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09_人生と歩き方  般若心経


観自在菩薩行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智亦無得。以無所得故、菩提薩?、依般若波羅蜜多故、心無?礙、無?礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。
即説呪曰、羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶。般若心経

http://ja.wikipedia.org/wiki/般若心経

日本における般若心経

各宗派
日本では仏教各派、特に法相宗・天台宗・真言宗・禅宗が般若心経を使用している。ただし、浄土真宗は『浄土三部経』を、日蓮宗は『妙法蓮華経』を根本経典としているため、般若心経を唱えることはない。
真言宗では、読誦ではなく、観誦の対象としている。(般若心経秘鍵を参照)
天台宗では、「根本法華」として重視している。
浄土宗では、食事等の際に唱える。
臨済宗では、日用経典(通常行事用の経典)の1つとしている。
曹洞宗では、日用経典の1つとしている。
修験道では、修験者(山伏などの行者)が「行」を行う際に唱える。

一般の人々
一般の人々にとっては、「空」を説く経典と言うより、むしろ、「霊験あらたかな真言」の経典として受け止められており、一部には悪霊の力を空ずるという解釈もされた。また、神社で読誦された。
江戸時代には、文字を読めない層のために、内容を絵に表した絵心経も製作された。
また、現在では写経の際によく筆写されている。
成立について

西暦2?3世紀にインドの龍樹が般若経典の注釈書である『大智度論』を著したとされ、般若心経もこの頃に成立したものと推定されている。しかしながら、現存する最古のサンスクリット本は、法隆寺所蔵の8世紀後半(伝承では609年請来)の写本とされる貝葉本であり、漢訳経典より時代を下る。また、現在チベット等に伝わる写本も、それ以降の時代のものである。

漢訳の成立
最初の漢訳は3世紀に中央アジア出身の支謙が行ったとされているが、現存しない。
現存するものとしては、402年から413年の間に鳩摩羅什が訳した『摩訶般若波羅蜜大明咒經』が最古である。玄奘がインドに赴く際に携帯した般若心経は、これではないかという説がある。 

玄奘訳について
そして649年、インドより帰還した玄奘もまた『般若心経』を翻訳した。因みに、訳経史の概念として鳩摩羅什までの漢訳経典を「古訳」、鳩摩羅什以降、玄奘までを「旧約」、玄奘以降を「新訳」と言う。
しかし、内容のかなりの部分が鳩摩羅什訳『摩訶般若波羅蜜経』からの抽出文であり、玄奘が翻訳した『大般若経』の該当部分と異なるため、玄奘訳とすることに異論が出されている。現在、玄奘訳の最古とされるものは、672年に建てられた弘福寺(興福寺)の集字聖教序碑中の聖教序の後に付加されているものであるが、太宗が聖教序を下賜した648年から大幅に時間が経過している上、跋文に潤色したという記載もあることから、この碑文は玄奘の没後にその偉業を讃えるために鳩摩羅什訳を元に玄奘訳としてまとめられたものではないかとする説がある。
また玄奘訳は読誦用として広く利用されているが、そのテキストには版本によって、例えば下記の箇所のように、字句の異同が十数箇所存在する。
空即是色受想行識亦復如是(大正蔵)
空即是色受想行識等亦復如是(法隆寺本等法相宗系)




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