●○なつ。の本棚○●

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2004年10月03日
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カテゴリ: ★★★な本
むむむずかしい~~!!と思わずうめいてしまいました。

森氏の他の作品を読んだときにも感じたのですが、内容があまりにも専門的過ぎるため読み手にある程度の知識・想像力が要されます。

今回の作品は 「そして二人だけになった」 と似た背景があります。

孤島の研究施設に閉じこもった天才工学博士「真賀田 四季」。

研究施設を訪ねた主人公「犀川創平」と「西之園 萌絵」が博士の部屋に入ろうとした瞬間、進み出て来たものはなんと・・・!

密室で起こった殺人事件。

犯人は誰か?

一見不可能に思われるトリックを解き明かす、というもの。



コンピューターに詳しい方ならわかるのかもしれません・・・

何よりも私にとって理解不能だったのが「動機」です。

それだけはどうしてもわからなかった・・・・

犯人はきちんと動機を明らかにしているのですが、どうも納得いきません。

もしかしたらシリーズの続きを読めば明らかになるのかもしれません。

登場人物の会話にもとても哲学的(?)なものがあり、考えさせられます。

「死」の定義について。

「死を恐れている人はいない。死に至る生を恐れているのだ。」

なるほどなぁ~~。

何度も読み返してみたい魅力がある本でした。






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最終更新日  2004年10月03日 21時51分52秒
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