★わたしの誕生日


今年も、そうしようと思っていたら、3人の子どもたちが、
「今年の誕生日は、3人でごちそうを作ってあげるね。」
と言って、それぞれが、得意な料理を担当して作ってくれた。
なんだか、とてもうれしかった。
父親がいなくなって、4人になってしまったけど、
3人の優しい子どもたちにかこまれ、
わたしは、幸せだと思っていた。
それから、一月もしないうちに、娘はいなくなってしまった。

★誕生日のプレゼントに娘から、ピアスをもらった。
とても、かわいいピアス。
少ないお小遣いでは、高くてかわいそうな気がして、
「高いからいいよ。お小遣い、なくなっちゃうじゃん。」
と私が言うと、娘は、
「べつに、自分は欲しいものないから、お小遣い持っていても
つかいみちないからいいんだ。」
と言って、買ってくれた。

わたしだけにじゃなくて、
その日に、弟たちと叔父夫婦のプレゼントまで買った。
弟の誕生日は、4月と6月・・・まだ、こない。
叔父夫婦は、3月だから、ふたりにティガーの
置き時計をプレゼントした。

これで、お小遣いは、すべてなし・・・。
それでも、娘はみんなに贈り物をしたかった。

弟たちに、
「まだ、早いけど、プレゼントあげるね!」
とうれしそうにわたしていた。

それから、部屋に戻って、前に自分が気に入って買った、
ペンダントやブレスレットを持ってきて、
弟たちに、
「これ、欲しがってたからあげるね。」
と言って、わたした。

・・・急にどうしたんだろう・・・。
そのときは、娘の行動がわからなかったけど、
今ならわかる。
もう、あげられないとこころのどこかで、
感じていたんだね。


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