りらっくママの日々

りらっくママの日々

2008年07月23日
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カテゴリ: 映画


月曜に書こうと思っていた記事を書きますね☆

まずは、池袋サンシャインでのビュッフェの様子です♪

こちら、泣く程行きたかったらしいチョコビュッフェタワー!

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せっかくできたのに、

息子コリラックは、既にオナカがいっぱいで食べられなかったんだよ~!

はい、こんな感じで私もたっぷり食べました~♪

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夜はナンジャタウンで餃子を食べました☆

も~、オナカいっぱいだったんで少量…。

でもって、コリラックとパパが青い鳥ってアトラクションで遊んでいてくれる間に、

私だけマッサージに行ってきちゃいました♪

遅くなっちゃって電車も座れず、

眠いってコリラックは泣きながら帰りました。


さて翌日は夕方から映画に!

「ポケットモンスター ギラティナと氷空の花束シェイミ」 観ました~!


劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール「ギラティナと氷空の花束シェイミ」

コレは劇場で座席が予約できたので、

焦ること無く時間15分前頃に行って観ました!

指定席の前の席にうまく座れて嬉しかったです♪

ジブリの映画 「ポニョ」 がやっていたせいか、

初めて満席じゃなく観た感じです☆

それと夕方だったこともあるからかな?

座席3分の2ほど埋まってました!

内容は、

鏡の世界と現実の世界を行き来するギラティナを使って、

鏡の世界を支配しようとする悪い人が…


って感じの話です~!


私はデオキシスの時から劇場でポケモンを観るようになったんだけど、

ん~、今年はちょっとどうかな?

相変わらずキレイな絵だったけど、

私はちょっとイマイチでした…。

毎年大人ながらに少し感動があったりしてたんだけどなぁ~!

シェイミが生意気だとコリラックがずっと言ってました。

変化したシェイミはちょっと手塚治さんの絵を思い出させました☆

劇場で観ると迫力があってイイんだけどね!

もうそろそろしたら、私も卒業かしら?

って思わされた感じでした~!

後ろの方では眠ってしまった小学生らしきお子さんがいたので、

今年の話はやっぱりイマイチだったのかな?

でも、毎年コレを観ると夏が来た気がします。

DSでシェイミがゲットできて満足です♪


SA410006


小説はラブラブムードなんで、

子供がいると書きにくいw



「ある女の話:カリナ」

次のデートは遊園地だった。

日が暮れてきた遊園地は寒くて、
私は手袋をしてても冷たい自分の手をこすり合わせる。

「手袋してても寒いの?」

「うん。私冷え性なの。」

「ふーん。」

青山くんはそう言うと、自分の手をポケットから出して、
私の手袋をはずして手を握ってきた。

心臓がキュンと音を立てる。

私の好きって言葉に自信を持ったのか、
大胆な行動をしてくれるのが嬉しかった。

「ホントだ。」

私の手を離さないで、
青山くんは自分のポケットに私の手を入れた。


  手を繋ぐと、その人を愛せるかわかる


久しぶりにそんな言葉を思い出した。

「アオヤンの手はあったかいね。大きいし。」

手から伝わるぬくもりが心地いい。

手を握ることがこんなに心を和ませるなんて、
こんなに感触に心が震えるなんて…

私の方こそ、こうしてるのが夢みたいな気がする。

「こうしてればすぐにあったまるよ。」

青山くんは優しそうにそう言って笑った。

もう片方の手もあたためて欲しい。

私も大胆なこと言ってみようかな。
やらしい女だと思われちゃうかな…。

そんなことを考えて、私の頭の中は邪心でモヤモヤし始めた。

青山くんとそうなることを望んでるくせに、
そういう関係になったら、今と違ってしまうんじゃないか?
って、怯えが入って口をつぐむ。

でも、心のどこかで、
ダメになるならダメになるで早い方がいいんじゃない?
って気持ちも起きる。
傷は浅い方がいいんじゃないかな…なんて。

次のアトラクションに行こうとする途中で、
高校生っぽいカップルが暗がりでキスしてたのがわかった。

結構気付いた人はチラチラ見ていて、
私もつい、大胆だな~なんて見てしまう。

彼らに比べたら、私達の大胆なんてたいしたことない。

「行こ。」

私が見ていたせいでトロトロしてたからか、
青山くんが私の肩をいきなり抱いて、
その場から離そうとした。

くっついた体から青山くんの体温が伝わってきてドキドキする。
私もあのカップルみたいに抱きしめて欲しいな…なんて思う。

でも、青山くんはそういうの苦手かもしれない。
サッサと行こうとしてたし…

そう思うと、
ますます女の自分の方がスケベなような気がしてきた。
だからすぐやれる女とかってケンちゃんに言われたのかもしれない。
ずっと忘れてた心の傷が蘇ってきて痛い。

