●○なつ。の本棚○●

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2005年05月17日
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カテゴリ: ★★★★★な本
リンクもしていただいている「きたあかり」さんが、日記で感想を書いていらっしゃったことに興味を持ち、手に取った本です。

かつて将棋界で「東の天才羽生、西の怪童村山」と言われたほどの棋士がいました。
幼い頃に「ネフローゼ」という難病(肝臓の病気)に罹り、その闘病中に「将棋」と出会った村山聖。
「いつか名人になってやる!」という夢を抱き、命を削りながらも将棋にかけた29年の人生を、当時「将棋マガジン」編集部だった大崎善生氏が書き綴ったもの。


しかし、たとえ朝日がのぼらなかったとしても、そして熱にうなされて起こされるどんな漆黒の夜にも、村山は心の中に太陽を抱いていた。名人という光。》


病気による不戦敗を重ねながらも、家族や、師匠、そして周りの人たちに助けられながら、ただひたすらに名人を目指す村山聖。

夢にかけるそのひたむきさ、純粋さに心を打たれます。
家族や師匠の暖かい愛情に感動します。
そして、努力だけではどうにもならない、過酷な運命に涙します。

それでも、悲しいだけの本ではありません。

ただ漠然と日々を過ごしていた自分に、喝を入れたくなる本です。
将棋のことはよくわからない私ですが、この本に出会えて本当によかった!!と心から思っています。





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最終更新日  2005年05月19日 12時49分00秒
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Re:聖(さとし)の青春  *大崎 善生*(05/17)  
きたあかり  さん
こんばんはぁ~♪

この本が出た頃、お涙頂戴モノかっ!と思って敬遠して

ましたぁ~将棋もわかんないし・・。

でもこの作品、才能のある棋士が若くして逝去されたの

はとても悲しいことだけど、村山聖さんが可哀相・・み

たいな描かれ方してないですよね。そこが胸に響くのか

もしれませんね。 (2005年05月20日 01時00分39秒)

Re[1]:聖(さとし)の青春  *大崎 善生*(05/17)  
natsu530  さん
>きたあかりさん

こんにちは(^^*

>でもこの作品、才能のある棋士が若くして逝去されたのはとても悲しいことだけど、村山聖さんが可哀相・・みたいな描かれ方してないですよね。

そうですね、大崎善生さんの力かな、と思います。
大崎氏の本はまだ読んでいないので作風かどうかもわかりませんが、ここが泣かせどころ!というのではないですね。
そういうのって、感じるとなんか引いちゃいますね(^_^;)
今、パイロットフィッシュが手元にやっと届いたので、来週あたり読む予定です(^^*
楽しみ!!

そうそう、私も将棋はわかりませんが、村山聖の棋譜を羽生さんと先崎さん(だったかな?)が解説した本が出てるので、読みたいな~~って思ってます。
そのためには将棋のルールを勉強しないと・・・。 (2005年05月20日 09時07分56秒)

Re:聖(さとし)の青春  *大崎 善生*(05/17)  
さとうみみ  さん
こんばんは~。
今頃、コメントさせていただいちゃうのですが,hakoさんの感想を読ませていただいて,natuさんの感想も読みたくなりました。

生き方に「渇」です。ほんとに。 (2005年10月05日 22時02分42秒)

Re[1]:聖(さとし)の青春  *大崎 善生*(05/17)  
natsu530  さん
>さとうみみさん

こんにちは!
きたあかりさんのところでよくお見かけしていました!
私の感想、拙いものですが(汗)読みにきてくださってありがとうです(^^*

>生き方に「渇」です。ほんとに。

一生懸命、今を生きなきゃ。という気持ちになりますね。
一秒たりとも時間を無駄にしちゃいけないというか・・・。
無駄にしてばかりですが(-"-;) (2005年10月06日 09時23分57秒)

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