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2016.05.20
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カテゴリ: 映画(は)


迫力は満点です!

2015 アメリカ
ドラマ、アクション

監督
ロン・ハワード
Cast
クリス・ヘムズワース
ベンジャミン・ウォーカー

キリアン・マーフィー
トム・ホランド
ブレンダン・グリーソン

ストーリー
1850年、アメリカ。
ハーマン・メルヴィルという新進気鋭の若手作家がある男性の元を訪ねる。
その男の名はトマス・ニカーソン。
夫婦で宿屋を営んでいたが、宿の仕事は妻に任せっきりで、トマスは酒浸りだった。
メルヴィルはなんとか「エセックス号の真実を話してほしい」と、エセックス号乗船員の中でたった1人の生き残りであるトマスに迫る。
メルヴィルはこの時、同じく新進気鋭の若手作家ナサニエル・ホーソーンに強い対抗意識を燃やしていた。
しかし心のどこかで彼とは才能のレベルが違うとも感じていた。

しかしエセックス号たった1人の生き残り、トマスが語り出したのは想像を遥かに超える過酷で恐ろしい旅だった...。





感想
(ちょっとだけネタバレします)
いや~やっぱりこーゆー作品は映画館で観ると迫力があって良いです!
タイタニックばりの迫力でした!!


あんなに苦労して油を取ってたなんて知らなかった!

私は原作の「復讐する海」もメルヴィルの「白鯨」も読んだ事がないのですが、メルヴィルの「白鯨」は実話が含まれていた!って事になりますかねー。

とにかく主役のクリス・ヘムズワースのカッコ良い事!!
めっちゃ男臭い作品なんですが、頼れるイケメンで素敵でした。

さらに今作は「白鯨との闘い」という題名ですが、それだけでなく、お家柄から来る差別や船旅の危険、友情なども描かれていてボリュームは満点です。

しかし「白鯨との闘い」という題名がつくぐらいですからそこがメインだと思いますし、そこにかなりの力を入れてるのだろうと思ってたわけですが、迫力は満点なものの意外にそのシーンは短いです。
いまいちポンコツな邦題です。
もし私は邦題を考える人ならもう少し内容に沿ったマシなのを付けると思います。笑
てか、原題のままでよくねー?
いくらメルヴィルの「白鯨」について紐解かれた話であっても、「白鯨との闘い」と限定した題名をつけてしまうと意味が違くなってしまうと思います。

そんなわけでそこをメインにアクション作品を想像して観ると、残念な思いをするかもしれません。
アクション作品というよりはドラマ作品です。

また白鯨と目が合うシーンがあるのですが、あそこはイマイチ納得出来ません。
至極単純に考えるならば「こちらに敵意がなければ、奴にも敵意はない」という意味に取れます。
しかしあんなモンスターと1度は闘ったチェイスの心中、そして死んでいった仲間達、「殺せ」と叫ぶ船長、何を表現したくてあのシーンが出来たのか?
チェイスの心が折れたのか、あんな小さな船で闘っては危険と思ったのか、それともあの時に鯨を殺す事が怖くなってしまったのか、目が合って「奴も必死で生きてる」と共感したのか、イマイチよく分からなかったです。
ちなみにチェイスはその後商船に乗る事になるので、捕鯨は辞めてます。
その辺から推測するとやはり共感したのか、敵意がなければ奴にも敵意はないと感じたかでしょうかね?

それに名家の出で船長のポラードと貧しい出でよそ者である事から船長になれなかったチェイスの対立はあるものの、2人の対立が激化し、やがて和解しというところがあまり詳しくなく、上手に描けてなかったと感じます。
ポラードが怒鳴るのは1度きりですし、あんな風に言われてキレないチェイスは大人でしたが、もう少し他のシーンでチェイスにも激情が欲しかったです。
てかあの時かなり「はぁ?」とか思いましたけどね。
ポラードのふざけた説教と横暴さ加減に。笑
冒頭に「名家のお坊ちゃんの子守を押し付けられた」と愚痴ってたわけですから、本人を目の前に何も言い返さず終わってしまうと、なんかチェイスってカッコ悪いってなっちゃいます。
結局激しい対立もなく和解もない様に見え(まぁいちお和解っぽいシーンあるにはあるんですが、めっちゃあっさりしてて短い)その割に、なぜラストシーンで急にポラードはチェイスの言う通りにしたのか、釈然としません。
ストーリー的には筋は通ってるんですが、そーゆー感情の起伏が少ないのでしっくりこないんですね。

そんなわけで迫力はありましたしボリュームも満点でしたが、「白鯨との闘い」という題名から想像する内容とは全然違う事、ポラードとチェイスの対立が雑な事、題名からは想像つかない漂流シーンの長さを考えると評価はまぁまぁってとこです。

my評価6点(10点満点中)





概要
原作はアメリカ人作家ナサニエル・フィルブリックのノンフィクション小説「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」。
作品はアメリカ人作家ハーマン・メルヴィルが描いた代表作「白鯨」に隠された真実を描いており、「白鯨」はフィクションの海洋冒険作品であるが、全てがフィクションではない事を示唆している。
監督は「バックドラフト」「ビューティフル・マインド」「ダ・ヴィンチ・コード」などを手掛けたロン・ハワード。
主役のオーウェン・チェイス役に「マイティ・ソー」のソー役でお馴染みクリス・ヘムズワース。
脇を固めるのは「愛についてのキンゼイ・レポート」や「父親達の星条旗」のベンジャミン・ウォーカー、「28日後...」や「麦の穂を揺らす風」のキリアン・マーフィー。


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Last updated  2016.05.20 14:45:28 コメントを書く


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和希ちゃん8383 @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) ツルノカミさんお久しぶりです。 コメント…
ツルノカミ @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) 和希ちゃん8383さん、 お久しぶりです。 …
和希ちゃん8383 @ Re[1]:男と女の不都合な真実〜自由気ままに映画日記(07/03) ツルノカミさん コメントありがとうござい…

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