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2013.02.10

【送料無料】エージェント・マロリー［ジーナ・カラーノ］

2011年アメリカ＆アイルランド映画、原題は"Haywire"です。

アメリカの人気格闘家ジーナ・カラーノが初主演、ハリウッドの主役級俳優が

ぞろぞろとその脇を固めたアクション映画です。

ニューヨーク郊外の田舎町のダイナーを茂みから様子をうかがう女性マロリー

・ケイン(ジーナ・カラーノ)。

やがて中に入ってきて席に着き一口コーヒーを飲むと、ほっとした表情を見せ

ます。ほどなく、そこに1台の車がやってきて、若い男性アーロン(チャニング・

テイタム)が降りてきたのを見たマロリーは想定していた相手ではなかったため

不満げな顔をします。

乱闘になりアーロンを動けなくしたマロリーは店内にいた見知らぬ男性客のスコ

ット(マイケル・アンガラノ)の車に一緒に乗り込み逃走します。

自分で運転しながら、マロリーはスコットに自分がフリーランスの特殊工作員で

あり、トラブルに巻き込まれたと事の次第を説明し始めます。

凄腕スパイのマロリーは、仕事をくれる民間軍事会社経営者であり付き合っていた

ケネス(ユアン・マクレガー)と恋愛関係をやめ、仕事だけは受けていました。

ある日、ケネスが自宅にやってきて、バルセロナに急ぎ飛んでほしいといいます。

アーロンと他2名の男性スパイと組んで、監禁されているジャン記者(アンソニー・

ウォン)を解放してほしいというアメリカ政府関係者コブレンツ(マイケル・ダグラ

ス)とスペイン政府関係者ロドリーゴ(アントニオ・バンデラス)の依頼だというの

です。

練ったジャン記者奪還計画を実施しますが、ちょっとした手違いがあり、発砲騒ぎ

になり、気づいて逃走する敵の見張りを一人どこまでも追いかけて始末するマロリ

ー。

無事ジャン記者をロドリーゴ側に引き渡し任務完了となったマロリーでしたが、

今度はケネスから同業者ポール(マイケル・ファスベンダー)と組んでアイルランド

大学時代にダイエットのために始めたムエタイで才能が開花し、大学を中退して

選手生活を始めたというジーナ・カラーノ。

屈強な大柄男性をも倒すパワフルさに圧倒されます。－＝≡ヘ(* - -)ノ

今回スパイ役を演じるために特殊工作とか武器の使い方を特訓したのはもちろん

のこと、いつもの全力を相手にぶつけては相手が怪我してしまうので、殴って蹴

っての振りをする特訓に数カ月を費やしたんだそうです。

マイケル・ファスベンダーとチャニング・テイタムはまともに格闘シーンがあり

ましたからね、本気だされちゃ大変なことになっちゃいますものね。

でも、ちっとも手加減してるように見えないからスバラシイ。

(｀∇´ )にょほほほ

激しい格闘シーンもスタントマンではなくご本人が演じられるので、顔だけの

アップとか遠目とか後ろ向きとかでなく、正面からはっきり見れるのが本作の

醍醐味でしょう。

俳優がアクションを演じるより、格闘家がアクションスターになることが最近

結構多くなった気がします。

プロレスラーのジョン・シナが主演した「ネバー・サレンダー肉弾凶器」も

強烈でしたし、ザ・ロックことドゥエイン・ジョンソンもプロレスラー業と俳優

業をうまく両立してますね。

私はプロレスは見ませんが、この2人はライバルなんですね。(￣◇￣;)

最近ではインドネシアの格闘技シラットの格闘家が主演する「ザ・レイド」(先月

ご紹介した)が、ハリウッドでも10年に1本のアクション映画だと高く評価され、

続編が期待されています。

ジーナ・カラーノは、女性らしさもあるので今後も活躍の場がいろいろあると

思います。

脇役の俳優は皆それぞれが主役級の人ばかり、その中に入っても見劣りしない

ほどの存在感で好演していました。アクションもスゴイぞっ!!

ちなみに、私は昨年末頃まで本作の題名を「エージェント・マロニー」だと思い

こんでいましたよ。　(´～｀ヾ)

オフィシャル・サイトでは、キックして、パンチするマロニーちゃんの画像が

ダウンロードできます。

思わずダウンロードしてしまいましたが、これって壁紙になるんだろうか…。

(￣∇￣;)

☆☆☆☆