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過去の親子料理教室に寄せられた、ご意見ご感想に、家庭では上手く出来ない、家にはオーブンがないというのがありました
私もオーブンレンジを使ってパンを焼いた時、 この焼き上がりは何 と驚いたことがあります。
一応プロなのに、とんでもない失敗作に、正直凹みました
まろんさんからいただいた(ありがとう)お鍋の情報も含めて、
家庭でできる 簡単 おいしい クリスマスレシピを作りたいと思います。
研究に数日かかりそうなので、その間、パンの酵母を作っておきます
家庭でパンを作る時、イーストを使う方が多いと思います。。
私も半生タイプを愛用していますが、子供が大好きなりんごの皮などから手軽に天然酵母を作ることができます。
天然酵母の育て方
材料・・・りんごの皮や芯など 砂糖 水(沸かして40℃に冷ます)
用意するもの・・・消毒済の蓋つき広口瓶(インスタントコーヒーの空き瓶などでも)
1.りんごの皮を剥いたら適当に刻む。(不味いリンゴを皮付きで小さく刻んでもOK) 広口瓶の1/2くらいまでリンゴの皮を詰め、かぶるくらいの水を注いで、小さじ1~2の砂糖を入れる。蓋をして軽く振る。
2.1をパソコンの横や、ホットカーペットの上など(夏は暑くない所)において、30度を目安に保温しておく。
3.2日目から、小さな泡が出てくる。泡が出始めたら、日に何回か蓋を開けてガスを抜いて、振ってはガスを抜いてやる。3日目くらいでシードルのような香がしてくる。
これは3日目の終わり泡がシュワシュワ 
4、4日目には銀杏に似た熟成香がする。5~6日で大きな泡が出て、濁ったシャンパンのようになる。翌日に消毒した手や箸でりんごを取り出す。 プシュー、シュワーと元気な酵母液が出来る。冷蔵庫でしばらく保存できる。
これで、酵母液の完成です
この後、酵母種(元種)を起こしますが、酵母液(液種)のまま(ストレート方)でも簡単にパンが作れます。
酵母種と、酵母液からのパン作りは、また次回に
酵母は、フルーツや花、穀類、何でもOKですが、りんごやドライフルーツの干しぶどう(オイルコートなしを選ぶ)などが、作りやすいです。
味は、フルーツ酵母がおいしいです パンと相性がよい素材を選んで下さい。目安はワインになる果物かな・・・ぶどう、洋ナシ、桃、ベリー類・・・
状態が良いと2日で、酵母液が完成することもあります。
糖分が少ないハーブ類は、砂糖やはちみつを多めに補って下さい。
酵母菌は、生き物で、 水分 温度(20~30℃) 栄養(糖分) 空気(酸素) に気をつけてやれば増えていきます。
シュワシュワしない場合は、30度くらいに温めたり(お風呂の残り湯につける) 砂糖やモルトエキスを補ってみて下さい。それでもダメなら、捨ててやり直してください。
もし、嫌な匂いがしたり、カビが生えたり、異常に酸味が出た場合は捨ててください。
泡が出始めたら、よく蓋を開けて下さい(酸素) ガスで瓶が割れる危険性もあります。
同時に腐敗やカビなど有害物発生の可能性もあります。変だと感じたら捨て下さい。疑問があれば、いつでも質問してください。
必ず可食の果実、草花、穀物などで作ってください。
瓶の消毒は煮沸が基本ですが、加熱が不安な容器の場合は薬液など(薬液は消毒後、良く洗い流す)
酵母は実の部分より、皮などに多く含まれていますので、廃棄するフルーツの皮から作れます 表面に多く酵母がある為、軽く洗うほうがいいでしょう。。
酵母は、こうでなくては・・・というよりアバウトにいい加減に作るほうが、上手くいくとも言われています。 それでも、、、写真では粗く見えますが、皮は少し細かく刻んだほうがいいです
肩の力を抜いて、小さなペットを飼う感覚で育ててみて下さい