Better and Best さらさらと流れるままに・・・ NEIN@成功翻訳家

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四人の食卓(韓国04) 3/15


チョン・ジニョン、パクシニャン、監督チ・スヨン

ホラーと言うジャンルになってますが、ただ怖いという従来のホラーと
まったく、違うジャンルのホラー。
私的に、これをホラーといっていいのかとても、怪しいのです。
ホラーというより、哲学的要素が含まれた、ヒューマンドラマ・・・
っていっても、ハッピーにはならないので、ホラーなんでしょうか・・・
うーん、ジャンルわけって難しいです(笑)

内容は、ある男が女に助けを求める、しかし、女は断る。
結果的に、男を助けるのだが、どちらも、精神的に耐えられなくなり
不幸になるお話。

信じることの大切さ、いや危うさなのかもしれない。
なにかを信じるとは?というのを説いた映画だと思う。
信じること、それは愛する者だったり友達だったり、はたまた親。
そして、自分の記憶。
どこまでが本当で、どこまでが嘘なのか・・・・
それは本人さえ時にわからず、まして、他人にはもっとわからない。

劇中のセリフでこんなセリフがある。
人というのは経験したから信じるんじゃない
人は自分が受け入れられることなら、どんなことでも、信じられる。

また、こんな話がでてくる。昔、ある村では、日照りが続き、ずっと雨が
振らなかった。そこで、村の人々は教会にいって、雨が降るようお祈りを
した。
村人は、教会の外に出ると、雨が降った。
一見、つまらない話に見える。
しかし、傘を持ってきた人は子供一人だったそうだ。

つまり、ほとんどの人が信じているようで、実は信じていないか、
それを示したかったのではなかったのか?

幽霊という眼に見えない存在を利用することで、信じる信じないの
難しさを説いてる気がする。

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