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2004年06月23日
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カテゴリ: ★★★な本
「催眠」が面白かったのでこちらも読んで見ました。

「催眠」の続編かとも思ったのですが、内容的には「催眠」の数年前という設定になっています。

そのせいかどうかわかりませんが、前回の主人公だったカウンセラー(催眠科科長)の嵯峨敏也はこのお話の中ではあまり目立つ存在ではありません^^;

それどころか嵯峨敏也の外見もなんだか全く違います・・・・

まぁ細かいことなのでしょうが、稲垣吾郎を配役にしたことに関係するのかな?と思います。


嵯峨敏也は正体不明の謎の女性からの電話を受けます。

かつて催眠療法の教師であった「深崎透」の失踪、そして彼は多分死んでいるということを「木村絵美子」という女性に伝えて欲しい。

それだけを一方的に指示し、電話は切れます。

謎の電話主とは一体?




前回「催眠」を読んでいたので、当然今回も嵯峨が事件を解決するのだろう。と思っていたのですが、今回はほとんど脇役という感じで、少しがっかりしました(笑)

けれど、このお話もとても面白かったと思います。

最後に謎の電話の正体がわかったときには泣けました(・_・、)

そして神経症をわずらっている絵美子がある事件に巻き込まれ、被害届を出したくだりでは警察の怖さをひしひしと感じました。

もちろんフィクションなのですが、実際にありえない話ではないと思うのです。

というのも、ドラマ化までされた「東京桶川ストーカー殺人事件」などがあるからです。

前作とは少し傾向の違う作品ではありますが、とても面白い1冊でした*^-^*





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最終更新日  2004年09月23日 22時09分47秒
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