日本顎関節症リハビリ研究室 /より安定した快適咬合を求めて

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歯周病、脳梗塞と関係?




読売新聞 2003年1月21日より


 歯周病が心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞の危険性と関係があるというデータを米ハーバード大の研究者らがまとめ、米心臓協会の専門誌「ストローク」(電子版)で発表した。

 歯が抜ける原因はさまざまだが、歯周病もその一つ。歯周病菌は動脈硬化の悪化に関与しているとの報告も最近増えており、心筋梗塞や脳梗塞の危険を高めている可能性がある。

 そこで研究チームは、冠動脈疾患や糖尿病にかかっていない40-75歳の健康な男性約4万人を12年間にわたり調査し、歯の本数(通常は32本)と病気の関係を分析した。

 この間、349人が脳梗塞になったが、歯が25本未満の人たちは、25本以上残っている人たちより脳梗塞になる危険が約1・6倍高かった。この数値は喫煙や肥満,飲酒など、脳梗塞を起こすほかの危険因子に個人差があるのを考慮したうえで算出されている。



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