素の私を出したら嫌われるかな…

青山くんの腕の中にいるだけでいいはずなのに、
自分がもっと多くを望んでることに気付いた。

「次何に乗る?」

青山くんが空気を健全なものに変えようとしてる気がしたので、
ちょっとイタズラ心が働いた。

「観覧車、乗りたいな。」

「えっ?」

あ、やっぱり、さっきのカップルを意識してるんだ?
って思った。

「チューしちゃダメだよ?」

真面目な少年をからかってるような気分になって、
可笑しくてつい笑って言ったら、

「言うかな~、そういうこと~」

と、青山くんが呆れたように笑った。

それでもそのまま観覧車の方に行くので、
もしかしたら…
って思った。

でも青山くんが向かい側に座ったので、
ふーん、余計なこと言っちゃったかな?って思った。
青山くんって真面目な好青年って感じ。

一方私はどうだろう?
さっきから変に意識してる気がした。
どうして彼といると、こんなことばっかり考えてしまうんだろう?

夜の観覧車から夜景が見えて、
キレイなんだけど、密室ってことが息苦しく感じて集中して見れない。
私はワザとムードを壊すようにハシャいであちこちを見回した。

「あれって、私が勤める方のビルかも?」

「ふーん、どれが?」

青山くんは何てこと無いように私の隣に席を移ってきた。
そのことにドキリとするけど、
私は振り向かないでそのまま窓の方を向いていた。

後ろから青山くんの声が聞こえると妙に緊張する。
触れられてもいなにのに、
さっき肩を抱かれたぬくもりが蘇ってきて、
落ち着かない気持ちになった。

「あのビルが沢山あるやつ…」

自分から誘って観覧車に乗ったくせに、
こんなに近くにこられると逃げ出したいような気持ちになる。
それなのに抱きついてしまいたくなるような…。
自分の気持ちを抑えるのでイッパイイッパイだった。

「ああ、アレ?一番高いやつ?」

青山くんが冷静に聞いてくる。

「ううん、あの緑の光が見える?」

私が青山くんの方を振り返ると、
思ったより近くに青山くんの顔があった。

目が合った途端、
自分の気持ちが恥ずかしくなって、目を逸らそうとしたのが引き金になった。
青山くんが強引に私の体を抱き寄せてキスをした。

私が逃げないように、
腰と首の後ろ側に手がまわされていて、舌がからめられた。
その舌の感触で、
やっぱり青山くんも初めてじゃないんだな…って、
ボンヤリと思った。

「ん…」

だんだん気が遠くなって、
声が漏れてしまったことが恥ずかしい。
青山くんは唇を離すと、
ギュッと私を強く抱きしめた。

「キスしちゃダメって言ったじゃん…」

「そんなの、守るワケないじゃん。」

青山くんが私を抱きしめたまま言った。

キスした位でこんなに体が高揚してしまうなんて思わなかった。
こんなこと今までなかった。
こんなに相手が欲しいと思ったことが無い。

  「もっとキスして…」

そう言いそうになった。
自分が変わってしまいそうで怖い。
欲しいと思う相手が自分を求めてくれる安心感に溺れそうになる。

心臓の音が聞こえてきた。
大好き大好きって言ってるような気がする。

「あったかいね。アオヤン…」

「うん…。
カリナもあったかいよ。」

青山くんは言い慣れたように、私を「カリナ」って呼んだ。
その響きがあまりにも自然だったので、
懐かしい気持ちになった。

ようやく出会えた気がした。

人を本気で好きになるって気持ちに。





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最終更新日  2008年07月23日 10時58分21秒
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