りらっくママの日々

りらっくママの日々

2007年09月28日
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カテゴリ: 映画


昨日の忙しさに引き続き、今日も出かけてきます~!

しかも、明日が運動会。

はうあうあ~!


「4月の雪」ノーカット完全版観ました~!

内容は、ネタバレになっちゃいますが、一言で言うと

不倫されたお互いの夫と妻が惹かれあっちゃう話~!

どうでしょう?

もうこの内容からして、人にオススメするような映画ではありませんね!

でも、私は結構好きだったりします。

人生に起きると思ってなかった、自分のキャパを超えた苦悩とか、

悲しみとか、喜びとか、

ほとんど、セリフがなく、切々と流れていく感じが。


まあ、でも、相手の旦那様がヨン様だから~?

って、書くとどっちらけかな?

でも、良かったです。

女優さんも美しかった~!

最初は普通の主婦にしか見えなかったのに、だんだん恋する少女に見えてきました。

スタイルもバツグンです!

脱いだらスゴイんです!

って、こういう普通っぽい美しさを持った人のことだと思いました。


映画館のシーンなんて、結構ドキドキしちゃいました。

もう、この完全版観たら、

カットし過ぎだろう!!!!

って、つい突っ込みを入れたくなります!

観終わった感が、全く違いました。

あまり評判は良くなかったようですが、

コレは私は結構好きだなぁ~。

眠たくなる感じがまたイイ~!

あはは~!



小説は、まだ最後まで書き終わってないのですが、

--------------------------------------    

「アイツとボク48」

<登場人物>
青山=アオヤン :ボク→社会人
赤木 :アイツ→大学の友達
カリナ →ボクの妻(ナンパで知り会う)
サキ →オレの元彼女
フジサワ →ボクの付き合った人
タカダ →オレの付き合った人


(詳しくはホーム右端のフリーページをどうぞ)




結婚してから一年経とうとしていた頃、
カリナが妊娠していることがわかった。

ボクは自分が親になるなんて何だか実感がわかなかったけど、
カリナの大きくなるオナカを見ているうちに、
しっかりしようと言う気持ちになってきた。

でも、内心はとても不安だった。
自分が親になんてなれるんだろうか…。

妊娠8ヶ月になり、カリナは産休と育休を取ることになった。
毎日家にいられることがこんなに楽だったなんて、嬉しい~!
と、彼女は家でゆっくり休んでいた。

「だから、早く辞めちゃえば良かったのにさ。」

「だって、家にいて何してればいいかわからないじゃない?
働いてた方が家事してるより、お金もらえるし~!
人に会えて楽しいし~。」

「まあ、いいんだけどね。無事にここまでになったから。
ホントは気が気じゃなかったよ。
そんなオナカで通勤してるなんてさ。」

「そうよね、ホント…。
つわりが無かったから、ちょっと甘くみてたのかもね。」

カリナはいわゆる食べつわりとかってやつで、
食べてから気持ち悪くなると言う、
ワケのわからないつわりだった。(ボクにとっては。)
お陰で、最初は妊娠したことさえわからなかった。

もうすぐ予定日だと言うのに、
家にいてもつまらないと言うカリナの要望で、
ボクは赤木くんを家に招いた。

…と言うか、赤木くんも一人暮らしだし、
誘えば月一くらいで遊びに来ていたけど、
カリナが妊娠したと知ってから気を遣ってるようだったので、
調度良かった。
いいのか~?と喜んで週末遊びに来た。

「うわ~、しばらく見ない間にこんなに大きくなったんだ?」

カリナのオナカを見ながら、赤木くんがしみじみと言う。

「大きな卵がハラに入ってるみたいじゃん?
スゴイなぁ~!」

「そうでしょ?
これから、エイリアンみたいにオナカから出てきたらどうしよう?
って感じよ。」

赤木くんが上等のジョークを聞いたかのようにゲラゲラ笑った。
彼はブラックジョークが大好きだ。

「エイリアンに食べられないように気をつけてね。
はい、これ土産~。」

高級アイスだったらしい。
渡されたカリナがはしゃぐ。

最近カリナはアイスが無性に食べたいとかって、バクバク食べてると、
ボクが赤木くんに話してあったからだろう。

「わぁ~!嬉しい!ありがとう~!
赤木くん、ステキ~!」

カリナが上機嫌で冷凍庫に入れる。

「カリナちゃんに好かれるのは楽でいいなぁ~。」

「え~?そう?何で?」

「物をあげるとステキな人だったりしない?」

「え?そう?

あ、ヤバ!そうかもしれない!
ヤダ!気付かなかった!」

本気で気付いたらしいカリナの様子に、ボクと赤木くんが笑う。

3人で、夕食を食べに行き、
カラオケを思いきり歌った。

そんなにデカい声出して、力んだら生まれちゃうんじゃないか?
と、赤木くんが心配したので、
ボクも心配になった。

「大丈夫よ~。
そんなんで簡単に生まれるなら楽でいいんじゃない?
大体、男が二人いれば、アナタ一人でいるより心強いでしょ?」

カリナがそんなこと言うので、
そう言われればそうかなぁ?
と、ボクらは意味も無くホッとする。
女って強いんだな…って、ささいなことで思う。

その夜、カリナがよっぽど赤木くんがいるのが楽しいらしくて、
泊まっていけばいいよ、と引き止めた。

「二人でそっちで寝ていいよ~。
私はベッドを占領させてもらうから。
ゆっくり飲んでいってね。」

そう言って、寝室に眠りに行ってしまった。

ボクらが一応、いつでも雑魚寝できるように、
布団を敷いておいてくれた。
そんなことするのさえ、ボクはハラハラするんだけど…。

「大学の時みたいだな。
こんなふうに、新婚家庭に邪魔できるとは思ってもみなかったよ。」

「赤木くんはボクらのキューピッドってやつだからね。」

「ふうん。じゃ、大切に扱われておこう。」

赤木くんは上機嫌で酒を飲んだ。
そこで、酔った赤木くんは、サキちゃんと会った時の話をしてくれた。
それは、ボクにとっては、かなり驚く内容だった。

「どう思う?冗談だと思うか?」

「…どうだろうな。わからないよ。
確かめられないの?」

「いや…。
確かめようと思えば、確かめられるかもしれないけど…。」

赤木くんはカラカラとグラスの中の氷を回した。
何かを考えるみたいに。

「でももう、サキが幸せだって言ってるから…。」

そう言って、赤木くんは黙った。

「そうだね…。」

ボクも赤木くんに同意して黙った。

気付くと話は逸らされていて、
いつの間にか眠っていた。






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最終更新日  2007年09月28日 10時31分03秒
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