最終章 自然育児はゴールじゃない☆


「自然育児(または育児)はゴールでない」
 という、一見当たり前のことです。

 自然育児(または育児)の情報を集めたり
 それを実際の自分の子育てに反映させていくことに
 夢中になって、それを極めることが目的(ゴール)の
 ようになってしまうのは、違いますよね。

 そこにはゴールなんかないのです。

 そして、それは、自分の人生を生きる、ということから
 逃げるために、または気づかないために、それに
 夢中になっているのかもしれないのです。

 母として、自分の人生を生きる、という上で
 確かに子育てって大きな部分を占めることでは
 あります。

 その中で、自然育児(または、別の育児でも同じですが)という
 世界に出会って、ライフスタイルや考え方に変化が
 訪れることは、自然なことだと思います。
 そして、それをもっともっと実践したい!
 その世界を知りたい!と思うことも当然だと思います。

 ただ、それを「自分の人生」と混同してしまっては、
 そこから動けなくなってしまいます。

 母でもある、妻でもある、オンナでもある、人である、
 いろいろな役割を含めての自分の人生ですが、
 その中で、「自分はどう生きるか」ということは
 常に持っていなくては(または求めていかなくては)
 子育てが終わった後に何が残るのかな、と思うのです。

 子育てすら、自分の人生を生きるためのエッセンスでしか
 ないのでは?と思います。
 子どもを育てることが目的、ではなく、自分の人生の中で
 子育てがある、ということを思えば、そこで必要以上に
 留まってしまうのは、残念なことです。

 ひとり、ひとりペースは違うでしょうか、むしろ
 自然育児を含め子育てによって、自分の人生や生き方に
 気づきを与えてもらっているのですから、そこから
 一歩進んで、社会における役割、社会の中での自分の
 生き方にまでコマを進めていけたら、という提案です。

 そんなこと、当たり前じゃん!と思えた方はもちろん
 大丈夫なんですが、意外と子育て中は自分の生き方の
 探求は完全ポーズ(一時停止)というモードになっている
 方、多いような気がするので、それが単純に
 「もったいない!」と歯痒いのです。

 子どもに与えることばかりにエネルギーを遣わないで、 
 もっと貪欲に自分も成長しましょう!

 そして、それを惜しみなく家庭や社会に還元しましょう。

 『片手は自分のために、片手は他人のために』
 これが私の中に常にあります。
 自分のために、という中には、自分の子どもも含まれています。

 両手を子どものためにつかってしまうのではなく、
 片手は家庭や社会や仕事に使えるように、とっておく。
 そして、どんどんつかっていく。

 そうすると、うまく自分の中で循環するように実感しています。

 子どもは親の背中をみて育つ、と言われますが、
 それは生き方をみている、ということですよね。

 「ヨッシャ、見ておきなさい!」と堂々と言える
 生き方、しているかな~。
 もちろん、そんな自信は早々持てないと思うけれど、
 そのドリョクはしていたいし、その方向に自分の目を
 向けていたいです。

 そうしたら、どんどん輝いていきますよ、絶対!
 そして、絶対生き方・運命、変わるはず、です☆

 そんな輝くママが増えたら、世の中もっとキラキラするよ~。
 輝くママ同士、磨きあえる関係が作れれば、
 子育てだけに悩むことなく、生きていけるし。

 とにかく、
 ママになって輝きやエネルギーをなくしちゃった・・・
 そんなオンナの人には、なって欲しくない!
 というのが同性としての強い想いです。

 輝きを失いかけてる、という危機感のある方は
 早速視点を変えてみてくださいね。 

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