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2004年09月09日
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カテゴリ: ★★★な本
千里眼シリーズです。


・・・・・・・・。またやってくれました松岡さん。( ´ー`)フゥ・・・。

この本はハードカバーで以前出版された「千里眼のマジシャン」を全面改稿し、小学館文庫として出版したものです。

前にも「千里眼の瞳」として出版されたものを大幅改稿し、さらに前編と後編に分け、小学館文庫から出版していました。

これってどうなんでしょう。

私の場合は「新作だ!!」と思って張り切って読んだので、余計脱力してしまったのかもしれないけれど。

同じ事件で2度おいしい♪みたいな感じなんでしょうか?読者の皆さんは。

でも改稿されたものの方が 明らかにイイ って場合でも、そう思うんでしょうか。



まぁそれはそうとして、やっぱり改稿されたものの方がいいんですよね。

今回とくに改稿されたな~と感じるところは、「千里眼のマジシャン」ではあっさりと殺されてしまった人が、こちらでは危ういところで助かり、しかも重要な役割を果たします。

こういうところからも感じたのですが、主人公のヒロイン「岬美由紀」が「どんなに悪い人でも出来る限り命を奪わない」というしっかりとした意思を持ったことにより、敵を倒しながらも命は助ける、という展開になったのだと思います。

内容自体もこちらの方が数段面白いので、「千里眼のマジシャン」を読んだ人も絶対にこちらを読んだ方がいいと思います。





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最終更新日  2004年09月09日 21時56分42秒
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こんにちは  
リバー さん
「千里眼の死角」の文庫に書いてありますけど、「千里眼のマジシャン」の話はメフィストコンサルティングの陰謀で捏造された話で、「マジシャンの少女」こそが本当の話だったってことですね。
どんでんがえしだったってことでしょうか…あるいは改稿を逆手にとったジョーク? 奥深いっすね@-@
(2004年09月14日 08時41分44秒)

Re:こんにちは(09/09)  
>リバーさん
こんにちは、はじめまして*^-^*
( ̄□ ̄;)!!そうだったのですか~
「千里眼の死角」はハードカバーの方でしか読んでいないので知りませんでした!
改稿を逆手に取ったジョーク。って気がします(笑)
松岡さんの本には随所にそういう遊び心が感じられますよね。
千里眼の死角だったと思うのですが、ハリーポッターの話題まででていたのには驚きました(笑)

また遊びにいらしてくださいね (⌒∇⌒)ノ フリフリ♪ (2004年09月14日 09時27分10秒)

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