　　　　with sincerity　☆″　　　　～ももっちの natural field ～

ayado vol.2

ここで、お友達を紹介ということで、現れたのはアコギ片手に登場　宮野弘紀氏（ｇ）
なんとも素朴な感じの青年？　ん？　年令がわかりにくい顔…。童顔。

綾戸「私は、東京に出てってから　たくさんの友達が出来ました。音楽を通して会話をするのです。
　　　　　私は、難しい理論はなんもわかりません。
　　　　　ただ、音楽で自分の気持ちを表現することで素晴らしい仲間と出会うことができたのです。　
　　　　　ちょっと、そこのオネエサン！　彼、男前でしょ。
　　　　　お持ち帰りする？」

と、宮野氏を指す。
テレ笑いをしながらも、ギタリストとして　うす笑いを隠し、さざ波のような音色を奏でる。

綾戸　「ほら聞こえてきましたね。ここは、ハワイ？
　　　　こんな音を聞いていると、そう、あの映画を思い出します。
　　　　そして、自分もまるでヒロインになったような気分になるのです。」

体をゆっくりと、揺らしながら

綾戸　　「エリザベステーラーが、見えてくるでしょ。」（場内大爆笑）

『いそしぎ』を。
これが、本当に不思議。
どうして、こんなハワイアンにアレンジ出来るのだろうって。
ギターがまるで、ウクレレに聞こえてくる。
綾戸さんの耳に入ると、こういう風になってしまうらしい…。

綾戸　　「私はね、小さい頃から好きだった曲を、自分で聴いたまま
　　　　　感じたままに歌っているだけなんです。
　　　　　アルバムの中に、『LET　IT　BE』という曲があります。
　　　　　これを知らんという人は、恐らくこの中にはいないでしょう。
　　　　　今は、昔　はやった曲のリバイバルがよく出てますけど、
　　　　　私は、西郷輝彦さんが好きでネ。」

と、言ってモノマネが始まる。

綾戸　　「おいおい、素人名人会やないんやから止めてぇや。」

そして、フラメンコギター調のイントロが始まり、耳を澄まして聴いていると
「あっ！！　『Ｙｅｓｔｅｒｄａｙ』だ｡」
これが、どうして！？
歌詞はビートルズなんだけど、音はフラメンコなのです。
綾戸さんもまるでタップを踏むかのように、足リズムをとりながら、激しく歌いあげます。

「オーレィ！」

綾戸　　「音楽は、いくら同じ曲をみんなで聴いていたとしても、人それぞれ感じ方は全然違います。
　　　　　それで、いいんです。
　　　　　私も、音楽をやってきてわかったことがあります。
　　　　　それは、今日、今、これまでの生き方があなた自身の音楽なんです。
　　　　　どう感じるか、どう聞こえるかは、あなたの過ごしてきた環境なのです。
　　　　　自然でいいじゃないですか。裸になりましょよ。
　　　　　すっぽんぽんな心で聴いてください。」

『Ｉｎ　Ｍｙ　Ｌｉｆｅ』

そして、お馴染み口パーカッションの披露。
～パカパァカ～　ポァポァポァ～　ププゥピプウァゥァゥァ～～

綾戸　　「私、こう見えても小さい頃は、って今でも小さいですけど
　　　　　ひっこみじあんで人前でよぉしゃべらん子やったんです。
　　　　　ウソやと思うでしょ！？　それがホンマなんです。
　　　　　その遅れを取り戻すかのように、今、おしゃべりが上手になったんですゎ。」（爆）

ここで、もう一人のお友達（助っ人）の登場、佐藤ハッチ氏（ｂａｓｓ）
ブラックジャックのプリントの入ったＴシャツに、アッシュ系の色の頭をしたベーシストらしくないベーシスト。（失礼）

綾戸　　「出てきました！　なんかオッサンか兄ちゃんかわからんような人が出てきましたけど、
　　　　　信号のようにコロコロ髪の色を変えるんですゎ。」

そう言って軽く紹介を済ませ、見た目より、彼を紹介するならこれ！　ということで
ここからビックリ　あとで尊敬！　のステージを見せてくれることに…。

というのも、綾戸さんがアカペラで口パーカッションを始めたのです♪

　～シュビドゥビヅゥアップ　パパッパパラッパ　・…～　

楽譜は、当然ありません。
それを、険しい表情で見つめながら、コントラバスを弾き続けるハッチさん！
彼女の喜んでるのか、泣いてるのか、楽しいのか、苦しいのか　様々な表情からくる声に
合わせて、一瞬のズレもなく音を添えているのです。

　～　ベンベンベンベン　ボォンボボォン　ベベベンベボボンボ…～

エンディングまで息ぴったり！　すごい！！
大拍手～　！！！！
ハッチさん　先程の言葉を取り消します。　すみませんでした！！
どんな格好をされていようと、あなたは素晴らしいです。
その“腕”に私、惚れました☆★
いやぁ～　まじでプロの技を拝見しました。
と、素人の私が感動していると、

綾戸　　「みなさん見ましたか？　これがプロの崖っぷちの顔でっせ。
　　　　　すごい顔やったでしょ。
　　　　　何も決めてなかったもんですから。（笑）　
　　　　　今日は、実は、そんなんばっかりです。
　　　　　だから、演奏ではなく、合奏をしてみたいと思います。」

いやぁ～　本当におみそれしました。　M(_　_)m

　　　　　　　　ということで、続きはまた明日…。

ジャンル別一覧