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2016.11.09

「フィフス・ウェイブ」をみて

(2)

テーマ： DVD映画鑑賞(14649)

カテゴリ：映画鑑賞

「フィフス・ウェイブ」

2016年アメリカ映画、原題も同じく"The 5th Wave"です。

原作はリック・ヤンシーの少年向け同名小説です。

受賞はありません。

アメリカでPG-13指定、日本ではGです。

フィフス・ウェイブ(初回生産限定)【Blu-ray】 [ クロエ・グレース・モレッツ ]

あらすじ

【映画ポスター】フィフス・ウェイブ (クロエ・グレース・モレッツ) /両面

アメリカ、オハイオ州で両親と幼い弟サム(ザカリー・アーサー)と暮らしていた

女子高生キャシー・サリヴァン(クロエ・グレース・モレッツ)のこれまでの日常は、

ある日出現した巨大UFOの地球を周回し始めたことにより崩壊していきます。

キャシー一家の自宅近所にも現れ上空で静止していたUFOは、「アザーズ」と呼ばれ

その後、まずは第1波として、強力な電磁パルスで電子機器や飛行機、自動車などを

破壊。

第2波の攻撃は、津波。

サムと川に水を汲みに行ったキャシーは、湖しかないオハイオ州でも津波に襲われ、

機転を利かせよじ登った木の上で難を逃れます。

第3波は、致死率を上げられた鳥インフルエンザ菌を野鳥により拡散させて多くの人

類の命を奪います。

医療関係者であったキャシーの母も感染して亡くなってしまいます。

父オリヴァー(ロン・リビングストン)もついに、キャシーとサムを連れ徒歩で避難

することを決め、3人はキャンプ場にできた難民キャンプに身を寄せます。

父はキャシーに、拳銃コルト45をこっそり手渡し、何かあった時はこれで身を守り

新品北米版DVD！【フィフス・ウェイブ】 The 5th Wave！

ある日、キャンプに軍の車輌がやってきて、ライト・パターソン基地のヴォーシュ大佐

(リーヴ・シュレイバー)が「我々が来たからもう安全だ、まずは子供だけスクールバス

で基地に輸送する、大人は説明があるから集会所に集まるように」と言います。

一旦はバスに乗ったキャシーでしたが、サムが忘れてきたという熊のぬいぐるみを取り

に宿舎に戻った隙にバスは出発し、集会所では銃声が鳴り始め…。

【映画ポスター】フィフス・ウェイブ (クロエ・グレース・モレッツ) /両面

私の感想

フィフス・ウェイブ [ リック・ヤンシー ]

こちらもエイリアンの襲来SFモノということで、期待してみてみることにしましたー。

世界の90％？ほどの人類が死滅した設定の割にはさほど荒廃して見えませんでした(でも撮影

を行ったジョージア州メイコン市では元通りにする補償付きで通りを撮影用に破壊したとか)

し、さらに強力になったはずの鳥インフルエンザ感染者・患者が隔離されているスタジアム

内にマスクもつけずにノコノコ入っていき無事であるキャシーは、「バイオハザード」の

アリス級の不死身なんでしょうか。

いやいやそんなはずはない。(-ω-;)

キャシーはやたら無防備で注意力が散漫な気がするんですが、なぜか幸運なことにいい人

に偶然助けられたりして意外と無傷です。

(;￣ー￣)...

再会する学校の人気者ベン・パリッシュ役のニック・ロビンソンよりも、謎の美青年エヴァ

ン・ウォーカー役を演じたイギリス人若手俳優アレックス・ローの方が存在感があって、

映える俳優だなと思いました。

2017年公開予定の「リング」に出演しているようですが、私はホラー作品は見ませんので

確認できません。

筋肉質の体でしたので、アクション映画とかでもすぐに出演できそうに思えましたが。

他にも、「 インデペンデンス・デイ　リサージェンス」 のマイカ・モンローが目元黒塗り男勝り

な少女リンガー役、マリア・ベロがレズニック軍曹役で出ていました。

原作が少年向けの小説だからでしょうか、はっきり言って大人が見て納得いく作品には

なっていなかった気がしました。

危機感が感じられない。描き方が不十分なのでは？

アザーズの正体も不明のままだし、結末もうやむや。

残念～。「(≧ロ≦)

☆☆☆