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2005年04月01日
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カテゴリ: ★★★な本
千里眼シリーズの最新刊です。

千里眼シリーズは大体分厚いのですが、今回は特にそう感じました。(^_^;)

イラクでの日本人拉致。
またも松岡氏は実在した事件を盛り込んだ、リアルな展開を見せてくれます。
日本人の救出チームに加わった、元自衛隊幹部で臨床心理士の「岬 美由紀」。
武装グループから日本人を奪還しようとしたそのとき、武装グループと敵対する部族が攻撃をしかけ、戦闘が起こってしまいます。
なんとか皆を逃がそうと囮になった美由紀だけが、武装集団に捕らえられてしまう・・・!という内容。

シリーズで過去最悪な状況が、美由紀を襲います。

今回はイラク戦争をテーマにしているのですが、「なぜ戦争はなくならないのか?」というのはどの戦争にも共通していえることだと思います。
戦地における兵士たちの心理状態の説明もとても興味深く、もちろんフィクションではありますが、本当にリアルに感じました。

やがて迎える結末でも、さすが美由紀!!と拍手喝采してしまいます(^^*





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最終更新日  2005年04月08日 08時52分49秒
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