Red Book of Northmarch

スパイダーマン2

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-Spider-Man2-
[2004 アメリカ]

■監督:サム・ライミ
■出演:トビー・マグワイア、キルステンダンスト、アルフレッド・モリーナ、ジェームズ・フランコ
■時間:2時間15分

-運命さえも敵なのか。-

spider-man2.2

■ストーリー■
グリ-ンゴブリンとの戦いから2年。スパイダーマンことピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は今日もNY(ニューヨーク)の街で大活躍!!しかしそのために自分の生活が犠牲になってしまう彼は大学やバイト先では遅刻を繰り返し、女優としての成功をつかんだメリー・ジェーンの舞台を見に行くことが出来ない。
そんなある日、敬愛する科学者、オクタヴィウス博士(アルフレッド・モリーナ)の核融合実験が暴走し、背中のアームと融合してしまう。実験の成功のためなら犯罪さえも辞さない凶悪な人間になってしまった博士は、マスコミから、「Dr.オクトパス」と呼ばれるようになり、街の人々から恐れられる。スパイダーマンとしての使命と、普通の青年として生きたいという気持ちの中で葛藤(かっとう)するピーター。父がグリーンゴブリンであったことを知らない親友、ハリー(ジェームズ・フランコ)はスパイダーマンを父のかたきと勘違いし、今も復讐心をつのらせ、メリー・ジェーンは宇宙飛行士との結婚を発表。
「自分はなぜ苦しい思いをしてまで正義の味方をえんじているのか」-ピーターはついにスパイダーマンの衣装を捨て去り、普通に生きることを決心。しかしピーターが愛しているのはメリー・ジェーンだと突き止めたDr.オクトパスは彼女を狙う。愛するメリー・ジェーンのためにスパイダーマンにもどることを決意したピーター。しかし、4本のアームの攻撃に大苦戦。そしてハリーに正体を暴かれてしまうピンチにたたされる。絶体絶命に思われたスパイダーマン=ピーターの運命は・・・。

■評価■
★★★★☆

■コメント■
スパイダーマンの正体は普通の青年、ピーター。なりたくて「ヒーロー」になったわけではない、「選ばれてしまった」だけ・・・いつも誰かを助けるために、自分のことは犠牲にしなければならない。メリー・ジェーンのことも、本当は愛しているのに、彼女の安全を考えると、あきらめるしかない・・・。親友ハリーも、彼の本当の正体を知らない・・・。こんなにも、「ヒーロー」とはつらいものなのか?(あのコスチュームは洗うと色落ちする。これも結構ツライ) 悩めるヒーロー、ピーター。なぜかスパイダーパワーも失いそうになってしまう。(やはりストレス?)今の彼には、「大いなる力には、大いなる責任がともなう」という言葉もプレッシャーでしかない。つらいよ!つらいんだよ!!でも、スパイダーマンは街の人々に愛されているのです!「ヒーローは、時には毅然として夢さえあきらめなければならないこともある」~この言葉、Narsil感動!
ところで、トビーくん、今回は大学生!(今何歳だっけ?)三作目はいつ公開なんだろ?次の敵は親友のハリーになるんだろうなぁ・・・つくづくツライ。(早く完結させて~~~)アメコミ映画も、なかなかいいもんです。大画面・音響で見る大迫力の戦いはやっぱり見ごたえがあります。(Narsilもビルの谷間を飛んでみたい・・・)「アクションもの~?」という人も、1度は見てみるといいかもね。
今日も頑張れスパイダーマン。


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