19.ドキドキ(太陽とジェイの場合)


彼を見た瞬間、電流が身体中を走ったように痺れた。
声が出せない。
口の中が妙に渇いている。心臓が高鳴っていく。

まさか、漫画や小説、テレビで良くある事が自分に起こるとは予想もしていなかった。
誰かのことを考えて、頬が赤くなったり、ドキドキするなんて。
誰かが嬉しそうだとこっちまで幸せな気持ちになるなんて。

ジェイが生死不明だと聞かされた時は胸が押し潰されそうだった。
本当に怖くて、怖くて信じられなくてどうすればいいかわからなかった。
気がつけば、生きてるとかいってた。
――絶対、生きてると・・。

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