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2011.05.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
先日、書いたタイトルのつづきになります。

サントリー美術館で見た「美」の数々

陶器、磁器、漆工芸、絵画、絵巻、ガラス、

茶道具、着物等

全て「生活の中の美」という観点からの

展示です。

ただ見事としかいいようがありません。

古人の神業。。

この中に日本が生きているのです。



そして、ふと、なぜ私はこれを見ているのか?

と思いました。

そして、直観で「見せられた。」と響いてきました。

選ばれた、呼ばれたということでもあるかも

しれません。

例えば、100円の器と美術品、誰が

見ても歴然なのですが、100円の器は人を選ばない。

でも、美術品は、人を選ぶのです。ただ観るだけでも。

「本物」に見られているのですね。

それを強く感じるのです。

昔、ある人が「美術品には、時間が入っているんだよ」



それは、時間を超えて、この現代世界にやってきてる。

確かにそんなようにも捉えられるかもしれない。

その美術品の中にこめられている魂というか心を

感じるととても感動を覚えるのです。自然というものに神を

見出し命をかけて作りだす技。



14世紀南北朝時代の「蓬莱蒔絵手箱」、15世紀室町時代

「小倉山蒔絵硯箱」、その他蒔絵の香合とか。

まさに、この絵の中に宇宙が見える。古人の心の中の

理想世界。また、土佐派の室町時代の「四季花鳥図屏風」、

「秋冬花鳥図屏風」、「源氏物語図屏風」、狩野派の

「春夏花鳥図屏風」、どれも黄金世界。自然とは、神仏の世界。

そういう古人の心が伝わってくるようです。

他にも、ガラスは、江戸切子、薩摩切子。ものすごい美しさです。

斬新で粋なデザイン。。

また、ジャポニスムの影響を受けたエミール・ガレの作品も素晴らしかった。

器では、織部や鼠志野、三彩壺。備前の牡丹餅文皿、伊万里の柿右衛門、

九谷様式。。すごいですよ、実に。

乾山、道八、仁静、光悦などの達人の茶碗。

着物も、能装束や小袖の数々。

日本人には、美に対する古来から特別な遺伝子が伝わっているんだと

感じました。

繊細な蒔絵の中に描かれている世界は、まさに日本の自然の美

そのもの。ここは弥勒世界です。神の世界を描いているんですね。

だから、この中に意識を合わせると、とてもいいようのない喜びを

感じるのです。この「完成された美」こそ「弥勒世界」だと感じました。

現代は、科学こそ進歩してきましたが、元々の人間性

(神性)は反比例して退化しているのかもしれません。

人間が神的に生きるとは、美しく生きることなのかもしれません。

美は調和なのです。日本の自然は古来から大調和の中にあるのです。

でも、残念ながら、そこに生きる人間が追いついていないという

ことなのかもしれない。美しい東北は、神の世界としてあらたに

美しく蘇えるしかないのです。それが天からの意思のようです。

古からの宝物の中に大きなヒントは隠されているように

思えるのです。

もう、日本人は、日本(文化)に戻る時なのかもしれません。

そう強く感じるのです。








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Last updated  2011.05.08 17:26:06
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