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2025.11.28

バルセロナと河合奈保子さん（湾岸道路N2)

カテゴリ：スペイン・ポルトガル

スペインの思い出の歌を紹介します。（1枚目）

1984年12月5日に発売された、河合奈保子さんの10枚目のアルバム「さよなら物語ーTHE LAST SCENE and AFTER」は、奈保子さんデビュー5周年記念アルバム「5th ANNIVERSARY」の第３弾で、ヨーロッパを舞台にした９曲でできています。売野雅勇さんが全作詞、筒美京平さんが全作曲をされています。

私はこのアルバムの中で、特にスペイン・バルセロナを歌った「湾岸道路N2」と、イタリア・ベネチアを歌った「水の中の蜃気楼」がお気に入りで、何度も繰り返し聴いていました。

歌詞のタイトルを見ると「BARCELONA CENTIMENTAL ー湾岸道路N2」と２つのタイトルが書いてありますが、この歌をうまく表現しているのは「湾岸道路N2」だと思います。
フランスの国境近くからバルセロナまで国道２号線が海岸沿いに通っており、主人公の女性が車を飛ばしながら昔の思い出を懐かしむという歌です。

オランダ勤務の時は、奈保子さんの音楽をカセットに入れて聴いており、スペインに行くと「湾岸道路N2」を口ずさんでいました。
バルセロナというと、すぐにこの歌を思い出します。

「BARCELONA CENTIMENTAL ー湾岸道路N2」（作詞：売野雅勇、作曲：筒美京平、編曲：矢島賢、矢島マキ）

「ヴァカンス終わりかけた海岸は

「Barcelona 海の蒼　思い出のまぶしさ
瞳を伏せるたびにメランコリー Barcelona」

（ちなみに、奈保子さんデビュー５周年記念アルバムですが、第1弾は1984年6月1日発売の「Summer Delicacy：サマー・デリカシー」で、A面が八神純子さん、B面は来生たかおさん、来生えつこさんが作られました。
第２弾は1984年8月28日発売の「DAYDREAM COAST：デイドリーム・コースト」で、奈保子さんが米国ロサンゼルスで海外録音された素晴らしい作品です。
デビュー5周年記念アルバムは、第３弾「さよなら物語ーTHE LAST SCENE and AFTER」以降も続き、1985年3月5日に第４弾「STARDUST GARDENー千・年・庭・園ー：スターダストガーデン」（売野雅勇さんが全作詞、筒美京平さんが全作曲）が発表されます。
その後、1985年12月12日には2回目のアメリカ録音となる「９２/１ NINE HALF：ナインハーフ」を作成され、奈保子さんのアメリカ横断旅行のミュージックビデオも発売されました）

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↓　河合奈保子さんの10枚目のアルバム「さよなら物語ーTHE LAST SCENE and AFTER」（1984年12月5日発売）