●○なつ。の本棚○●

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2005年05月01日
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カテゴリ: ★★☆な本
貴志氏の本は全部読んでいるのですが、そういえば最近見かけなかったな~と思い手に取ってみました。


途中まで読んでみて、まずビックリしたのは、この作品がミステリー小説だったこと。
今までのジャンルとは全く違いますね・・・。
前作「青の炎」もホラーではなかったですが、やはり貴志氏といえば「黒い家」に代表されるホラー作家の印象が強かったので驚いてしまいました。

第一部「見えない殺人者」
第二部「死のコンビネーション」

高層ビルの最上階で起こった密室殺人事件。
第一部では、犯人は誰?また、どのような手段で?という点に焦点が当てられます。

特にこの榎本というのは、なんだか捉えどころのないキャラクターで、そこが魅力的でもあり物足りなくもあるような(笑)
あまりに作りこまれているキャラクターなので、今までの作品に出ていた人物だろうか?と一瞬考えてしまうほどです。
もしかして今後、また彼を登場させた小説が!?なんていう期待もしています。

第二部では、一転、殺人事件の犯人の視点から始まります。
第一部であれだけ悩みに悩んだというのに、やけにあっさりと正体を現してくれて・・・なんてちょっと拍子抜けしてしまいました(^_^;)
また、殺人動機も、むむむ~~・・・・という感じで。
面白かったのだけれど、なんというか。やっぱり拍子抜けしてしまいました(^_^;)
でもトリックもすごかったし、登場人物も私は結構好きでした。
結構酷評されているようなので、、頑張れ~~!という気持ちです。(余計なお世話?・汗)





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最終更新日  2005年05月09日 23時36分06秒
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