ケルトの夢

ケルトの夢

フル・モンティ


私の好きな映画ベストワンかな(冷静に考えるとわかんなくなるけど、おおむね)。


フルモンティ


まず、ロバート・カーライルがすごく好きな役者です。
(『トレインスポッティング』や『ワールズ・ノット・イナフ』ですごく危ない人を演じていた人)

で、この映画は、私にとって、笑って笑って、最後は泣き笑いの映画。

お話は、鉄鋼産業の大不況で冷え切ってしまった町、シェフィールドが舞台。R・カーライル演じるガズは、冒頭で、息子や友達と一緒に、閉鎖された工場の鉄を盗みに入ってる。なんせ、目下失業中で、息子の養育費出せないために共同親権を失う危機に直面しているから。

もう、ダメダメなわけだけど、本人たちのせいとは言えない。
職安には、かつての上司も来ていて、ガズとは「クラスが違うんだよ」という態度なんだけど、実は彼も妻に失業を言えないでいる。

切羽詰ったガズは、男性ストリップショーの人気に閃いて、仲間をかき集めてストリップで金を稼ごうと…

これが劇場長編デビューという、この監督と脚本家はすごいです。
アカデミー賞にもノミネートされた(監督賞かな?)けど、結果から言うと取らなくてよかった!
この作品に流れる反骨精神とヒューマニズムは、なんかアカデミー賞の権威には似合わないから。

ガズのダメ父ぶりが微笑ましくて、それに付き合ってあげる息子が可愛い。
美少年です!正統派英国美少年です!

ストリップやろうなんて、悪趣味な感じするでしょ?
それを、どうやってこんな傑作に仕上げるんだか。
「ヒューマンコメディ」なんだけど、シニカルで乾いていて、でもジ~ン。

う~ん、やっぱり大好きなものについて語るのは難しいですね。

(今検索したら、東京で半年以上の超ロングランを記録というから、共感してくれる人も多かったんだね、嬉しいです。)

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