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今週も暑かったですね。信州でもここ連日33~4度で、うだるような暑さでした。仕事先は冷房が効いているのでいいのですが、休みになると家では暑くて居場所がない。そこで今日は図書館へ本を借りに行き、ついでに涼んできました。やっぱりこんな時は図書館が一番ですね(笑)。さて日本もいよいよ夏本番、小中学校は夏休みに入りましたね。夏休みと言えば、親の実家など田舎のある子供たちは、避暑もかねて長期で帰省する場合も多いですよね。以前300系新幹線の引退の際に、JR東海の懐かしい「シンデレラ・エクスプレス」のCMをご紹介しましたが、エクスプレス・シリーズにはいくつか続編があり、日本の夏休みをテーマにしたCM、「ハックルベリー・エクスプレス」もそのひとつです。88年~90年にかけて何編か放映されたこのシリーズですが、100系新幹線とともに出てくるシーンは、子供にとっては楽しい田舎の夏休みそのもの。自分の子供の頃を思い出し、懐かしさがこみ上げてきますね。100系新幹線 posted by (C)Nao88年版のこちらは、夏休みに入った都会の男の子が、兄弟ふたりだけでおじいちゃんおばあちゃんの待つ田舎へ、100系新幹線で向かうと言うストーリー。迎えるおじいちゃん・おばあちゃんの頑張る姿もいいですよね。89年版では「また来たよ~」で始まり、田舎の山や海辺で虫取りや魚釣り。90年版になると、お兄ちゃんはちょっと恥ずかしい気持ちも出てきたり。夏祭りや花火など、まさに日本の夏っていうシーンが印象的ですね。このCM作ったJR東海もすごいと思いますが、「あの頃に戻れないかな~」と思うのは私だけでしょうか(笑)。このCMの子供達の年代が、いまちょうど小中学生の親の世代になるでしょうから、これを観たら自分の子供の頃とわが子を重ねてしまう方も多いかも。この映像にも出てきますが、当時のCMキャッチコピーは「会うのがいちばん」でした。携帯電話やスマホで、いつでもどこでも会話ができる今の世の中ですが、やっぱり「会うのがいちばん」と言うのは、永遠に変わらないんでしょうね。ところで我が家は、さすがに孫はまだですが、大学生の娘が夏休みで帰省してくる予定。そして今回は、なんと彼氏も一緒に帰省してくるという情報をキャッチ。大きなハックルベリーさんたちと、どんな夏休みになるのでしょう(笑)。関連日記:「さよなら!シンデレラエクスプレス!!」にほんブログ村
Jul 28, 2012
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蘇州の旅の続きです。虎丘の南門を抜けると、すぐ目の前には運河がありました。いかにも蘇州らしいその運河には、石造りの橋が架かっていて、りっぱな彫り物が並んでいます。その橋を渡って、賑やかな街の方へ行ってみました。そこには、昔ながらのお土産屋さんが並んでいて、大勢の人でとても賑やかです。建物は長屋のように棟続きですが、その一軒一軒の間の屋根が特徴的でした。その通りを、派手な中国服を着た男の子が、風車のようなものを買ってもらって、嬉しそうに歩いています。どこかほのぼのとして懐かしい光景ですよね。広い虎丘を歩いて、すっかりお腹が空いていたので、そこにあった食堂らしきお店に入って、お昼ご飯を食べることにしました。蘇州の郷土料理の予備知識なしで入ってしまったので、お店の小姐に名物料理を尋ねてみると、、薦められたのがこれ、「松鼠桂魚」と言う料理です。ケツ魚(中国名=桂魚)のから揚げの甘酢あんかけですが、ケツ魚は中国でも最高級淡水魚なんだそうです。そのケツ魚に切り身を入れて、片栗粉をまぶしてカラッと揚げています。松鼠とはリスのことですが、から揚げにしたその姿がリスに似ていることから、この名前がついたのだそうです。さて皆さんには、リスに見えますでしょうか?一人で食べるには少し大きめですが、頼んでしまったのでこれは食べるしかありません。で、食べてみると、この魚が以外とカラッと揚がっていて、そこに甘酢あんかけが適度に染み込んで、とてもご飯に合いました。この料理、最高級魚を使っているだけあって、お値段はちょっと高めですが、まあ名物料理という物はそんなものですよね。お魚だけでも何なので、きのこや野菜の炒め物をもらいましたが、これもあんかけ風で、とてもおいしいかったです。ところで、蘇州の名物料理と言うのは、それほど多くないようですが、特徴的なものと言えば、「素食」と呼ばれる中国式精進料理のようです。私も食べていないのですが、何でもこの地方には仏教の教えにより、肉や魚を食べない人たちが暮らしているようです。そしてこの料理の特徴は、精進料理と同じで、湯葉や豆腐などを使って、見た目や味を魚肉に似せて作るのだそうです。次回チャンスがあれば、どんなものか食べてみたいですね。さて、お腹もいっぱいになったので、お店を出て通りを少し歩いてみました。白色を基調にして、その独特な屋根の形状を持つ蘇州の街並み。この街には運河が張り巡らされ、それは遠く杭州や北京にまで繋がっています。中国の寺院特有の黄色い壁や、涼しげな運河のある風景は、とても風情があっていいものですね。運河の上には水郷の街で良く見かける太鼓橋が掛かっていて、その下を小船が行きかっています。さて、そんな蘇州らしい風景を楽しみながら、次なる訪問地、蘇州4大名園のひとつである「留園」を目指しましょう。
Oct 24, 2007
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