日本顎関節症リハビリ研究室 /より安定した快適咬合を求めて

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第二段階ダイレクトスプリント  micro tappingで 左右均等に 中心窩





>>>>>>>>>> 第二段階 ダイレクト・スプリント治療とは <<<<<<<<<<<<

歯の噛む面の上下の接触状態を検査し、上下の接触点少ない部位に,かなり薄いプラスチックを接着させて足して調整する治療です。

第一段階の出し入れするスプリントを長く装着して、症状が改善傾向にありますか。
スプリントを使っていると、噛み合わせは 安定感がありますか。
スプリントをはずしたときに、不安定ならば、はずしたときもより安定したかみ合わせをいかに作っていくか.ここが問題です。

第一段階のスプリントがしっかりとしている方で症状が安定した方を対象としています。

ダイレクト・スプリントは、あごの体操もあまりせず、スプリントをあまり使わないで、症状があまり改善しない患者さんに用いますと、時に強く不快感がでることがあります。筋肉が急には、なじまないのです。

いかにスプリントを外しても 安定した状態をたもつか。 
多くの歯科医師にとっては、あまり訓練されていない難易度の高いリハビリ治療です.まだ 検査も治療も健康保険には 正式には 採用されていません.

 厚労省の 高度先進医療です.

=====この第二段階のダイレクト・スプリント治療をしてくれる歯科医師を捜すのが一苦労です. 私にも 是非教えてください =====

私も根気よく丁寧に治療し,時にクタクタにへたばって苦労して治療しています.
時に本当に根気が要る大変な患者さんもいます.
もう勘弁して欲しいというくらい敏感で難しい患者さんもいます.
簡単な方もいますので,患者さんは,色々です.
いやはや,多くの経験と根気と集中力が必要です.
今まで甘く見ると痛い目に遭いました.
良い医師を探して欲しいと言われても情報が少ないです.私も知りたいです.全国各地の本当にうまい歯科医師を,教えてください.



>>>>>>> 第二段階  ダイレクト・スプリント治療の注意点 <<<<<<<<<<

ダイレクト・スプリント治療とは、取り外しができるマウスピースのスプリント装置でなく、歯の面にプラスチックを直接 接着し、噛むための上下の接触点を作りより安定するようにする治療方法です。

 接触点が多い安定感のあるマウスピース型のプラスチックの補正装置(スプリント)を 外したときにできるだけ弱く速くカチカチと咬んでみて下さい。

自分の歯は、どこが最初に接触しますか ?
どこの接触が弱く感じますか。

 プラスチックの補正装置(スプリント)は、日中も長く入れてられない方が多いため、効果が出にくいことがあります。
そのため、ダイレクト・スプリントを行います。
高いと思える自分の歯を削らずに、上下の接触が甘く低いと思われる部位に、プラスチックを貼り付けてしっかりと接触するようにします。自分では 外せないように ダイレクトに貼り付けます。

ダイレクト・スプリントは、24時間くっついているため、長く効果を出しますが、薬と同じで強さによって 個人差があります。

>>>>ダイレクト・スプリントでも効果が出にくいときは<<<<<<<


はじめの時期のダイレクト・スプリントは、実は弱くしています。
なじませるためです。本来よりも少し弱く接触させます。
それでも 患者さん自身は、強く感じるかもしれません。
咬み合わせの接触状態は、ダイレクト・スプリントの部位が少し高く感じても、時間と共に変化し、アゴのクセがとれてくると、 以前より甘く弱い接触状態になってきます。
 プラスチックを貼りつけた接触点が甘く弱いときは、 確かに効果が弱くて出にくく あまり補正する効果が弱いことがあります。
 ただし、少し強いと異物感や不快感があり、逆効果になります。 
 不快感が出にくいように、始めは、弱めに接触点を少しだけ増やすように、ダイレクト・スプリントを貼り付けます。
そのため効果が弱いことがあります。
また弱めのつもりでも はじめは異物感があり 1-2日経ちますと 慣れてきます。
基本は、弱めを繰り返してていねいにバランスを取っていきます。

今までのアゴの動きのクセやかみ癖もありますので、効きは甘いかも知りませんが、一度に少しずつ補正します。


>>>>>>> ダイレクト・スプリントの違和感による中断 <<<<<<<<

ダイレクト・スプリントでは、少しずつ弱めにていねいに足しながら修正していますが、個人差があり、時に違和感・異物感が強いときは ご連絡ください。
残念ながら接触をかなり弱めるか 時に外します。
反応が強い方は、かなりゆっくりするか、もしくは
ダイレクト・スプリントで補正する治療が できないこともあります。すべてはずします。しかし、滅多にありません。スプリント治療やアゴの体操からやり直します。
実は、あごの体操もあまりせず、スプリントをあまり使わない方は、今までの癖が強く、筋肉がなじんでいませんから、ダイレクト・スプリントを用いますと、強く違和感や不快感がでることがあります。筋肉が急には、なじまないのです。

