でランドマークとして作られた穴だらけのものがいかにして練っていかれたか、中間の模型
・ただの三角形の窓かと思いきや横から見たら窓周囲の壁の次元がおかしなことになってるやつ

が印象に残っています。

ただ撮影可能な場所が、光の教会1/1再現模型(チケット売り場から見えます)と連なる島の設計だけだったのが少し残念でした…。

展示の収録本(1000円、サイン・スケッチ入り1980円)も買いましたが、
施主さんコメントが掲載されていなかったのが残念…!!!
しかし本に掲載されてないからこそあれだけパンチのある早死にとか格闘とかつらく厳しい(けれど風景や季節と親しめる)住宅についてコメントできていたのかもしれない……



こうした展示で思う事。
パンフレット掲載してるもの・してないもので表記をしてほしい……orz







最後のビデオで印象に残っていた言葉は、
「産んだら育てる」
という、作ったらそこで終わりではない、ずっと付き合っていく為のものとしての言葉。
今後、周囲と住む人とをどう建っていなかった時と比べ変えていくのかという言葉。

「梅が咲くと心が動く」
植樹と言うと無難な環境問題への対処法というイメージがあったのですが、
ここでイメージが変わりました。

ただ緑というだけでなく、どの環境で育つ緑なのか。どういう効果をもたらす緑なのか。
どう人や鳥や他の動物たち、季節と関わっていくのか。そこまで考えてこそのランドスケープなんだろうなあと思いました。


同時展示されていた背景芸術を専門に活動されている方(その内記事書きます)も、石のどんな種類が突き出しているのかだとか、風景に光と人と風と植物と人工物がどうやって組み合わさって世界が出来ているのかだとかが強調されていて、少し見ただけなのに感動に引き込まれてしまいました。

映画全体を見ることを越えて映画の世界を生きることと、設計の中に引き込まれることは近いようにも感じます。

設計された家を日々見て、生きて、通りがかったりしていたら、感動が体に溶け込んでいるのだろうと思うと、時に艱難辛苦を与えられながらも設計された家で暮らす施主さん達が非常に羨ましく思われました。

問題は期間中に7種類の建築を回るスタンプラリーだ…!!!

設計を実際に見たくなっちゃったけど…時間……!!!orz





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最終更新日  2017.12.12 10:45:07
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