にゃんカムパニ~

にゃんカムパニ~

にゃんこの主な病気


主な病気を覚えて、病気から守ってあげましょう!
人間と違って、様子を「見てみよう」は命取りになる危険性があります。
おかしいな?と思ったら、迷わず病院へ相談しましょう!
行かなくても、まず電話!!

ワクチン接種で防げる病気



【猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)】
  猫のヘルペスウイルスが原因で起こる猫風邪の一種。

   *空気感染でも移る病気。通常2週間程で回復するが、仔猫や体の弱っ
    ている猫などはひどくる可能性が高く、死亡することもある。特に
    仔猫は死亡率が高いが、早期にきっちり治療すれば、案ずる病気で
    はない。
  -治療- 
    インターフェロンや抗生物質で治療。鼻水や目やになどは湿らせた
    ティッシュペーパー等で拭き取ってあげよう。

 ※治療を中途半端で止めてしまうと、体内にウイルスが残り慢性の鼻炎に
  なってしまう恐れがあるので気をつけてあげよう。


【猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)】
  カリシウイルスが原因で起こる猫の風邪の一種。

   *感染猫との接触感染が殆ど。1度かかると免疫ができ、再発すること
    はまず無く、1~2週間で回復するが、肺炎を引き起こすと死亡す
    る事がある。猫ウイルス鼻気管炎に似た風邪の症状(クシャミ、鼻
    水、咳、目やに、発熱)。ひどくなると、口や舌に水泡ができる。
    こじらせて肺炎などの症状も起こしやすい。
   -治療-
    インターフェロンや抗生物質で治療。


【猫汎白血球減少症(FPL)】
  猫伝染性腸炎、猫ジステンバー、猫パルボウイルス感染症とも言われ
  る。

   *パルボウイスルが原因で起こる伝染性の胃腸炎で、感染力が非常に
    強く、死亡率も高い病気。感染後、急激に症状が悪化し、成猫なら
    早期治療で死亡率は低いが、仔猫は、1日で死んでしまう事もあ
    る。血液中の白血球が極端に少なくなるため、他のウイルスに対す
    る抵抗力が弱まり、合併症を起こす危険性もある。
   *ウイルスは猫の体外でも、1年以上生存するので、完全室内飼いの場
    合も人間の服や靴などの間接感染がありえる。
   *食欲・元気がなくなり、動かなくなる。高熱と激しい嘔吐や下痢の
    症状が起こる。嘔吐や下痢が、ひどくなると、脱水症状を起こして
    しまう。
   *早期に病院へ行く事。


【猫白血病ウイルス感染症(FeLV)】
  オンコウイルス(レトロウイルスの一種)が原因。白血病だけでなく、
  腫瘍、腎臓疾患、血液疾患等の病原になる。

   *主な感染経路は、感染猫の唾液、涙、尿、便、血液、母乳。母子感
    染も多い。ケンカやグルーミング、食器の共有からも感染するが、
    感染力は弱いとされ、数回の食器の共用程度では感染しないといわ
    れている。
   *感染猫の内、50~70%は感染後2~5年以内に死亡する場合が
    多い。仔猫の場合は発症しやすく死亡率も高い。キャリアでも発症
    せず何年も生きる場合や、ウイルスが突然消えてしまう猫もい
    る。
   *発症すれば、食欲不振、体重減少、下痢、発熱、貧血、脱水、鼻
    水、口内炎等の症状が見られる。



ワクチンの無い病気



【猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)】
  レトロウイルスの中の免疫不全を起こすウイルスが原因で猫科動物にの
  み感染する。俗に猫エイズといわれる病気。

   *感染しても発病しない場合や、発病しても長生きする事ある。
   *感染後、1年程度でガンが頻発するようになる場合もあれば、慢性
    の軽い症状のまま経過していく場合もある。また、キャリアでも全
    く発症せずに寿命をまっとうする場合もある。ただ、感染後4~5
    年で発症するケ-スが多く、発症後は数日から数ヶ月で死亡する事
    も多い。
   *現在有効な予防ワクチンは日本では認許されていないが、アメリカ
    ではすでにワクチンが認許されているらしい。


【猫伝染性腹膜炎(FIP)】
  コロナウイルスが原因で、腹膜炎や腸炎を起こす。一度発病すると死亡
  率が大変高い。ワクチンは無く、有効な治療法も無い恐い病気。

   *症状は2種類に分けられ、腹水が溜まるウェットタイプと神経が冒
    されるドライタイプがある。
   *1頭飼いより多頭飼い、雑種より純血種の方が感染しやすいといわ
    れている。
   *感染しても発症しない場合もあるが、発症すれば死亡率が極めて高
    い。感染後、発症に至る原因として栄養不良、免疫の低下、ストレ
    ス等が有力。


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