どうか お願いです。
スプリントをできるだけ長めに入れてください。
噛み合わせが少し安定するのは、少しわかると思いますが、
反面 それ以上に、発音障害があり、異物感があり、不快なのは確かです。
人前では 入れたくないのもわかります。
しかし、できるだけスプリントを使用してください。筋肉を慣れさせてください。靴も新しいと、違和感があるのは確かです。磨り減った今までの靴の方が馴染みがあるのもわかりますが、その靴は バランスがよくないのです。ご理解ください。
かむかむ体操やアゴのストレッチの体操もぜひとも いろいろと工夫して してみてください。
筋肉がなじまないと 違和感が強く
第二段階のダイレクト・スプリント治療に入れないのです。
第一段階のスプリント治療しかできません。
 そのスプリントも異物感が強くしないならば、治療は お手上げです。
今までに ダイレクト・スプリントが違和感が強く不快感で治療を断念した患者さんが今まで数人います。
スプリントは あまり使用しない患者さん、
アゴの体操は あまりしない患者さん、
症状が強い、症状が改善しないと訴えられると、
医師は、仕方ないので、筋弛緩薬や鎮痛剤、安定剤などの薬剤の投与か
 それともダイレクト・スプリントを試みざるをえません。
 もしくは、治療をお断りするか。

筋肉が馴染んでいないと、
ダイレクト・スプリントが、時には 違和感が強く、治療が中断ということもあります。ボタンの掛け違いで 誤解されてしまったことが 悔しいです。
残念です。またの機会に お役に立てるといいですね。待ってます。
顎関節症は リハビリとして本気にならないと、
患者さん自身が、後々 もっと 痛い目に遭います。
痛い目に遭わせないように、老婆心でいろいろいうのですが、
 時に、ご理解いただけないときがあります。
日本語が伝わらないのです。
とっても悲しいです。
私が長年研究してきたことで 
 困っている患者さんのお役立ちたいのですが。



>>>>>>> # 口が開かないときのダイレクト・スプリント  >>>>>>>

 口の開かない開口障害の方は、症状が起こってすぐの時は、アゴの体操もダイレクト・スプリントもどちらも 効果が出やすいです。
しかし、タイミングが悪く、時期を逸して 数ヶ月、数年以上経過がたち、関節が変化しすぎていきますと、関節円板が変形し癒着し、アゴの体操もダイレクト・スプリントをしても何をしても効果が出にくくなりことがあります。

 口が開かない関節痛の症状が強いと、少し足しておいても上下の接触が甘くなり、足したブラスチックの量だけではで効果が出ないときは、仕方なく再度追加して接着させ 、少し強めに接触させてみます。
関節痛の時は、少し強く接触させるとより速くより良い効果が出ることがあります。
ただし個人差があり、異物感不快感が出やすい方もいます。両刃の剣です。
どうしても不快な異物感が強いときは、弱めます。御連絡ください。

時々しか治療にこられない方は、治療しにくいです。時々しかいらっしゃれないときは、効果が少し弱いですが、アゴの体操と出し入れするスプリント治療、少し弱めのダイレクト・スプリントを繰り返していくしかないときがあります。


<<<<<<< ダイレクト・スプリントの欠点 >>>>>>>>>

ご自分の歯を削らずに プラスチックを接着させるダイレクト・スプリントは、時にはずれることがあります。金属冠の時は、自分の歯よりはずれやすく、金属面をざらざらにしないと着かないこともあります。強く噛みしめる特に男性の方は、時にすり減ることがあります。脱離破損がたびたび起こる時は、破損しにくい咬み合わせを補正した精密冠でかぶせること薦めます。咬み合わせ修正用のプラスチックが時に はずれると 不安定な感じが強く感じます。 急にはずれると接着前に戻って はっきりと ズレていることがはっきりしたためです

むし歯の治療では、プラスチックでの治療は 保険で適応がありますが、同じ歯の上にプラスチックを貼り付けるのですが、咬み合わせとしての治療のダイレクト・スプリントは 日本の健康保険の適応がまだ正式にはありません。

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