RIVE6-ナオキの命懸けレース


「頼む!!有栖川!」
と、海の景色を写生していたアオイに突如ケントとナオキが頼みこんできた。
「もしかして、先生の出した課題まだやってないの?」
「ああ!明日までに引き延ばしてもらったけど、とても今日だけじゃ間に合わないんだ!だから頼む!」
「オレ、居残りかかってるんだ!!頼む!」
「・・だから、遊びすぎるなって言ったのに」
アオイは呆れたようにため息をついた。
「そんな事言わないでお願いしますよ~、アオイ先生~」
「あっ、吉良君、ショウさん!ちょっと、こっちに来てくれない?」
「何?アオイさん」
「・・2人にお願いがあるんだけど、ケント君とナオキ君に宿題見してくれない?終わらせないと、2人とも居残り授業なのよ」
「宿題は自分のちからでやるものだよ、ケント君、ナオキ君」
「そんな冷たい事言うなよ、ショウさん。吉良~、お前なら俺の気持ちわかってくれるだろ?」
ケントがまるでお化けのように、甘えたようにして吉良にべたべたとくっつきながら言った。
「・・宿題なら、昨日の休み時間に終らせたけど」

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