那由多

那由多

PR

フリーページ

プロフィール

na-yuta

na-yuta

カレンダー

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月

コメント新着

学級通信チャレンジ @ Re:震災から1年(03/12) 福島第一原発で働いてきた私のインディア…
学級通信チャレンジ @ Re:自分にできることは何か?(03/13) ご無事で何よりでした 私は 南相馬市の方…
na-yuta @ Re[1]:夙に(12/31) >紀文の「つと」は知りませんでした。 …
かむ太郎 @ Re:夙に(12/31) あけましておめでとうございます。 そ…
学級通信チャレンジ @ Re:幸福2題(10/30) 立派なにんじんですねぇ~ 小さな畑…その…
2011年05月17日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日、突然思い立って、
泊村の原発を見に行ってきた。

動機は、”実際の空気を肌で感じたかった。”
(「放射能を」という意味ではない)
といったところだろうか。

と言っても内部の見学は何日か前に届出をしないと
ダメなようで、ゲートのところまでしか行けなかった。

ゲートがあるのは道道から脇道にそれて、
行き止まりの少し手前だった。


暫くしてから引き返したのだが、
中にいた警備の人が、いかにも不審者を
見るようににらんでいたように思われた。

そこからずーっと海沿いに走って、
岩内漁港まで行くと海を挟んで遠くに
3基の建屋を臨むことができた。

周囲が山に囲まれた岬のようなところに建っているために、
地元の泊村の人には見えないようになっているのだ。

これは 隠されているんだな と感じた。

地元の人が原子炉の隣で暮らしていることを



独裁者がいて、暴力を用いて強制するなら
心から従う人間は極めて少ないだろうし、
いずれ反発も起きよう。

ところが、今の為政者、権力者はそんなヘタなことはしない。
暴力の代わりにお金を使う。


最初は地元の漁協も反対していたそうだ。

しかし、補償金の補助金の雇用確保の・・・という
手を変え品を変えの攻勢や、地元の人間関係の
しがらみ等々で、最終的には抗うことができない
状態におかれた。

おそらく、原発の建っている自治体は皆似たり寄ったりだろう。

少し前にある人が「人のいのちをお金で買う」と
言っていたが、まさにそういうことだと思う。

通りすがりに、泊村役場の庁舎や中学校の校舎を見たが、
異様に立派だった。

一回受け入れると歯止めがきかなくなるのは世の常。

地元としては、4号機を建てて、
また補助金をもらうことを
期待しているとも漏れ聞いた。


北海道知事の高橋はるみさんは通産省出身だとかで、
かなり強力な(?)原発推進派だと思われる。

日々、原発から出る処理不可能な放射性廃棄物が
増え続けている現実があるのに、この期に及んで、
まだプルサーマルを導入しようとしていると聞く。

今回の福島の事故は、他山の石ではなく
単なる他人ごとなのだろう。

半減期が何万年というような放射性物質の処理は
次世代に回すツケである。
これは決してサステイナブルではないと思うがどうだろうか。

確かに、原発関連の仕事に携わっている人々が
周辺町村に数千人いるとのことなので、即時停止は
現実的でないかもしれないが、最低原子炉の新設と
プルサーマルだけは止める方向に行かないとおそろしい。

こんなことを書く程度しかできない無力な拙者ではあるが、
人間はそれほどアホではないと信じたい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年05月17日 15時14分44秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: